lynnさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

科学的な差別が存在する近未来。
遺伝子操作をしても思い通りにならないもの、
産まれながらに寿命を告げられてもそれを越えていく、
それははかれないものが存在していて、完璧というものは存在しないからだろう
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

2回目。

ワンカット風で話題になった作品。
臨場感、没入感のある映像は圧巻です。
戦争の惨さを感じます。
それだけでなく、
何気ない会話のなかに後に奮起させる言葉をちりばめたり、語らないことで惹き付
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.0

新しいとは言えないけれどストーリーは面白い。
しかし日本のSFというのに限界があるのかな。
あと夏菜だったのが勿体無いかな。

優しい終わり方が心に沁みます。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

2.5

事前情報入れず。

異食症とは珍しいテーマで目を引くんですが、
結局ストレスと産まれ育った環境、、、
リアルではあるが
映画として盛り上がりにかけるし最後は中途半端な幕切れかな。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.0

早送りで観ているかのような展開と台詞に驚きました。
その所為か2時間半にしては長く感じなかったかな。

新撰組というのは何度もメディア化されてるので、自分の頭の中で出来上がってるんですが、
土方も近藤
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

ちょっと思い出しただけ、
本当にちょっと思い出しただけ、なのよ。
それで溢れ出してくる。

出会った頃の美しさ、
別れ際の苦しさ、
過去の恋愛を思い出す時にキュっとするあの感覚がずっとある。
そんな思
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.6

原作未読。
ドラマ版は視聴済み。
順番間違えたやつ。

『花束みたいな恋をした』の不倫Ver.ですかね。
でもあの映画よりも2人の世界だけでなく、職場での話などが描かれているのが良かったです。

黒島
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夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者(2021年製作の映画)

3.5

『石起こし』
『怪しき来訪者』

どの話も優しい!
しかしこのエピソードを映画版で選ぶ理由は?
アニメシリーズでもっと印象的な話もあるような気がします。
不満ではないです。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.2

タイム"ループ"・ラブコメディー。

とにかく楽しそうで、
2人なら永遠に今日でもかまわないと思いつつも、
やはり未来が欲しくなるわけで。

明日がくる喜びを感じることができました。

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

オーストリアで起きた事件を基にしている小説が原作。
事件は耳を塞ぎたくなる内容です。

望んだ妊娠ではないはずなのに、ROOMの中でも健やかに育てようとする母性に胸を打つ。
しかし後半では母親として否
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死にぞこないの青(2007年製作の映画)

2.5

原作未読。

アマプラで配信終了が近いとのことで観ました!

ジャンルはホラーになってますが、本筋は違うのでホラーテイスト止まりかな。
『隣人13号』を思い出す。

担任である城田優がスケープゴートを
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ウィッチサマー(2019年製作の映画)

2.9

久しぶりにホラー映画らしいホラーを観た!
小難しくもなく、気持ち悪い所はあるもののグロくもなく、こちらをおどかすような演出がないので観やすい。

記憶がいじれるのに毎回気付かれるのは、自分の存在を知ら
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.8

ソウシリーズは3辺りで挫折してますが、
The Handmaid's Taleのマックス・ミンゲラの名前が2番目にあるので、気になっていました!
最近は脚本や監督もしているようです。

話はサクサク進
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前科者(2022年製作の映画)

3.2

ドラマ版を観て、気になっていた作品。

森田剛も若葉竜也も、
いい役者だと改めて思いました。
全体的にこの2人が圧勝だったんですが、ドラマ版観てないと石橋静香の良さも活きないんですよ。
良いこと言って
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夏目友人帳 いつかゆきのひに(2013年製作の映画)

3.6

Netflix4と5の間にありました。

『いつかゆきのひに』
無くしたものを見つけても胸がキューっとなる。

『にゃんこ先生とはじめてのおつかい』
にゃんこ先生がとにかく素敵なデブ猫だというのが分か
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

一生が一日で終わるビーチに閉じ込められる数組の家族…ホラーのようなフレーズをちりばめながら、観終わると唸ってしまうのは持病があるからだろうか。
ビーチの謎が重要ではなく、急激に老いるという事に注目した
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.2

原作漫画は読了。
私事なので申し訳ないのですが、原作を先に知ってるとどうしても集中力が持続せず中弛みしてしまう…

しかし、ストーリーはほぼ原作通りながら、実写化ならではの見せ方と設定が上手い脚本でし
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さがす(2022年製作の映画)

3.4

予告から想像していた作品は1時間かからずに違う方向へ。
詰め込み過ぎてますが、
上手く繋がってるんですよね。
社会の闇を見せつつ、商業映画っぽさもある。
好きなタイプの作品ながら、もう1度観ようとはな
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.0

ドラマ観ました。
原作も読みました。

話の流れが同じなので、少し余所見しがちで観ちゃったところがあります。
ドラマもキャッチーでいいんだけれど、彼女が好きなものは…というタイトルが良かった。
それに
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.5

実は2回目。

戦後の大阪でアメリカ兵が極道として生きていくことになるという話。
ヤクザ映画をよく知らない私からすると観やすいです。
戦後の日本が詳しく分からないのですが、日本演出は過剰ではないが強調
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.4

楽しかったーー!

アメリカン・コメディ全開でした!
ミステリー要素は軽めですが、犯人が誰でもいいと思ってしまうほど
主役夫婦の掛け合いが最高に笑えた!
カーアクションもあり、ラストも楽しませてもらい
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.2

ギレルモ・デル・トロの作る世界観は好きです。
美しい人々が
美しい衣装、建物、装飾品などなどゴシックホラーにピッタリなものに囲まれてる美しさ。
そこに朽ちていく様な、古めかしさが合わさるとまたタマラナ
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.8

めげずに後編も!
進撃の巨人の実写の良いところは、前編も後編どちらも90分程度という所でしょうか。
完全にオリジナルストーリーなのですね。
前編から引き続き脚本が酷いです。
エンドロール後のオチもね、
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

1.5

アニメでハマった進撃の巨人の実写に果敢に挑戦してみました。

原作への敬意が微塵も感じられない。
端々に洋画の要素取り入れたかったんだろうな、と感じられる展開があり理解に苦しむ。
脚本の酷さが見苦しい
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

おもしろかった~
ただのコメディかと思っていたら、
見たことのない復讐劇でした。
あっちいったり、こっちいったりの展開がありながら、嘘と真実が見分けらるか。

なに考えているのか分からないところが、
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

原作未読。

剥がされたり、開いてたり、切れ落ちちゃいそうだったり…、
R15じゃなくていいんですかね?
R15にすると弱いのかな。

檻の中からでも人をもてあそぶのは容易いことなんですね。
官兵衛も
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.4

インパクトが大きい映画ではないけれど、観終わってからの爽やかな熱さが心地いい。

そのあだ名なんなの?
そんなところも可愛い。
『これ、失恋だったんだ』
が、なんだか忘れられない。

ラストの殺陣のシ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.5

A24作品。
結構そそるんですけどねー。
観ると何とも言えない気持ちになるA24。

灯台守の2人が孤島に閉じ込められるというストーリーを白黒のほぼ正方形でさらに恐怖を煽る作りの作品。
音楽、効果音が
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

カラフルでポップな色合いと女性歌手を中心に軽やかな音楽で中和されているけれど、
復讐劇でありエンタメでありながらも
だいぶ重たく苦い内容でした。

作中の観たいところ、知りたいことを意図的に見せず、語
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ファイティング・with・ファイア(2019年製作の映画)

3.0

ド・コメディ!
主役の堅物具合が面白い。
充分ヒーローだと思いますが、なんで別の班にいくんだろうか。
みんないいキャラしてます!

なんでこれがマイリストに入っていたんだか謎ですが、
90分のゆるーい
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

2.7

台詞の少なさと自然の泥臭さと美しさがストーリーを引き立てていたように思います。
人が変わろうとする姿がいい。

動物のシーン、
唾液とか苦手なシーンが多々ある。

クラウン観てたので、ジョシュ・オコナ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

田舎町で家族に縛られ息苦しさを持ちつつ、いい人間になりたいと願う青年を若き日のジョニー・デップが好演。

知的障害がある弟に10代のレオナルド・ディカプリオがこの役でアカデミー賞ノミネートされたようだ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.6

予告で観た印象とだいぶ違う気がする。
情報量が多いので、
気を抜いたら話が分からなくなる内容。
頑張って観るほど、引き付けるものがなかったです。
ストーリーは面白さがあると思うので残念だった

藤原竜
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

2.6

『アネット』をいずれ観る予習のつもりでレオスカラックス作品を。

主演俳優がすっごい。
どんな役でも出来そうです。
それもあってか、なんにでもなれて、結局何者にもなれないんだなーと感じてしまう作品。
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

2.7

ダークなトーンは好きだし、音楽の使い方もいい。
映像も過激さがあり、悪いとは思えない。

でもやっぱり長い!
丁寧に個々のストーリーがわかるけれど、正直少しずつ興味が薄れていきました。
アメコミものな
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セブン(1995年製作の映画)

3.7

以前観たときは七つの大罪を連続殺人に使うストーリーと結末に感嘆としたものです。
オープニングクレジットもかっこいい。

改めて見直してみると、
トレイシーって何の罪になるんだろうか。
『憤怒』の材料っ
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