のんchanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

のんchan

のんchan

映画(2956)
ドラマ(28)
アニメ(0)

フットルース(1984年製作の映画)

3.6

自分でビックリなんと初鑑賞💦

ケニー・ロギンスのテーマ曲等のサウンドトラックが大流行🎵したけど、私の中ではダンス映画の括りではなく青春映画でした💙


アメリカ中西部にある小さな田舎町が舞台。過去に
>>続きを読む

マリとユリ(1977年製作の映画)

3.8

ハンガリーの至宝メーサーロシュ・マールタ監督。なにか胸騒ぎがする感じがして続けてもう1本。

『アダプション/ある母と娘の記録』の時のように、こちらも年齢差のある女性2人が、不思議な連帯感を持ちお互い
>>続きを読む

アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

4.1

ハンガリー出身の女性監督、メーサーロシュ・マールタの名を世界に知らしめた傑作。

いや〜これは素晴らしい。
正に女性映画です。女性の微妙で複雑な心理が、ややもすると手粗い描写と感じる部分もあるが、それ
>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『エメット・ティル反リンチ法』をバイデン米大統領が人種差別による憎悪犯罪と定め2022.3.29に成立させた。
しかし、その根本の14歳の黒人少年【エメット・ティル殺害事件】から67年が経過してのこと
>>続きを読む

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.0

底抜けに明るいヤツ観たかったので大正解🔆面白かった〜🤗

今までエディ・マーフィーって『ドリームガールズ』しか観たことありませんでした💦
一時は死亡説まで出たくらい活躍が止まっていたらしく、久しぶりに
>>続きを読む

君は僕のもの(2021年製作の映画)

3.7

非常に平均スコア低いですが、私はかなり面白かったです😆
ほんといつもだけど他人様とは評価分かれるな〜。でも自分が楽しめればそれが一番だからok⤴️

ケイシー・アフレックが主演と製作総指揮を務めたスリ
>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.7

成島出監督作品で旬の杉咲花を観たい!そして52Hzが気になったのと、字幕で観れる日時がバッチリ都合が良く、風邪も治ったので出掛けてきました。

しかし、私にしては珍しくあまり観ない邦画を最近立て続けて
>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.1

ロバート・レッドフォードの俳優引退作品。
大好きなケイシー・アフレックと共演なのに、なぜ観ていなかったんだろう...
レッドフォードには堅物っぽいイメージがあり敬遠していて、これがようやく鑑賞6本目。
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

あみ子役の大沢一菜ちゃんの演技が素晴らしかった👏

あくまでも小説の映画化なので、真剣に捉えるのも...という気になりました。
実際に似たような成長度合いが遅れている子供はいるでしょうがケースバイケー
>>続きを読む

ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.6

デ・ニーロ作品鑑賞はこれで50本目。全くキリがないわ。
こんなサイコスリラー作品があったこと今まで知らなかった。

大リーグの熱狂的な一ファンが、家庭崩壊し仕事も失って自暴自棄になり、ストーカーになっ
>>続きを読む

マイティ・マイツ ~12人の屈強な戦士たち~(2021年製作の映画)

3.8

ちょっと元気が欲しい感じで探した実話のスポーツヒューマンドラマ。

アメリカ大恐慌時代の孤児院が舞台。
伝説となったアメリカンフットボールのコーチが、孤児たちを熱血と父親代わりの優しさを持って州大会へ
>>続きを読む

ホテル・ファデットへようこそ(2017年製作の映画)

3.6

全くアバウト過ぎるフランス特有のコメディ🇫🇷

ドヌーブとドパルデューって何度目の共演だろう?
ジャケ写🍎もインパクトあるし、何にも考えないで笑える作品探したらヒットした。

原題は『お人好し』らしい
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.8

原作未読も朝井リョウの話題作。イマドキのテーマで魅了するんだろうと思いながらも、なんとな〜く気乗りはせずで鑑賞。

共感度ゼロだったので、面白いとは感じられずも、役者は皆んな演技が良かったので、最後ま
>>続きを読む

金の糸(2019年製作の映画)

3.6

ジョージア🇬🇪の伝説的な女性監督ラナ・ゴゴベリゼが91歳で日本の"金継ぎ"に着想を得た過去と和解の物語。

「金継ぎとは日本人が考え出した方法で、3千年前の器を金で継なぎ合わせるの、綺麗でしょう」と孫
>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.9

菅田将暉の目があり得ないほどにずーっと死んでいる。
それは過去の母親不信の辛い出来事があったせいだった...

平均スコアがまた低いですが、良い映画でした。
不倫、育児放棄、認知症、地震等の出会いたく
>>続きを読む

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)

4.5

アカデミー賞歌曲賞ノミネート。最優秀はビリー・アイリッシュに決まったがこちらも素晴らしい、グラミー賞受賞アーティスト🌟

恥ずかしながら無知過ぎて、ジョン・バティステ(37歳)の存在も名前すら知りませ
>>続きを読む

愛のメモリー(1976年製作の映画)

3.7

ブライアン・デ・パルマ監督がヒッチコック監督の『めまい』に着想を得ての初期作品。
脚本はポール・シュレイダー。
ちなみに原題は『妄想』

それを知って観始めたので、なんかすぐに、胡散臭いとピンと来てし
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

杉咲花を知ったのは、美味しそ〜うに回鍋肉を食べるCM(味の素Cook Do)だった。13年前だったのか...それが今や日本アカデミー賞主演女優賞に輝く実力者として、受賞式には落ち着いた振り袖を素敵に着>>続きを読む

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.8

アメリカの7人の大統領に34年間仕えた、実在のホワイトハウスバトラー、ユージン・アレン氏の生活を参考にして脚本されている。


南部の綿花農場で生まれ育ったセシル(フォレスト・ウィテカー)は、母親(マ
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

アニメはあまり進んで観ませんが、これは気になってました🎶

「第47回 日本アカデミー賞」で【最優秀音楽賞】をこの作品で上原ひろみさんが初受賞しましたね👏

3人の俳優の声の出演が気になっていましまし
>>続きを読む

サバイビング・ピカソ(1996年製作の映画)

3.9

芸術家の人生を垣間見るのは面白い。
天才画家ピカソの独特な絵画は見たことがあってもどんな人物かそこまで詳しくは知らなかった。
大好きなアンソニー・ホプキンスがピカソ役ということで興味深く、凄く特徴を捉
>>続きを読む

アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

3.7

マリサ・トメイ観たさのみで鑑賞❗️
ヘアメイクの印象で随分雰囲気が違うので最初は戸惑ったけど、カッコよくて最高だった〜⤴️

美術オークション会社の研修生で将来は自分の画廊を持つ夢を持つアナ。
上司の
>>続きを読む

シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022年製作の映画)

4.0

ホロコースト体験者であるフランスの政治家シモーヌ・ヴェイユ(1927年7月13日-2017年6月30日)を知り尽くせる伝記映画。

シモーヌの功績はフランス人女性にとって甚大である。いや女性だけでなく
>>続きを読む

イン・ザ・ベッドルーム(2001年製作の映画)

4.1

『TAR/ター』で監督・脚本力の手腕を遺憾無く発揮したトッド・フィールド。
『リトル・チルドレン』(2004)もとても好みの作品だった。
この作品が監督デビュー作。
タイトルとジャケ写の雰囲気から勝手
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.1

シスとは...
強いかどうかじゃない
諦めないこと 絶対に

なんなんだこりゃ〜 
ぶったまげ〜〜
面白過ぎた〜〜

世界一の最強男コルピ
60歳過ぎてるのに不滅

ナチス・ドイツに
母国を焼き尽くさ
>>続きを読む

きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.5

そ〜言えば観たけど、直ぐにレビューする気になる感じではなかったニコラス・スパークス原作鑑賞9本目💦
この後、7年経ってますが映画化がないのでニコスパ劇場は今は世の中から求められてない?


プレイボー
>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞5部門ノミネート作品。
日本劇場未公開のままアマプラ見放題配信。

監督は長編デビュー作で脚色賞にも選ばれているコード・ジェファーソン。
いかにもアメリカっぽいテーマと作風で、テンポ良く面
>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

4.0

オリヴィエ・アサイヤス監督作品鑑賞7本目。
どれも自分の平均点以上となる作品ばかりでかなり好みの監督です。

この作品はクリステン・スチュワートのために脚本している。
前作の『アクトレス 女たちの舞台
>>続きを読む

アニエスの浜辺(2008年製作の映画)

4.5

やっぱり大好きだ〜アニエス・ヴァルダ💖

ズバ抜けた発想とそのセンスの良さに驚かされる。
可愛くて、優しくて、頑張り屋で、家族を愛して止まない理想の女性が、自身を振り返っているドキュメンタリー🌟
>>続きを読む

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ写の15歳のビョルン・アンドレセンは確かに美しかったが、『ベニスに死す』はまるで操り人形にしか見えず、私には違和感しかなかった。

ヴィスコンティが『世界で一番美しい少年』とキャッチフレーズを付
>>続きを読む

ラスト・ソング(2010年製作の映画)

3.2

ニコラス・スパークス原作作品を消化するため鑑賞(8/11本目)
いかにもDisney色が強く、なんとカップル年齢が大学入学前の話だった💦
私の年齢は鑑賞対象年齢から除外されるって、そんな内容でした😓
>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.7

ヴィスコンティ監督『ドイツ三部作』のニ作目

観終わるとなぜドイツ?となるけど、原作者トーマス・マンがドイツ人、そして主人公がドイツ人(モデルが作曲家グスタフ・マーラー)というだけでドイツは出て来ませ
>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.0

解ってはいましたが、思考を止めて感情を押し殺さないと観れない作品です。

1942年1月20日、第二次世界大戦中にドイツの高官ら15人+女性秘書1人がベルリンの高級住宅地、ヴァン湖(ヴァンゼー)畔にあ
>>続きを読む

地獄に堕ちた勇者ども(1969年製作の映画)

4.0

ルキノ・ヴィスコンティ監督は簡単に手が出せずなんとなく遠い存在でした。
『異邦人』しか観ておらず、ヴィスコンティらしさは解らなかったので、ようやく『ドイツ三部作』に挑戦、まず一作目。

1930年代前
>>続きを読む

トスカーナの贋作(2010年製作の映画)

3.9

アッバス・キアロスタミ監督が初めて母国イランを離れ、ジュリエット・ビノシュを主演にした風変わりなラブストーリー。

ちなみにお相手はイギリス人のウィリアム・シメル。本業がバリトン歌手でオペラの舞台で活
>>続きを読む

やさしい嘘と贈り物(2008年製作の映画)

3.8

寝る前に鑑賞するのは刺激が少なめを選びがち。

ジャケ写からしてもシニアのほっこりラブストーリーかな...と観始め、かなり穏やかでありながらコメディ寄りの展開だったのに、途中から激変する。

これはあ
>>続きを読む