グラビティボルトさんの映画レビュー・感想・評価

グラビティボルト

グラビティボルト

思い出し感想多し。
ガンガン高評価安売りでイキます。
ってか面白いんだから仕方ないじゃん?
因みにベストは好きな活劇を並べたやつです。

映画(688)
ドラマ(0)

ハプニング(2008年製作の映画)

3.6

「風が危険で、集団を襲う」というシチュエーションに夫婦を陥らせて絆の復活を試みる変な映画。
普通前触れとして使う「風」そのものを怪異として扱うので実質前触れや予感、予兆無しに人が静止して自滅行動になる
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サイン(2002年製作の映画)

4.2

「サイン」レンタル鑑賞。
ヤバかった。全く記憶になかったから再鑑賞したんだが、Xファイル風のテレビ映像やアルミホイルの帽子等擽りを入れつつきっちりSFホームドラマをやっている・・・ハズなのに終盤で一気
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.7

続編である事を隠さなきゃいけなかった、
スプリットに比べてかなり自由度が高い。
ブルース・ウィリスもガンガン出るので例えば鏡のイメージは随所に出てくるし監視カメラによって漫画のコマみたいな
「枠」演出
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.0

撮影ディーキンス、サントラハワードなのに滅茶苦茶慎ましい。
漫画のコマを思わせるドア枠や柵等の区切りが印象深い。
初めて活躍した後の朝食、今のヒーロー映画からは考えられない程の静謐さで、
ライミスパイ
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

4.3

言わずと知れた!な西部劇。
これがなかったら存在しない映画やシーンは沢山あるでしょう。
例えば同じ孤立無援を扱ったシュワのラストスタンドや、この映画の
「靴に泥の着いた刺客を酒屋で炙り出す」を火を使っ
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蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

5.0

前作、蛇の道は心霊的に見えるビデオや
人違いの復讐を通して恐怖の起源に迫るという高橋洋成分で出来た「心霊映画」だったのに対して今回は、
銃の扱い、ダンカンのキャスティング、
「仕事」に対する考え方や独
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

5.0

気が狂うほど面白いアメリカサスペンス活劇!
ホラー畑のクレイヴンがこれを撮るとは。
ホテルレディの主人公がキリアン・マーフィー扮するテロリストに飛行機の中で脅されるあらすじだが、着陸してからが本番で、
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.5

ちょっとつまらない。
1回目の試合と2回目の試合にシチュエーションと演出の差異が一切ない(肋骨が二度折れるんだが1回目とどう違うんだ?)から起伏がない。
前半はスタローンを抑制する必要があるのにそのギ
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.2

やはりフェデ・アルバレスは信頼できる。
新年初新作、滅茶苦茶景気の良いスパイアクション映画を観れた事をありがたく思う。
序盤サランデルがハックを仕掛ける場面、彼女がモニターを見る〜準主役のNSA局員が
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蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

冒頭何もない車道をひたすら直進する
哀川翔と香川照之のカットからしてもうまともではない雰囲気が漂う。
どうやら香川の娘の仇を討つ為に行動しているようだが、二人が誘拐した仇は別の輩が仇だと嘯き、そこから
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シャイアン(1964年製作の映画)

3.8

明らかバランス悪いのに面白い
前半のひたすら「待つ」シャイアン族、
黒板での愛の告白、置き去りになった叔父に降り注ぐ光など細部が際立つ。
中盤が本当に変で、シャイアンを殺したと豪語するテキサスの乱暴者
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ロックアップ(1989年製作の映画)

5.0

80年代スタローン活劇の傑作。
滅茶苦茶面白かった。
残り僅かな刑期を過ごすスタローンが出所を目前にドナルド・サザーランドの仕切る劣悪な刑務所に突然移送されて、サディスティックな監視と過酷な暴力に立ち
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何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

5.0

無茶苦茶面白くて、凄く怖い。
特に、即興の広告で募集したピアニスト(こいつもマザコンで手に負えない!)に
子役時代にウケた曲を引かせてジェーンが踊る場面が強烈。
彼女が己の過去の幻想に酔っている事が明
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.5

この映画の後にイーストウッドの
「トゥルー・クライム」があるの最高。
他の映画に補完されてより面白くなる映画だけど、冒頭の長回しや殺人シーンの夜のネオン(車のガラスに着いた指紋へのアップが馬鹿馬鹿しく
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壁の中に誰かがいる(1991年製作の映画)

4.5

あまりの貧困に家賃も払えなくなった黒人ストリートの少年が金を蓄えてると噂の大家の屋敷(葬儀屋兼)に盗みに入る事になるが、そこで待ち受けていたのは屋敷の壁に潜む異形とイカれた大家一家の狂気だった・・・・>>続きを読む

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

4.0

実は人生初ウェス・クレイヴン。
滅茶苦茶面白かった。
特に教室で死体袋に入った女を視るシーンは全体を把握させるマスターショット無しに怖いアップから入るので恐ろしい。
家人が逆に家に閉じ込められてしまっ
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

2018.12.31
序盤、女が踏み抜いた階段から下に脱出してロッカーに避難〜チンピラ到着〜タールマンが鎖で抉じ開けようとする〜チンピラが鎖からタールマンに視線誘導されて頭を喰われる!
みたいにシチュ
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

マ・ドンソクが悪党をシバき倒す娯楽アクション。
韓国映画を没個性にしていたグリーングラスの模倣みたいなルックは鳴りを潜めて落ち着いた画角と主演の巨体で勝負している。
冒頭のケンカを仲裁する場面がもう既
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身代金(1996年製作の映画)

3.8

何故今のロン・ハワードにはこれが出来ないんだろうか?と考えてしまう位には楽しんだ。
クレジットの出方からしてお洒落だし息子が誘拐される場面はスムーズで、犯人一味が過ごす家では手間の掛かった移動撮影でテ
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ナサリン(1958年製作の映画)

3.7

久しぶりのブニュエル。
スコセッシが140分強ほど掛けた題材を
90分弱でやりきる手腕に感嘆。
貧乏で真面目な神父を襲う試練とその周りの人々の話だが彼を訪ねてくる人がよりによって窓から突然入ってくるの
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.8

フーパー版サイコ。
イカれたホテルの親父に監禁された女と、床下で隠れるその娘、これからセックスしよう!というタイミングのカップルを交互に魅せる編集がリズミカルでテンションが上がる。
女が拘束を解かれて
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

3.8

2018年12月24日の午後11時59分、
偶々この映画を見ようと思えた俺を讃えたい。最高にバイオレントなクリスマス映画!

リスボン特急(1972年製作の映画)

4.0

久しぶりのメルヴィル。
冒頭のクールな車横移動〜窓が開くと唐突な嵐と轟音&メルヴィルブルーでムード満点!
一斉に点灯する街のネオンや列車とヘリの並行移動、でっかい磁石でドアの鍵を開ける荒唐無稽等あらゆ
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奇跡(1954年製作の映画)

5.0

とんでもないド傑作で口あんぐり。
「己が神だ」と信じて疑わない男とその家族による宗教映画&ホームドラマなんだが、外で吹き荒れる風の音、掛け時計の振り子、動物の鳴き声が常に鳴り続けることで常に家の外を意
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ラルジャン(1983年製作の映画)

5.0

金という名の呪いに手から感染した者の話。
CUREや恐怖分子の原点。
すぐ顔を撮らないので各場面の匿名性が強まる。怖い!

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

5.0

妙な女に惚れてしまった絵描きを趣味にしているエドワード・G・ロビンソンが
騙されて、生活を捨て、罪まで犯すノワール。
随所に入る「愛して」をリピートし続けるレコードや終盤明滅するネオン等のホラー演出が
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来る(2018年製作の映画)

4.0

似非民俗学の要素を原作からカットしているので岡田准一演じるライターの役割が薄くなったり、明確な難点があるのにも関わらず何故か面白く観てしまった。
出てくる人間が軽薄であればあるほど抗う理由が増すプロッ
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.2

最高。
ボルトカッターを持ち出すサングラスのビル・マーレイが滅茶苦茶格好良い。
横に振れば振るほど面白いものが映るルックは今でも健在だけど初期作のこれだとより自由というか。
小枝を折ると倒れる大木、突
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

ド頭のドールハウスを使ったウェス・アンダーソンっぽいのだがウェス程ではないスタイリッシュなショットに逆にホラー向きではないお洒落さを見出だしてしまって心底心配にはなったし、オチは決して悪くないんだが恐>>続きを読む

殺人者たち(1964年製作の映画)

5.0

スーツを着た外道を演出させれば、
ドン・シーゲルの右に出る者はいない。
カサヴェテス演じるレーサーがファムファタルの手玉に取られ、犯罪の片棒を担ぐ回想とそのレーサーを始末したマーヴィン演じる殺し屋の話
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.5

ここまで「死ぬ!」と感じさせてくれた映画を久しぶりに観た。
トイストーリー3の焼却場以来と言えば伝わり易いだろうか?
ハイライトの橋は勿論、冒頭のサイレンサーの発砲音〜下降するエレベーターの繋ぎにシビ
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ハード・コア(2018年製作の映画)

2.3

山下作品も、山田孝之もそこそこ好きなつもりだったが今回は明確にしんどい。ひたすらシュールな日常がのっぺり提示されて申し訳なさげに飛躍する。
唯一はっとしたのは洞窟内での「チャンス」について主人公兄弟が
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ギャングース(2018年製作の映画)

2.8

相変わらず特殊な事をやってるように見えないのにど田舎の商店街、住宅街をゲットーのように切り取る手腕には脱帽するし金子ノブアキの擬似ラップみたいな煽りも格好良い。
ビジランテの河、マイクの細道のトラック
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

「ブンミおじさんの森」や
「永遠と一日」で観た技巧、雰囲気の映画なんだがとにかく編集が鮮烈で全く未知の映画になってる。
シーツを被ったお化けが家に取り憑くというギャグスレスレのプロットを成立させてるの
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光る眼(1995年製作の映画)

3.9

ずっと前に録ってたやつ。
相変わらず冒頭からデデ〜〜ン!と乗せてくれるが今回は集団気絶から集団妊娠までの兆しの無さがとてもスリリングだったし、銀髪の子供が産まれてからは自意識を持った子が隊列からズレる
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