nokonokoooさんの映画レビュー・感想・評価

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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

おもしろい〜。
三視点で同じ物事が語られるのに
視点の持ち主によって
微妙に言葉のニュアンスが
変わってたりして
その変化の演出が巧み。

とくに女性視点に切り替わった時
男性視点だと柔和なニュアンス
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いとみち(2020年製作の映画)

3.7

方言を教える、文化の繋がり。
父と祖母の、血縁じゃない繋がり。
祖母、母の三味線、思いの繋がり。
電車でいつも会うあの子。
バイト先の同僚。お客さん。
この世界は、小さくて細くて
だけど確かな繋がりで
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.0

追ってる側が追われる側になる
視点のスイッチはおもしろいけど
個人的には
もうちょいテンポ早くても
よかったかなぁ。
真相が自白スタイルで
延々と語られて進む2時間ドラマ感。

どうしてもこういうのっ
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疑惑とダンス(2018年製作の映画)

3.0

ヤッたかヤッてないか論争。
敵と味方が入れ替わり
焦点がブレたり戻ったりの
生々しい会話劇、
いつの間にか自分も
応戦しそうになったりして面白い

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.4

生活保護、施行する側も受給する側も
みんなが疲弊している。
みんな国の被害者だ。

他の先進国の生活保護受給率は
5〜10%だけど日本は1%台に留まる。
さらに取り締まる条例もできた。
そういう国で生
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

誰かを大切にすること。
それは想像すること。
わからないことから目を背けずに
理解しようと努力すること。
懸命に向き合うこと。

この世界は悪意に満ちている。
けれど、だからと言って
自分のことだけを
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

くっっそおもしろい!
ハラハラヒヤヒヤの
アクション。
虹郎くんが切ない。。
七瀬ちゃんが梅雀さんを押すの
いまいちだったけど
各々とりあえず復讐できた感じ。

正義の面して泥水飲ませてるやつが
一番
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Cosmetic DNA(2020年製作の映画)

1.0

音量バランスバグってる、、
即興で作った女の友情の白々しさ。
女連ませるだけで
シスターフッド完成かよ笑
この主要な女性3人以外は
恋バナで大忙しみたいな作りも軽薄。
男の嫌らしさもわかりやすすぎて
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.7

誰かに教わったことを誰かに教えて
そうやって、誰かの中に宿ったり
誰かを残したりながら生きていく。

「さくたさんは、きれいです」
ラストのもじくん
イケメンすぎるんだよ〜〜〜

私たちの中には
たく
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空白(2021年製作の映画)

3.4

人は状況によって、環境によって
良い人にも悪い人にもなって
加害者にも被害者にもなる。

かのんを追いかける店長、
ビラ配りするくさかべさん、
学校とスーパーを追及する父親、
みんな自分の正義を信じる
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

大泉洋と松岡茉優にしびれる。
「桐島〜」の松岡茉優
「紙の月」の大島優子
「美しい星」の藤原季節
みたいな、毒のある吉田監督節が
効いた役がいなかったのは
そもそも大泉洋が食えない奴
だからだろうか。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.0

ガワはとっても素敵な映画だと思う。
ラストシーンなんて画として
とても面白いしキャッチーだし
終わり方もクールに決まるし。

でもお話がとっ散らかりすぎでは…
ラブ&SFの時かけ軸と
映画が無くなるっ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃめちゃくちゃ
傑作だよこれ…。
介入と寄り添いと不可抗力。
痛みと覚悟。
今やるべき作品でありながら
普遍的な側面も持っていて
キャラ造形の要素もテーマと
全てガチッとハマっている。

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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.8

映画は会ったことない誰か、
これから出会うかもしれない誰か、
もしかしたら過去出会った誰か、
そんなどこかの誰かの心を教えてくれる。

子役の誰もがすばらしくって
ロール/ミカエルの
心の機微が繊細に
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.5

構成の妙がすごい!
おもしろい。
ニコがかっこいい。

タイムトラベルに
恋愛の切なさもあって
ニコ、、

気になる所は色々あるけど
ラストもきれいだったなぁ
結ばれてほしいなぁ

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

4.0

おもしろい。
ミニシアター系の映画では
「あのこは貴族」を見た時並に
構成の小技が効いてるように感じた。

視点が変わるのが
説明しすぎないから
刺激的で、それでいてダボ付きがない。
とにかくスマート
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.5

将棋、プログラミングっていう
画として動きがミニマムなものを
役者の芝居やカメラワークの
緊迫感、音で引っ張る工夫が
すごい。全然見れちゃうもんなあ…

構成もうまい。
だから、ちょっとした台詞や
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

エンドロールで流れる
「全てのおばあちゃんに捧ぐ」を
見て、これハートフル
ファミリーヒストリー的な
作品やったんや!という驚き。

父の威厳とか男らしさに
縛られているかのような
父親。それに振り回
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「お電話ありがとうございます。」(2017年製作の映画)

3.5

コールセンターにかけるときの
お客が感じるストレスを切り口に
皮肉とユーモアの効いた発想で
裏側が描かれてる。
とんだハッピー職場で繰り広げられる
演劇。おもしろい。

たしかに裏でこんなことが
起き
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.0

幼い頃信じていた神様。
祈りは支えや救いにはなり得るけれど
たまらなく無力だ。

おばあちゃんちにいるような、
結露の匂いがする映画

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.0

ギリギリのところを
行ったり来たりしながら
映画に、若松組に
取り憑かれたようなめぐみの姿。
絶対君主がいる環境じゃ
めぐみみたいな順応性高めの人間は
ずぶずぶになってしまうよなぁ。

命を焼いてしま
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

2.0

無軌道な危うい青春。
理不尽と不可抗力。

何者でもない、何者ともしてもらえない
彼らが手にしたピストルは
彼らを唯一何者かにした。
自分の人生を
コントロールできる武器だった。
衝動を自由に解き放っ
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

アクションパートの
かっこよさ!!
向井理と福士蒼汰、
パブリックイメージが
爽やか好青年の役者を
悪役で起用する(しかもハマってる)
キャスティングの面白さ。
佐藤二郎もいい抜け感だし
井之脇海くん
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マルメロの伝言(2019年製作の映画)

3.0

不器用な父親の
不器用な悼み方。
秘めていた後悔。
暴走っぷりがかわいい。

ラストシーンで全部持って行ったな!
ってくらい、留守電何度も聞く父親に
ぐっとくるし、マルメロ切り続ける
音にぐっとくるし
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くれなずめ(2021年製作の映画)

4.0

喪失を実感できない感覚を
描かれることに弱い。

心臓がなくても生きていける
はっきりさせようとすんなよ、
引きずることから逃げるなよ

断ち切れない些細な思い出も
言えなかったさよならも
少しの後悔
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まず二時間半、一瞬もだれずに
絶えず観客を刺激していく
本と編集の時点ですごいと思う。
音楽を使わない分、
生活音の入れ方の工夫だったり
小技が効いてた。

作為的に描いたのかわからないけど
無意識な
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

14歳のウニの心情を
観客に体験させるような
カット割。
終始胸がざわつく。
抑圧され軽んじられ続ける
女という存在。
そんな心許なさ、居心地の悪さの中で
社会に反発し、居場所を探している
ようにも見
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.3

半径2メートルの普通に挑んだ
ささやかな冒険譚。

成田凌と清原果耶ちゃんの
掛け合いが最高。

成田凌が声を荒げるシーン、
めちゃくちゃよかった。
普通って諦めるために使ってないか?
結局この二人も
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おろかもの(2019年製作の映画)

3.6

緩やかで穏やかな
不思議な共犯関係から
芽生える絆。
形容し難い関係の中で
育まれるそれがたまらなく素敵。
友情なんだもん。

洋子ちゃと美沙が互いの
孤独や苛立ちを預けあう中で
果歩の達観している様
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

夫婦の話、愛の話という面だけで観ると
引っかかる所はあるんだろうけれど
個人的には、死んだ目をした大人に
喝を入れるような社会的側面の方を
強く感じたので気にならなかった。

終始おぼつかない主人公の
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

国の在り方を問う中で
アイデンティティの戦いにも
見えてくる。

どこかみんな楽しそうで
どこまでも対等でユーモラス。
熱と敬意と言葉。
どこまでも正しい
コミュニケーションの上で
戦っているのが面白
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弁護人(2013年製作の映画)

4.0

人権を守る闘い。

人権が侵されている今
法を守る弁護士だからこそ
矢面に立って国民を守る
のラスト、胸熱。

恐ろしい黒歴史だけど、
「タクシー運転手」や
「1987ある闘いの真実」とか
この作品に
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