人間失格さんの映画レビュー・感想・評価

人間失格

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サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

オリジナルサスペリアに置ける「赤」とは世界から隠された汚れた血の色の事だったけれど、今作における赤は膣内の、少女がそして女性だけが持つ恍惚に組み込まれた「一瞬と永遠」、オスガスムが放つ「秘色の光」だと>>続きを読む

ハネムーンの壷(1974年製作の映画)

5.0

この作品は悲しいことに日本ではほとんど鑑みられていないけれど
少女そして少年との愛と恋、その雁字搦めの感情の沼へと沈んでいく
殉教者にとっての稚児灌頂の物語。孤独な独身者のための映画である。
「無敵の
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シベールの日曜日(1962年製作の映画)

5.0

僕ら"少女を愛した者"は何時その名前に辿り着けるのだろう?
セルジュ・ブールギニョン監督はこの作品で100年、いや千年を透徹する
悲劇の構造を生み出しました。それは・・・・

「少女を愛するモノは死な
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エコール(2004年製作の映画)

5.0

彼女達の儀式は何のために行われたのか?
もちろんそれは少女だけが知る「一瞬と永遠」のための供儀。
そしてその崇高で淫した「美」へと辿り着くために
僕等は無敵の人になるしかない。
少女を愛したものは死な
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少女邂逅(2017年製作の映画)

5.0

閉じた「平成の少女達」の瞳に、令和という未来はどう映るのか?

「無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと 量子的シンギュラリティに関する最終報告」

は邂逅したその先の「希望と絶望の物語」
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キャメロット・ガーデンの少女(1997年製作の映画)

5.0

ここではない何処かへ・・・
少女はいつもそれを夢見ている
おとこのこの価値とはその彼方にある「ほんとう」へ
彼女を連れだす事。

そんなおんなのことおとこのこの「ほんとうの恋」を
この作品ほど鮮烈に描
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ロリータ(1997年製作の映画)

5.0

少女は風船ガムとダンスと冒険に恋をし、
男は少女だけを見つめた

日本公開にあたってのこのPUNCHLINEは日本映画史に残る
最高傑作だと思っています。

そんなハンバートの夢と絶望と一瞬と永遠
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

モンスターとは何か?
それは不可視の永遠と一瞬の境界線の事である。
少女はその道行への「呼びかけ」を
線路のかなたに、湖畔の水音に確かに聴く・・・・

そんな少女だけが聴く事の出来る「音」にオマージュ
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プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

5.0

画家が彼女にのめりこむのはその少女の中に

「永遠と一瞬」

が同時に存在するから・・・

その不可能を手に入れようとする物語。

VR脚本である

「無敵の人3.0
POST HUMAN SEXと
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何故少女達にとっての美は「EVIL」なのか?
男の子には絶対にわからないその「魔法」の仕組みを
この作品ほど明確にマニュフェストした作品は存在しないと思います。

その死、その美に花束を・・・・

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愛と追憶のセレナーデ/幻影に揺れる汚れなき美少女たち(1979年製作の映画)

5.0

いつのまにかDavid Hamiltonが高らかにそして秘めやかに謳い上げた
「少女愛」はソーシャルにおいて「キモい」ものへ(泣)
でもこの作品を見ればその想いが「キモい」ではなく確かに「エモい」もの
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ビリティス(1977年製作の映画)

5.0

いつのまにかDavid Hamiltonが高らかにそして秘めやかに謳い上げた
「少女愛」はソーシャルにおいて「キモい」ものへ(泣)
でもこの作品を見ればその想いが「キモい」ではなく確かに「エモい」もの
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