シアンさんの映画レビュー・感想・評価

シアン

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シライサン(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

僕はバンド活動をしています。そしてTwitterもやってます。

正直に言うね。
どちらも承認欲求全開だからです。

見て欲しいの!もっと僕を見て欲しいの!!そして「イイね」って言って欲しいの!!!
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mellow(2020年製作の映画)

4.1

Flilmarks試写会にて鑑賞。

昨年観た『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』に続く今泉力哉監督作。前二作は昨年の邦画私的ベスト10に入れたほど好みだった。今作も大いに期待して鑑賞したが
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.8

歳がバレそうだけど、僕はリアルタイムで原作を楽しみに読んでいました。それ故、ドラマ化・映画化にあたり、池松壮亮と蒼井優はミスキャストじゃないか?って当初思ってました。

…ごめんなさい。

これ以外は
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

4.0

最初、チャッキー見て「なにこれ、ブッサ!」って思っちゃった。

だけどね、話が進むにつれもう、チャッキーが愛らしく健気で、感情移入しまくり。

親友を愛するチャッキー
親友を苛める奴から、親友を守りた
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貞子(2019年製作の映画)

4.2

一言で言って最高でした…

レビュワー様方の酷評が多いので観るのためらってたんですが、観てよかった。

たしかにね、不朽の名作『リング』の系譜として見ると物足りないかもしれない。それはこれまで観てきた
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.6

「機転の効くお調子者の成り上がりストーリー」かと思って観に行ったものの、鑑賞途中で「真性サイコパスによるやりたい放題エンターテイメント」だと認識しました。

製作者にはおそらく「反戦」だとか「史実を明
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.6

恐ろしかった…

展開はサスペンスというよりホラーのそれ。生理的に嫌悪感を誘うビジュアルや効果音の連続に、神経をすり減らされる。

全篇ドキュメンタリーのような描写で、映画的な大げささはないものの逆に
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.9

原作未読。それにしても東野圭吾原作ものは面白い。これからも映画化作品を最大限楽しむために、彼の新作は読まずにおこうと思う笑(※映画鑑賞後はちゃんと読んでます)

豪華キャスト陣によるいくつかのエピソー
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

4.7

何だろう、これ、すごく好きなやつだ。

おそらく精神障害の類だろう、奇行を繰り返す母親。だけど娘に対する愛情は常にあって。
その娘マチルドは、そんな奇行に悩まされながらもやっぱりママが大好きで。

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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.6

「映画が大好きです」と人に言うと、決まって聞かれることは「今まで観た中で一番好きな作品」だ。

そんなとき、決まってこう答えてきた。
それは『ロッキー』だと。

それほどに思い入れの強いシリーズが今も
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迫り来る嵐(2017年製作の映画)

3.0

これはちょっと私には合いませんでした…

まず、主人公の行動原理がわからない。
なぜそこまで殺人犯の捜査に執着するの?

過去に何かあったから?
そのバックボーンがまったく描かれないのでそうではなさそ
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あん(2015年製作の映画)

4.2

ある事情で人生を諦めているどら焼き屋の店主。その象徴が、業務用の出来合いあんが詰まったどら焼き。

そんな彼の前に現れた老婆。彼女の作るあんはとても美味しくて、どら焼きはもちろんのこと、店主の生に活力
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.9

父母がおらず、幼い頃から祖母に育てられたトーマス。祖母も亡くし、ひとりぼっちの彼の恋人は家庭持ちの男性。

その恋人をも事故で失ってしまった彼の孤独感、寂しさは想像するに余りある。ほとんど動かない表情
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.9

おおげさかも知れないが、死生観が少し変わった。

「死ぬ」ということの定義。何を以ってそれを「死」と呼ぶのか。

脳死?
心臓死?
両方停止したら、死?

いずれにせよ、本人の意思はもうそこにはない。
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりに観た会話劇。毒と皮肉に溢れる長台詞の数々、ボキャブラリーの豊富さに感心しつつニヤニヤしっ放し。楽しい楽しい。

ヤマライオン遭遇からの野外セックスのくだりなんて、最高に馬鹿馬鹿しくて大好き。
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それだけが、僕の世界(2017年製作の映画)

3.9

新年一本目に選んだ作品、いきなり凄いものを観てしまった。

ものすごくベタな展開だけど、無駄なシーンがひとつとしてないことと、役者陣の見事な演技によってグイグイと引き込まれる。

すべての登場人物が魅
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キックス(2016年製作の映画)

3.8

「弱虫が発奮して男になる物語」

ひとことで表すとそれだけなんだけど、抜群に面白かった。

アイテムの使い方が上手い。「たかがスニーカー」と思うことなかれ。年頃の男の子にとって、それがスニーカーだろう
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マイ・サンシャイン(2017年製作の映画)

3.0

ごめんなさい、何か散漫な印象を受けました…。

伝えたいことが何なのか、今ひとつ見えて来ない。家族愛なのか、差別の根深さなのか、集団心理・暴動の恐ろしさなのか。おそらく全てでしょうが、そもそも尺が短い
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.5

いわゆる「社会不適合者」である寧子。

他人と関わることが難しいばかりか、「あなたは私と別れられていいな」「私は私と別れられない」とまで言う。

私も様々な理由から多分に生き辛さを感じているので、寧子
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

僕はバンドマン。
最愛の妻はガガ様とダンスが大好き。
これは揃って観に行くしかない、ってことで観てきました。

もう鳥肌と感涙の嵐でしたよ…

まず、アリーとジャック、各々のライブシーンがとてつもない
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来る(2018年製作の映画)

4.3

「ホラーエンターテイメント」とでも呼びたくなる。エゲツない描写で人がバタバタ死にまくるので苦手な人にはまったく薦められないけど、私はワクワクドキドキで最高に楽しめた。

ド派手な色彩とヘビーな音楽、ア
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斬、(2018年製作の映画)

4.0

鮮烈、重厚、緊張。

片時も目を離せない展開。あまりのスリリングさに身が硬直して、終演後もしばらく席を立てなかったほど。

役者の演技に圧倒される。特に顔のつくり。
これでもかと繰り返される顔面への寄
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.8

予備知識なしで観たけど、これ実話ベースだったんだね…その事実にまず驚愕。

豚小屋のように劣悪な刑務所環境。刑務所なのに秩序はまったく無くて、汚職やクスリ、果ては殺人まで何でもアリの無法地帯。これが実
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

伝記映画としてはもちろん、音楽、友情、悲恋、家族愛、LGBT問題、すべての要素が最高のレベルで結実していて奇跡のよう。

いきなりベタ誉めだけど、本当に貶す要素が見当たらない。割と長尺でありながら体感
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

パパのネットリテラシー恐るべし。
サイバー課からスカウトが来そうな勢い(笑)。

ネット人口はリアルな人口と同等なのでは、と思うほどにSNSが普及した世の中。
膨大な情報量の中でどのように真実に近づい
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

ヴェノム良い奴過ぎる問題(笑)
ぜんぜん「最も残虐な悪(ダークヒーロー)」じゃないよね。

アメコミに詳しくないので、本来どんなキャラクターなのかよく知らない。そのことが功を奏したのかも知れないけれど
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嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

3.0

複数の依頼の繋がりや顛末が少々わかり辛く、さらに展開が遅いというか冗長に感じられて、心地よい眠気が…
もう少しスッキリ作れなかったものか。題材としては面白いのに惜しい。

後半の展開、真相も正直、読め
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

じんわりと、こころが満たされる。

お茶の世界の作法は見慣れないことばかりで、新鮮かつ楽しい。序盤はクスクス笑いながら観ていた。

そのうち年が経つにつれ、主人公典子は様々な経験を重ね、習い事のみなら
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テルマ(2017年製作の映画)

4.0

おもしろかった!

鑑賞後に思い返すと、結構ご都合主義だったり説明不足な部分がある気がするんだけど、観てる間は目が釘付けでした。ストーリーや場面展開のテンポが良く、引き込まれた。

でもこれ、ホラーじ
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.8

美しい映画。

まず、マドレーヌが美しい。
幼児期、少女期、青年期のどれもがとても魅力的で、そのことだけでも大変に満たされる。

魅力はもちろんそれだけではなく、文字通り透明感あふれる情景・心理描写に
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.9

これ、すごく好きな作品です。

作り上げた虚像と戦うことで現実から目を背ける少女の物語にも見えるし、実は巨人は実在したとして見ても成り立つところが良い。

ちなみにぼくは割と後者の視点で見ていました。
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

「この夏が、いつまでも続くような気がした」

ひと夏の、奔放な青春のきらめき。
でもそれは、薄氷のような危うさの上に成り立つもの。ひとかけらの綻びから砕け散ってしまいそうな。

だからこそ、かけがえの
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.9

なんという運命のあや。

一度狂ってしまった歯車は、ふたたび噛み合うことはないということか。我々の実生活でも、一旦味噌がつくととことんうまくいかないことがままあるけど、負の連鎖とは本当に恐ろしく悲しい
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

レバノンとパレスチナ難民の歴史や背景について深くは知らない。

知ることでまた違う見方ができると思う。
しかしそれ抜きにしても、人が誰しも大小抱える心の傷と譲れない部分、怒りや悲しみが生々しく感じられ
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.9

生々しく、恐ろしく剥き出しで、粗野で下品で歪んだいくつもの愛情。

思わず笑ったり眉をひそめたり、あっと驚いたり。130分とやや長尺ながらまったく長く感じなかった。

先に「歪んだ愛」と記したが、「愛
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.7

クリストファー・ロビン曰く「おばかなプー」が、少ない語彙で放つことばがいちいち人の本質を突く。

幼いころ。僕はあのころ、どうだっただろう?
どんなことを考え、日々を過ごしていただろう?
あのころ笑い
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