のんchanさんの映画レビュー・感想・評価

のんchan

のんchan

映画(3377)
ドラマ(55)
アニメ(0)

Number One on the Call Sheet:ハリウッドの黒⼈主演⼥優たち(2025年製作の映画)

4.1

男優版に続き質問は一緒だが、こちらは監督も変わってまた違う雰囲気。

香盤表(Call Sheet)の一番上とは、現場で使われる用語で、通常は最高給の主役のこと、つまり"スター"のこと。
しかし、黒人
>>続きを読む

Number One on the Call Sheet:ハリウッドの黒⼈主演男優たち(2025年製作の映画)

4.1

Apple TV+無料トライアル中とはいえ、観たい作品が限られる中、これは映画好きなら観ておく価値のあるドキュメンタリーでした。

タイトル通りですが、顔馴染みある黒人スター俳優たちのインタビューと、
>>続きを読む

ヘッド・オブ・ステイト(2025年製作の映画)

3.6

アマプラ新作、オジサンたちのド派手アクションコメディ。
『Mr.ノーバディ』の監督とイドリス•エルバに期待して鑑賞。

あり得ないシチュエーションだけど、そこにちょっとリアル要素を盛り込んだ漫画と思っ
>>続きを読む

アントワン・フィッシャー きみの帰る場所(2002年製作の映画)

3.9

デンゼル•ワシントンの初監督作品❗️(監督作品は全部で4作?)
製作と出演も兼ねている。

実在する人物アントワン•フィッシャーの自伝『Finding Fish』がベースであり、ご本人自ら脚本を担って
>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.8

世界的人気の探偵•犯罪小説家マイクル•コナリーの同名小説が原作の法廷サスペンス。
弁護士ミッキー•ハラー(ミック)が活躍するシリーズ小説の第1作目の内容です。

ミック役には脂の乗っているマシュー•マ
>>続きを読む

エンジェル・アット・マイ・テーブル 2Kレストア(1990年製作の映画)

4.1

ジェーン•カンピオン監督作品、鑑賞4本目。
『ピアノ•レッスン』の3年前に手掛けた作品で、ニュージーランドの作家ジャネット•フレイム(1924.8.28~2004.1.29)の3部作の自伝をベースに映
>>続きを読む

型破りな教室(2023年製作の映画)

4.2

『コーダ あいのうた』に続いての教師役。演技派エウヘニオ•デルベスがまた違う魅力で主演する奇跡の実話。

型破りな教師の奮闘により活き活きとした生徒の成長を描く実話ベースの必見作品。


◉ストーリー
>>続きを読む

名前、呼んでほしい(2025年製作の映画)

4.0

『映画監督外山文治短編作品集《東京予報》』3作の3本目。
実は一番観たかった作品だった。
一言で言うと"不倫"映画です。

主演の田中麗奈は監督が『東京マリーゴールド』を観て気に入っていて声掛け。
>>続きを読む

はるうらら(2024年製作の映画)

3.9

『映画監督外山文治短編作品集《東京予報》』3作のうちの1本目。
上映順がこの爽やかな青春映画から始まるのは良かった気がします🌸

キラッキラな中学3年生たちの卒業7日前から卒業式までの話。

◉ストー
>>続きを読む

forget-me-not(2025年製作の映画)

3.9

今朝起きて、何か暗示にかかったかのように、土曜には行くこともない小さなミニシアターの上映スケジュール表を確認した。

信じられない🥺バッチリなタイミングで大好きな外山文治監督の舞台挨拶付きでの短編作品
>>続きを読む

ディープ・カバー ~即興潜入捜査~(2025年製作の映画)

3.8

クスッと笑える軽〜い作品ないかしら?
そんな気分にピッタリのアクション•コメディ🤣

フィル友さん誰も観てないアマプラ新作。
スルーされそうなセンスないジャケ写😁
私はツボが合ってずっとケラケラ笑いな
>>続きを読む

七月のランデヴー(1949年製作の映画)

3.8

7月になったら観ようと早くからリストインして楽しみにしていたジャック•ベッケル監督作品、鑑賞6本目。

《パリ市井3部作》とされ、『幸福の設計』『7月のランデヴー』『エドワールとキャロリーヌ』と続いた
>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.9

『アスファルト•シティ』があまりに素晴らしい作品で余韻に引っ張られる中、ジャン=ステファーヌ•ソヴェール監督に興味津々となり続け様に前作を観てしまった。

監督の特徴は社会と人間のダークサイドに真正面
>>続きを読む

アスファルト・シティ(2023年製作の映画)

4.1

ショーン•ペンを追って49本目鑑賞❗️

これは平均スコア低過ぎるわ。
エンドロールラストに流れる文言が胸に刺さる。救急医療現場の知られざる現実がリアルで素晴らしい啓蒙作品でした❤️‍🩹
実は...ジ
>>続きを読む

カーテンコールの灯(2024年製作の映画)

4.2

これぞインディぺンデント映画の原点❗️
作りは小さくて良いのです、感動はハリウッド映画に決して劣りません。

『セイント•フランシス』のケリー•オサリヴァンとアレックス•トンプソンが再び仲良く共同監督
>>続きを読む

暗い鏡(1946年製作の映画)

4.1

私の中の安パイ、ロバート•シオドマク監督🩵
何かサクッと面白いものをと選んでハズレたことがないが、鑑賞5本目にしてこれが一番かも💫
85分、始終楽しめるサイコスリラー❗️

古い作品のキャストは名前も
>>続きを読む

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.9

マイク•リー監督の『ヴェラ•ドレイク』が素晴らしい作品で大感銘したのですが、簡単に言うとそのアメリカ版。
中絶🈲の時代に女性のために奮闘した女性たちがいたという話。

しかし、イギリスは1950年代に
>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

90分、全編ワンカット、ノー編集ということで気にはなっていました。
3年前の上映時に監督のことは気に留めていませんでしたが、今春のNetflixドラマ『アドレセンス』があまりにも秀逸で、この作品が同じ
>>続きを読む

F1®/エフワン(2025年製作の映画)

4.2

🏎️💨🏎️💨🏎️💨🏎️💨🏎️💨🏎️💨

いや〜、色んなスリルが楽しかった〜😆
ずーっとハラハラドキドキの展開。

F1🏁タグを作ってるくらいなのでスピードものが好物です💨
しかし、あくまでもエンタメと
>>続きを読む

ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.4

実は少し前、この作品のキャスト陣が豪華だと気付き観たくなり、それならばとムルナウ版、ヘルツォーク版を先に観た次第でした。

こちらはブラム•ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』の原作を忠実にフランシス•フォ
>>続きを読む

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

3.7

F•W•ムルナウのサイレント作品はモノクロホラーの傑作でしたが、同じドイツ人のヴェルナー•ヘルツォークがカラー版でリメイクしたもの。
比べてみたくて続けて鑑賞しました。

ヘルツォーク監督作品は鑑賞4
>>続きを読む

吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

4.1

100年以上前、最初期の吸血鬼映画としてF•W•ムルナウにより世に出されたサイレント作品。
ホラーは興味ないと言いながらもこれは別物。映画好きの端くれとしていつか観なくてはの精神で気分が乗りました。
>>続きを読む

誘導尋問(1995年製作の映画)

4.0

ミック•ジャクソン監督作品、鑑賞6本目。いや〜良作多い監督です。
『ボディガード』から注目され、その3年後にアメリカで放送された実話の法廷映画で、マクマーティン保育園裁判を映像化。
製作総指揮はオリヴ
>>続きを読む

犯罪者たち(2023年製作の映画)

3.9

久しぶりのアルゼンチン映画🇦🇷
私はただただブエノスアイレスに懐かしさもあるけれど、189分が長く感じない、映像センスが溢れていてこの空気感をもっと味わっていたかったな〜🩵

(ジャケ写が最低で文句言
>>続きを読む

フロントライン(2025年製作の映画)

4.2

非常に良い作品でした。
事前にHBOのドキュメンタリーを観ていたが、こちらはあくまでも日本の対応を嘘偽りなくしっかり観せてくれている。

2020年2月、ダイヤモンド•プリンセス号内で新型コロナウイル
>>続きを読む

ラスト・クルーズ(2021年製作の映画)

3.7

『フロントライン』鑑賞前にHBO製作のドキュメンタリー(当時の船内記録)をチェックしました。
あくまでもアメリカのケーブルTV局製作のため、外国人旅行者とインドネシアの乗船員がメインの自撮りカメラで映
>>続きを読む

ホワイトバード はじまりのワンダー(2024年製作の映画)

4.0

マーク•フォースター監督作品、鑑賞6本目。
世界的にヒットした『ワンダー君は太陽』は誰もがオギーを応援し、温かい涙を流した名作。
その原作『ワンダー』の著者R•J•パラシオが書いたアナザーストーリーの
>>続きを読む

殺人者(1946年製作の映画)

3.8

ロバート•シオドマク監督作品、鑑賞4本目。
絶対に裏切られないので観るのが楽しみになってます。

バート•ランカスター32歳でのデビュー作。主演ではないもののファム•ファタールのエヴァ•ガードナーと絡
>>続きを読む

プロフェッショナル(2024年製作の映画)

3.8

リーアム•ニーソンは今年12月を以てアクションから引退と発表しているけど、何年も前から言い続けているから、これがラストでもなさそうだが、一応アクションキャリアの集大成とした最新作。

監督は長年クリン
>>続きを読む

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.9

テイラー•ハックフォード監督作品、鑑賞5本目。
『愛と青春の旅立ち』『ホワイトナイツ/白夜』『黙秘』『Ray/レイ』どれも好みばかりの監督ですが、この作品を制作した1997年にヘレン•ミレンと熟年婚さ
>>続きを読む

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.9

動物とファンタジーとCGの組み合わせとなると普段は進んで観ないのだが、アン•リー監督なのでいつかは観たいとずっと思っていて、今日がそんな気分でした。

勝手に少年と仲良しのトラの冒険物語かと思いきや、
>>続きを読む

小さな誘拐犯(1953年製作の映画)

3.9

アメリカ映画『小さな逃亡者』(1953)は幼い兄弟のドキュメンタリー風な傑作でしたが、検索時にその隣で似たタイトルで同年製作のイギリス映画が並んでいて、同じく兄弟ものらしく、国によっての違いを比べたく>>続きを読む

キスメット・ダイナー(2013年製作の映画)

4.0

行きつけ美容室の座席に一台づつ配置しているSAMANSAタブレットで鑑賞。
毎月何かしらボーッと観てるけど、これは胸キュン💓だったのでお薦めしたくて。

たった9分で世界が変わる、感動ストーリーに胸が
>>続きを読む

小さな逃亡者(1953年製作の映画)

4.3

フランソワ•トリュフォー監督の言葉を抜粋
『もしも若きアメリカ人モーリス•エンゲルがその美しい映画『小さな逃亡者』で、我々にインディペンデント映画への道を示してくれなかったら、ヌーヴェル•ヴァーグは存
>>続きを読む

うま味(2022年製作の映画)

4.0

こんな珍しい作品(日本未公開)と出逢えるなんて、それこそFilmarksの醍醐味🙌🏻

日仏合作でキャストの豪華さにビックリ🫢
Filmaのキャストに載ってない人も大勢いるのです。
ジェラール•ドパル
>>続きを読む

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.5

『昼顔』が面白かったからブニュエルに調子付いて続けて鑑賞6本目。

1973年アカデミー賞外国語映画賞を受賞した晩年の傑作と言われているけど...
はぁ〜これまた私は合わなかった。

徹底したブルジョ
>>続きを読む