グラビティボルトさんの映画レビュー・感想・評価

グラビティボルト

グラビティボルト

思い出し感想多し。
ガンガン高評価安売りでイキます。
ってか面白いんだから仕方ないじゃん?
因みにベストは好きな活劇を並べたやつです。

映画(610)
ドラマ(0)

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

改めて触れるとこの話、滅茶苦茶
「インターステラー」だ。
冒頭から矢鱈道の感覚がはっきりした作品で、タイトル入るのは街の上からの俯瞰ショット。ペンギンは基本的に前進しかしないように描かれているが、
>>続きを読む

エレクション(2005年製作の映画)

4.0

こちらドライなジョニー・トー。
人物相関図が複雑の極みかつタイトな作りなので置いてきぼり間違いなしだが序盤30分は構造、中盤40分はマクガフィン争奪、ラスト30分で
「洗浄」みたいにはっきりパートが分
>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

3.9

巧い。
過去の残骸のような男と、未来の為に業を犯す男の追跡劇。
クライマックスの掘削機が鳴り響く(動き出したら止まらないのだ)中で行われるヒリヒリしたやり取りを捉える為だけに作られた映画。
冒頭の銀
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

後半面白くなるのはわかっているのだ。
故にどうにもならない前半を魅せる戦略が欲しい。

ヒーロー・ネバー・ダイ(1998年製作の映画)

5.0

まだまだ網羅出来ていないが、
「アツい」ジョニー・トー映画ベスト。殺し屋二人のグラスの割り合いや交換手を仲介した罵倒の飛ばし合い、組織に棄てられてからの愛する者への献身や復讐の為の決死の上昇など全てが
>>続きを読む

第3逃亡者(1937年製作の映画)

3.9

「第3逃亡者」レンタル鑑賞。
ぶっちゃけクライマックスのホテルでのサスペンスしか知らなかったんだがここまでコメディチックだとは思わなかった。物凄く軽妙だ。
主人公が傍聴席に紛れ込めた理由が、「眼鏡を付
>>続きを読む

ローラ殺人事件(1944年製作の映画)

4.6

漸く観れた「行方不明」以外のプレミンジャー映画!面白かったよ!
冒頭刑事が一人部屋を歩く場面が若干の「盗み見」感に溢れてる事がクライマックスのスリルへの伏線になる辺り巧みで、それらのかっちりした要素と
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

雪景色は只ひたすら寒いものとして提示されていて、遮蔽物のない銃撃戦は手前の駆け引きで盛り上げられる。
「寒さ」が復讐の手段になるのも面白い。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

理性など捨てましたと言わんばかりのアクションが連打される究極の活劇映画といっても過言ではなかった。
過去と未来のアクション映画史を背負ったかのようなトム・クルーズの佇まいには最早信仰心すら芽生える。
>>続きを読む

トールマン(2012年製作の映画)

4.5

秀逸。ギリギリまでネタを話さずに10分後の展開を読ませないサスペンスの至高がギッチリ詰まった傑作でしょう!
子供が消えてしまう事件が頻発する田舎街でのサスペンスだがひたすら巧い。
冒頭10分で田舎街の
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.2

あの日、あの時、あの場所に生涯囚われた人々のお話。壮大な鬱の塊。
最大の被害者であるティム・ロビンスと妻がリビングで吸血鬼の話をする場面は距離の詰め方や照明など諸々から怪奇映画の装いを感じる。
ジョー
>>続きを読む

太陽は光り輝く(1953年製作の映画)

4.0

ジョン・フォードはいつだって真っ直ぐに格好良い。
台詞劇に収まってしまいそうな裁判所や語り主体の場面でも楽器が鳴り響き、主人公の信念と過去の戦争の影が画面を支配するのでとてもスリリング。若い男女の距離
>>続きを読む

スタードライバー THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.8

失敗した。大まかな筋はわかるが個々のポテンシャルが高い故か急ぎ足に見えてしまう。が!
僕には見えている!このアニメのポテンシャルが!
南の島のルックス、ちゃんと活かされた巫女の設定、2幕目以後のサスペ
>>続きを読む

お早よう(1959年製作の映画)

4.0

白状しよう。初小津映画鑑賞である。徹底したローアングルで淡々と語ってるように見えるんだが、随所で格好良い画が(住宅の狭間から見える土手上部、佇むババア!)!
後、反復される様々な要素である、印象に残る
>>続きを読む

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.6

お洒落なクレジットが出てくるOPや
地面が実はエレベーターで下降していくショットが格好良い。
後、事件の発端として要人が銃撃される場面も凄く唐突で流石「絞殺魔」「ソイレントグリーン」のフライシャーと言
>>続きを読む

テレフォン(1977年製作の映画)

4.3

冷戦時代KGBによって立案された
薬物催眠を施したスパイによる破壊工作、「オペレーション・テレフォン」の暴走を止める為、一人の男(ブロンソン)がアメリカに派遣されるが・・・。というこのプロットからして
>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.5

冒頭から事態を「窃視する」感覚が強く押し出されているし、登場人物が何かを目撃する事でドラマや揉め事に発展する映画。
後、東出らを筆頭としたギロチン社の
言葉が伝播する映画であるという作りが明確でわかり
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8


前作に比べてだいぶアクションが区切ってある印象。冒頭の災害パートはひたすら一直線に駆け出すシーンで構成されていてクリス・プラットの対人格闘(ぶっちゃけ、一番嬉しい)はクールな横移動で捉えられる。
>>続きを読む

見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.8

閉鎖空間を利用したワンシチュエーションモノかと思いきや、場面毎の移動が思いの外ダイナミックで驚くしローアングルが格好良い!
ミア・ファローが帰宅した時にはもう死体がある訳だが直ぐに見せずに、次の場面の
>>続きを読む

セックス・チェック 第二の性(1968年製作の映画)

4.2

狂った陸上競技映画。
女を見れば見境なく襲う獣こと緒形拳が走力溢れる女性を半ば誘拐して訓練の名の元に囲い込み、オリンピックの為に地獄のトレーニングを課する。
一見狂っているが、前半と後半で女優のフォー
>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.0

序盤から抑制を効かせた演出がとても好感を抱かせてくれた。
キングことエマ・ストーンがテニスをする場面は中盤(負け戦)まで見せずに序盤は鏡と視線、ドキリとする台詞を見事にマッチさせたサスペンスフルなメロ
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

「バレる/バレない」サスペンスの究極。尺が進む程に画面の奥に立つ人物への演出が巧みになっていく(過去と未来のビフが会う場面、尾行するマクフライ!)。
過去現在未来が入り乱れた脚本を一冊の雑誌が牽引する
>>続きを読む

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

4.0

青いネオン!黒い夜!疾走する車、
己の目的の為に常にギア全開な人物達!
冒頭ドライバーと女の視線の切り返しがロマンチックな印象を抱かせるが、ストイックに生きる裏の男にとっては追っ手を喜ばせる材料にしか
>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.9

「オンリー・ザ・ブレイブ」鑑賞。
基本的にロングショットがメインで
暑苦しいジョックスモノのプロットと良いバランス。
クライマックスの悲劇に向けて実は周到に準備されていて、例えば成功してる消火活動も実
>>続きを読む

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.6

ストレートな切り返しで怖がらせつつクライマックスでは「悪を撃つ 」事で物語を閉じる「心霊西部劇」とでも呼びたくなる映画。
瞼を閉じるクローズアップが段々格好良くなる。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

冒頭のチェイスから列車アクション、クライマックスでの一室格闘などアクションがコンパクトかつシンプル。
お話も基本的に追いかけっこに終始するので退屈しない。
役者も生き生きしている。特にジョン・ウェイン
>>続きを読む

突破口!(1973年製作の映画)

4.0

ひたすら面白かった。
冒頭から車のナンバーを使ったサスペンスが展開されたり、亡くなった奥さんから受けとる指輪があったりと要素が豊潤かつ速い!
アンディ・ロビンソンの哀れな死体に対するマッソーの一言
>>続きを読む

黒の試走車(テストカー)(1962年製作の映画)

3.9

やっぱりクールな増村映画は好き!
No1の新車を売り出す為にライバル会社の情報を探り合うスパイモノなんだが、長テーブル×シネスコの安定した格好良さと高松英郎の積極的外道演技、カメラを使った読唇術など細
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.2

終始くどい。回想、愛、家族、泣きの要素、天丼ギャグ等ひたすらくどくて場面が止まるのは当たり前だしリーチ監督はアクションの型に特徴があっても空間の見せ方に工夫があるタイプじゃないので、ブローリンが襲撃す>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.0

普通に良い家族に恵まれたが故に、コンプレックスにもめげず外と繋がっていく少年のお話。
特に言う事もなく良い映画というか。
只、各人物の描き分けが上手故にいじめっ子の扱いが気になる。
後こういう題材をウ
>>続きを読む

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.5

後がなくて追い込まれたクラブオーナーのお話。
進退極まった男が顔も認識出来ない暗闇の中ヤクザに追い込まれて殺しをしに行く展開以降は至高の映画に成っていく。
特に邪魔になったギャザラを刺客が襲撃する場面
>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.6

基本的に会話で持たせていくんだが、一番面白いのはド頭のフィッシュバーンの家でクランストンが彼の妻の真似をする場面。声真似の一言と本物の台詞を繋ぐのが上手い。(言語にし辛い)
何の前触れもなく死人から手
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

秀逸な映画だ。
あんまり情報ない状態で観たんだが、繊細かつ優しい映画。
ここ最近の中でも劇中人物の涙にここまで寄り添った作品があっただろうか?
クライマックスの手紙や電話を筆頭に気恥ずかしさを許してく
>>続きを読む

OVER DRIVE(2018年製作の映画)

2.3

ビガビガした撮影や弾かれまくるヒロイン、ドアが閉じられる寸前に割り込む東出など思うところはあるが、狂人こと真剣の理由付けがひたすらくどかったり、レースモノなのに距離を詰める面白さが一切撮られていない。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

正直、冒頭タイトルが出るまでが一番面白い。視る/視られるのスリルに絶妙に遮蔽物として飛び込んでくるリリーフランキーが格好良い。
「盗む」というアクションをちゃんと正面から、かつ格好良く捉えてる(ケイパ
>>続きを読む

>|