長いです。丁寧に描いている証拠です。東映やくざ映画なら最初の決闘までにかかる時間は2分です。それはさておき、主人公バリーの魅力が皆無でした。魅力皆無の男の人生を見せられてもしんどいですね。クズでも見せ>>続きを読む
山口組の九州進攻についてです。夜桜銀次は菅原文太が演じます。私の元々持っていたイメージでは夜桜銀次はかなりの厄介者でクソでしたが、文さんがやると違いますね。背景の物語がいろいろと見えてきます。明友会事>>続きを読む
初期深作です。静止画の多用や臨場感のあるブレる映像は健在ですね。跳ねっ返りの強いやんちゃチンピラ群像劇ですのでオチは予想つきますがまさかの叫びながらのエンドでした。みんな若いっす。
ルビッチは最高です。映画の楽しさ素晴らしさがここにはありますね。ハラハラドキドキの脚本、ユーモアとクリティシズムをはらんだ演出、ショットのクールさ、ニヤリとさせてくれるラストなど見所しかないですね。ナ>>続きを読む
変な映画ですよ。隕石が落ちてきて幼い頃の猿飛佐助が隕石から放たれる放射能を浴びてしまい、それ以降特殊技能が身につきますが、ちゃんと歴史通り夏の陣で敗れます。歴史改変しないSFです。ノリは喜八の『ジャズ>>続きを読む
短いので見所も特にありません。映画というのはこんだけでも映画になるよ、という感じです。カットのみでつなげて一つの映画にします。やくざ映画やチャンバラ映画でも戦っているときに静止画になるあれですね。ヒッ>>続きを読む
いやぁ、疲れましたね。ずっと本気で戦ってますからね。MVPはハルクでしょうかね。ロキをギタンギタンにしたのは観ててスカッとしました。相変わらずキャプテン・アメリカはダサいし、正義を信じてるところが気に>>続きを読む
ダサいですね、格好が。頭に羽つけてアルファベットのAがおでこのとこに書かれてて盾をメインに戦うとかダサいと思うんですよ。耐えられなかったのは、アメリカ至上主義というか、ナチスを一人でも多く殺すぜみたい>>続きを読む
バスの中の悲喜交々です。主にほっこりです。そのバスの運転手は街道をすれ違う人やにわとりに対していつも「ありがとー」と言うので、巷では「有りがたうさん」と呼ばれてとても人気なんですね。セリフは最小限、舞>>続きを読む
ロキ、悲しいですね。兄弟仲良くしてほしいとまではいいませんが、結末としては良い方へ向かうとよかったですね。この結末がこれ以降の話に繋がっていくのかが気になります。ところで、ソーの武器がなぜハンマーなの>>続きを読む
歌って踊るミュージカルはいいですね。観ていて元気が出ます。フレッド・アステアの踊りはつい見とれてしまいます。盆踊りでもしなやかに踊れるんじゃないでしょうか。ストーリーは一つの舞台を紆余曲折ありながらも>>続きを読む
夫婦の話です。弾みで結婚した夫婦がいろいろあってぐるりとまわるという話です。主演の二人と脇役の倍賞美津子、柄本明、寺田農がとても良かったです。人見知りだった寺田農がムンクのバッジをもらってテンションあ>>続きを読む
ねっとりしたアンソニー・ホプキンスを楽しむ映画ですね。話し方と発音がとても良かったです。ジョディ・フォスターが暴走して何かやらかすんじゃないかというヒヤヒヤは常にあったのでラストは本当にやめてください>>続きを読む
『アイアンマン』の続きであり、『インクレディブル・ハルク』の続きですね。
冒頭で私が前作『アイアンマン』で感じた疑問、アイアンマンは兵器か否か、を問うシーンがありました。その問いが推進力となって物語>>続きを読む
この映画を楽しむには歳を食いすぎた気がしますね。本筋よりもクリーチャーのキモさとか、当時の東京の描かれ方とか、西村真琴とか細かいところに目がいきがちでした。そこはとても楽しめましたね。本を読んでればわ>>続きを読む
白熱するスキャンダル合戦に対するマスコミへの批判を志村喬のボソボソと目くわっにのせてお届けする黒澤明監督の東宝が争議中だったため松竹で撮られた少し窮屈そうな一作なのですがやはり優しき人が悪をしてしまっ>>続きを読む
最初がちょいとわかりにくかったです。あれで過去を察知しろと言われても無理ですね。のちのちさらりと明かされてはいますが、なんで緑色の大男になってしもたんや、についてもう少し踏み込んで欲しいと思いました。>>続きを読む
武器商人の社長が自社の武器のプレゼンのために戦地へ赴き、敵に襲われてしまいます。同じ日に観たニコラスの映画の続編かと思いましたよ。洞窟に閉じ込められますが、プレアイアンマンみたいなのを作って脱出し、帰>>続きを読む
ニコラスが死の商人を演じます。戦争が長引く原因には武器商人が絡んでいるという都市伝説的な話は聞いたことがあり、まさにそれを描いた映画です。戦争が終わり、いらなくなった武器を違う戦争の敵味方関係なく売り>>続きを読む
ドイツ軍の捕虜になったアメリカ空軍の部隊が収容所から脱走するところから始まります。最初からドキドキですね。終始、戦争中にもかかわらず明るい雰囲気があります。その雰囲気を醸し出すハリーとアニマルのコンビ>>続きを読む
親をなくした子どもがある日長屋へやってきて、たらい回しにされた上、飯田蝶子が面倒をみることになります。この二人の関係がね、良いんですよ。養子にもらったろかいね、と思ったところで実の父が現れてその子は父>>続きを読む
アパッチ族の襲撃シーンはぜひ観てもらいたいです。当時はCGなど特殊な撮影方法は未開発ですから、あのシーンは生身の人間がやってるわけですね。猛スピードで疾走する馬から、同じく隣で猛スピードで疾走する馬へ>>続きを読む
つい観ちゃいました。キョンシーが流行ったときは私は未就学児でしたので、記憶も曖昧でした。こんなにおもしろいアクション映画とは思いもしませなんだ。ガジェットがいいですね。もち米やら月で照らした十字の銭や>>続きを読む
ラピュタ阿佐ヶ谷「戦後独立プロ映画のあゆみ」にて。
ソフト化されておらず、なかなか観る機会がない作品です。ソフト化は難しいでしょうが、名作と誉れ高い作品なので観られる機会が増えると良いと思います。>>続きを読む
朝鮮戦争の従軍医の話です。戦争と直接的に物語が絡み合いません。当然、負傷した兵士の手術などの手当てはしますが、基本的にふざけ合ってます。それは戦争が無意味で滑稽なことを描いているようです。ラストのアメ>>続きを読む
人情味溢れる悲喜劇ですね。血の繋がりのない家族の話です。寅さんっぽいです。泣いてるような顔をしていると言われた緑魔子が二重に手術するんですが、お金がなくて片方ずつするのがおもしろかったです。銭湯でその>>続きを読む
人の鞄まで盗むようになるほど酒を欲してしまうアル中症状は、はっきり言って自分の意志だけだと治りようにないと思います。結局この騒動を小説に書いたるで!といって彼女とともに立ち直るんですが、ループものとし>>続きを読む
前半戦は志賀勝が大活躍です。相手方のチンピラを元気に嫌らしく熱演です。全体を通して梅宮辰夫がいきがっててかつノリ良い感じです。『実録 私設銀座警察』のたっちゃんと少しかぶりました。小林旭との仲良しっぷ>>続きを読む
こないだテレビでやってたやつの録画を観ました。何年振りでしょうか。子どもたちの祈りでガメラが復活し、足利でレギオンに相対する際の、飛来の勢いを着地では止めきれないまま足をずりながら火球を吐くシーンは、>>続きを読む
視聴前の特典かなんかで淀川長治によって重大なネタバレを披露され悲しい気持ちになりましたが、そんなことどうでもよくなるくらいクールな映画です。ラストのシーンは見惚れますよ。