ソフィーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ソフィー

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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.8

海江田艦長の目的ってなんだろうとずーっと思いながら観てたら最後にようやくわかった。続きを観るしかないな。

狂ってるって言われてたけどうちの社長もあのくらい自信を持って次々に指示出してくれるとかっこい
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

5.0

この映画を見るのは、4Kレストア版を含めて3回目である。見るたびに圧倒されてしまってとても言葉にすることはできなかった。

レスリー・チャンが美しいとか児童虐待とかそういうことではなく、見終わった後に
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卒業 〜Tell the World I Love You〜(2022年製作の映画)

3.0

初めてのタイ映画。バックに大きな金の仏像が何度も現れたり、ガラスが入ってない大きな窓から夜風が入るところがタイらしい。

三角関係のBL?よくわからなかったが娯楽映画として楽しめた。

優秀な生徒が奨
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春に散る(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつも決めるのは自分。

仁さん、いい人生だったな。

願わくは花の下にて春死なん その如月の望月の頃 (西行)

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過去のことを詮索しないのが優しさだと思っていた。でも、パートナーがトラウマを抱えていたら?本人も記憶を抹消してしまうくらいのトラウマだったら?
深い悲しみや恐怖は、同じ体験をした人同士でないと分かり合
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.0

ロードムービー好き。

人との出会い、気づき、成長。最後のPAで断られても断られても必死で車に乗せてくれる人を探す姿は前日の惰性で生きていた陽子とはもはや別人だ。今まで逃げてきた自分の過去を認め、車に
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

自分の悪事に嘘をつくこと、何も言わないこと、他人の悪事を知っていて嘘をつくこと、何も言わないこと、その他人が自分の大切な人だったら?

ジャーナリストの由宇子は事実を伝えることを信条に行動してきた。自
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

ゴーンガールより面白かった。アナ・ケンドリックとブレイク・ライブリーが2人とも大好きな女優だったからというのもあるけど、誰でも人に言えない秘密みたいのがあって最後までどうなるのかドキドキして見てました>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5

アバウト・ア・ボーイの生意気な少年もこんな青年に成長したとは!ケビンスペイシーも素晴らしかった。もう彼の演技を見られない?と思うと残念。
父親との関係、ユダヤ人であること、戦争の後遺症、恋人とチャップ
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カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

100年前の映画ってこんなだったんだ。時代劇もトーキーじゃないから、役者さんがいろはにほへとって言ってるところがおかしかった。活動弁士と言う職業が花形で、鑑賞も活弁のパフォーマンスで左右される。演奏も>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

家族について考えさせられたのは「万引き家族」以来。兄弟の距離感、親との距離感がうまく描かれていて誰が見てもこの作品の誰かに共感できるはず。私は末っ子だったのでやっぱり麟太郎の気持ちがよくわかった。>>続きを読む

ジャスミンの花開く(2004年製作の映画)

3.3

3世代演じたチャンツィイーも素晴らしかったがそのお母さんも素晴らしかった。女優の茉がおばあちゃんになるまでと思えばジョアンチェンが主役とも言えるが最後、花が力強く生きるシーンでもう主役とか関係ない、女>>続きを読む

おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.8

心理学の先生の話が聞けると思いきや、まさかセックスセラピストとは!でもドクタールースの波瀾万丈な人生からは勇気づけられることがいっぱい。とにかく行動すること。ポジティブな気持ちで行動すればきっといいこ>>続きを読む

チベット 天空の英雄 ケサル大王(2013年製作の映画)

3.5

チベットが中国に飲み込まれていく様子がよくわかる。ケサル大王伝の語り部たちは行き場を失っていく。中国はパワーでインフラを整備し観光客を呼び込む。語り部たちのパフォーマンスは録音テープとなりもはや真の語>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.0

私にはちょっと難しかった。ギリシャ神話が題材?もっと若かったらもう一回見ていろいろ解釈するのも楽しそうだと思った。
バリーコーガンは個性的で嫌いなタイプじゃない。ダンケルクにもちょっと出てたけどすごく
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リプリー(1999年製作の映画)

3.0

洋書に挫折して先に映画を見ちゃいました。こんな内容だったのか。もう読まないしよう。

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

樹木希林さんの映画と言うことで見ました。そんなに広くない庭なのに山あり谷あり池まであってミクロで見ると探検家になったような素敵な世界でした。ほっこりした気分になりたいときに見たい1本です。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

4.5

SUKITA って何かなと思っていたら鋤田さんって方だったんですね。それも世界的に有名な写真家だったとは…
ドキュメンタリーだと途中で飽きたらどうしようかと思っていたけれどもこれは面白い、もっとやって
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.0

アイアムサム以来のダコタ・ファニング。ほんとかな?定番の感動ロードムービー。
スタートレックが好きな人ならもっと楽しめるかも。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.0

私もプレシャスリストを作ってくれるセラピストが欲しい。

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クリストフヴァルツ演じる夫がかわいそう。妻は仁義を通すべきだが、そうならないのが人生、面白いのかな。

嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

1.0

期待しすぎただけ面白みが半減。そもそも嘘つきは嫌い。

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

4.5

3を先に見てしまったが最高に面白い。アナ・ケンドリックの魅力が存分に詰まったシリーズ。歌が途切れることなく満載なのでミュージカル好きの私には宝物のようでした。3本まとめて手元に置いておきたい。

再見 ツァイツェン また逢う日まで(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまり泣かない私ですがこれは涙なくしては見られませんでした。途中「火垂るの墓」みたいになった時はちょっと引きましたがその後のお兄ちゃんの行動力、妹弟たちへの愛で胸が引き裂かれそうでした。

ロケーショ
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たまゆらの女(ひと)(2002年製作の映画)

3.0

コンリーが可愛い。初恋の来た道のチャンツィイーみたいだった。

愛し愛されたい、まさにフランス映画。中国の電車はあんなにきれいじゃないはず。落花生の殻が落ちてない。ヨーロッパ向けに作ったのかなとも思っ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.5

ミュージカルとコメディー好きの私としては最高に面白かったです。セリフが急に歌になるミュージカルとは違って音楽が鳴り出すと歌わずにはいられなくなるという設定なのでミュージカルが苦手な人もいけると思います>>続きを読む

哲人王 李登輝対話篇(2018年製作の映画)

3.5

最初と最後がウーンって感じでしたが面白かったです。案内役の女子大生は今の日本の若者代表として李登輝と対話してるのでしょうが(実際はナレーター)、冒頭自殺しようとしなくてもよかったのでは。例えば友達との>>続きを読む

ニューヨーク 最高の訳あり物件(2017年製作の映画)

3.7

邦題からは「ニューヨーク眺めのいい部屋」を思い出してしまうが、訳あり物件というより訳あり妻と前妻のお話。舞台はニューヨークだがドイツ映画なのでラブコメを期待していると痛い目に遭う。笑いたいけど笑えない>>続きを読む

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


最後のシーンでアマンダがトラー牧師のことをアーネストとファーストネームで呼んだ時、あれっ?この二人そんな関係だったのかなと思った。そして記憶は遡り二人の密着遊泳飛行のシーンへ。あれはそういう意味だっ
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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

4.0

Tsutayaから毎週2枚ずつDVDを送ってもらっていますが、なんと今回間違ったDVDが届きました。見てみたら意外と面白かったのでアップします。

「ファイティング・ダディ怒りの除雪車」怒りの鉄拳とか
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アラジン(2019年製作の映画)

3.0

初日にしては空いてた。

子供が小さい頃によく見たアラジンのDVD。多少脚色はしているけれどストーリーはそのまま。それにしても不思議だな、アニメの時は気にならなかったのに実写版だとジニーのふざけ度が行
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散り椿(2018年製作の映画)

4.8

こんなに美しい映画を観たことがない。どのシーンを切り取っても絵になるくらい構図が素晴らしい。家の中のシーンでも話している人の背景に目がいってしまい障子の桟から欄間、襖、庭の竹まで見惚れてしまう。
もち
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.5

テレビを見てなかったので長澤まさみちゃんのキャラについていけなかったけど、徐々に面白さが加速し最後の最後まで楽しめました。
何度騙されたことか…もう一度最初から見てみたいです。いろんな映画のパロディも
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.2

シャーリーズ・セロンが3人の子の母親を体当たりで演じている。もうどうしようもなく疲れ切ってしまっていて体も心もメンテナンスもできなくなっているギリギリの状態。アトミック・ブロンドからわずかに1年、とて>>続きを読む

春待つ僕ら(2018年製作の映画)

3.5

100%少女漫画で頭を使わずに見られました。ありえない連続ですが現実逃避なら楽しめます。

ただ春が来て今までの自分とはガラッと変わって友達がいっぱいできる新学期…っていうのはないってこと。自分が自信
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

Wallflowerとはパーティなどで相手のいない女性のことだと思っていたが、男の子にも使えるのだとわかった。この映画では友達のいない内気なチャーリーのことだが、めちゃくちゃ明るいパトリックとサム兄妹>>続きを読む