のあさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

映画館にて鑑賞。

やはり山王戦はアツい!
数々の名シーンがアニメーションとなって動いて音がついていることに、ただただ感動です。
クライマックスシーンの演出、漫画からアニメにするとこうなるのか!という
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クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。

クリスマスはハッピーエンドが良いですね〜!
あれだけ頑固そうなスクルージがたった一晩で改心するのは早すぎる気もするけど、クリスマスは特別ということでまあいいか(笑)
19世紀のクリス
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.1

自宅にて鑑賞。

良さが全くわからずでした……。
この話、この尺でやる必要あったのか?
画はエモいけど、肝心の内容が刺さらず。
登場人物がみんな幼稚だし、話もずっと表層だけなぞって上滑っている感じがし
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プロフェッショナル(1981年製作の映画)

3.9

自宅にて鑑賞。

大分老けたベルモンド。
女の敵って感じだけど、凄腕諜報員という役どころが結局かっこいいからずるいです(笑)
敵の目を掻い潜る作戦にカーチェイス、早撃ち対決…と観たいところ全部詰め!
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞。

フィリップマーロウのシリーズは村上春樹訳の『ロンググッドバイ』しか読んだことがないのですが、エリオットグールドは私の中のマーロウのイメージとはちょっと違うかも……。

とはいえ映像と
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小さな兵隊(1960年製作の映画)

3.7

ゴダール追悼の意を込めて。
自宅にて鑑賞。

アルジェリア戦争下の状況を描いたスパイものですが、スパイものとしての面白さはあまりないかも(笑)
ストーリーというよりは、ひとつひとつの台詞やカットが印象
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

3.8

映画館にて鑑賞。

山もオチもない淡々と撮りたいように撮った、これぞフランス映画。
登場人物たちの身勝手さにちょっとクラッときちゃうところもありましたが、そんなところも生々しく自然ではあったかも。
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ラ・スクムーン(1972年製作の映画)

3.8

映画館にて鑑賞。

我が身をも懸ける友情は一見美しいけれど、他者を犠牲にした人生は結局報われず、時代にも人にも取り残され、先には破滅の道ばかりが続いていく。
そんな風にしか生きられない男の哀愁をまとう
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞。

先の読めない脚本で面白かった!
シャイニングでの怪演が印象深いジャックニコルソンが全く違うイメージで演じていて、さすが名優だなと思いました。

とはいえ、ちょっと新鮮味には欠けたかな
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秘密の花園(1993年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。

良い意味で何もかもが超王道映画。
ほぼアレンジはなく話も画も原作に忠実ですね。
子供の頃に原作を読んだときの自分のイメージのまま花園が再現されていたので驚きました。

荒野に佇むマナ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.9

映画館にて鑑賞。

思っていたよりも面白かったです(笑)
ややチープな演出が気になったり細かいツッコミどころがあったりはしますが、エンタメとしてはよくできていたと思います。
バンカーものとしてはNHK
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欲望(1966年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞。

最初、間違えて別の映画を再生してしまったかと思ったくらいには、過去作と全く趣が違う作品でびっくりしました。
そもそもイタリア語ではなく英語で、舞台もロンドン!

正直話の筋はどうでも
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.9

自宅にて鑑賞。

『月世界旅行』だけでなく、初期の短編の映像もいくつか観られてとても楽しめました!
何もかもが空想だった時代の映画は、当時存在しなかった知識や技術がある現代だからこそ違った意味で輝いて
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

映画館にて鑑賞。

女性の生き方を描いた作品では、ここ最近観た中で一番好きです。

生々しい題材ながら、ノルウェーの美しい景色や街並みが中和していて全体的な印象は爽やか。
パーティーのシーンはあの雰囲
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

映画館にて鑑賞。

正直万人におすすめできる映画ではないですが、観るのであれば劇場で、できれば平家物語を履修してからをおすすめします。

序盤はなかなか衝撃的、中盤はちょっと中弛んでるかなと思いつつ、
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞。

『ようこそ映画音響の世界へ』は音響全般で、こちらは映画音楽のみにフォーカスしたドキュメンタリー。

関係者へのインタビューを交えながら、映画音楽の歴史をわかりやすく学べて面白かったで
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。

全盛期のメグライアンかわいい〜!
演じているキャラに合ったちょっとやぼったい服装すらも着こなしていてすごい。
こういったアメリカのロマコメには少し珍しいような(?)ちょい悪フランス男
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バクテン!!(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館にて鑑賞。
TVシリーズの最終回で劇場版の告知があってから、ずっと楽しみにしてきました!
適当に取った回がまさかのアオ高3年生トリオの声優の皆さんの舞台挨拶ライブビューイング付きでした(笑)
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.9

自宅にて鑑賞。

フランスの夏、バカンスの空気が切り取られていて、観ているだけで旅行に行ったような気分になれました。
最低限の音楽でほとんど環境音ばかり、台詞がないシーンも多いけれど、観るに耐えうる画
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

映画館にて鑑賞。
エンドロールで席を立つ人間は、最後まで観ている人の余韻を阻害している自覚を持った方がいいです……。

映像◎、音楽◎の雰囲気最高映画でした。
特に映像はとても好みで、撮り方も良いしな
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.9

自宅にて鑑賞。

正直全体的に曲はそこまで好みではなかったのですが、フィナーレのYou Can't Stop the Beatはさすがのカタルシス!
出演者勢揃いで踊っているのを見るのが好きなのかもし
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狩人の夜(1955年製作の映画)

4.0

自宅にて鑑賞。

単純な設定ながら怖い〜!
やはり夜の闇の恐ろしさは白黒映画の方が本能に訴えるものがありますね。

異常者の怖さと、幼い兄妹の可愛さとでバランスが取れている印象。
出てくる女性が(レイ
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情事(1960年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。
今年の頭ですが、モニカヴィッティ追悼の意を込めて。

全く合理的じゃない人間の感情にとてもリアリティがありました。
あまり理解はできなかったけど…(笑)
あと非常にもやっとする結末が斬
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

映画館にて鑑賞。
ようやく観に行けたー!
限られた劇場の小さなスクリーンでの上映になっていました。

ハリーポッターの世界というだけでワクワク感はあるのだけど、いまいち盛り上がりに欠ける印象。
前作が
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。

高度経済成長期の勢いがありつつ、今よりのほほんとしていた日本が感じられます。
昭和の映画を観ていると会社の屋上でバレーする描写がちょくちょく出てくるけどデフォだったのかな、ちょっと楽
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.2

自宅にて鑑賞。

相変わらず三船が渋かっこいい〜!
おっとりした奥方やコミカルな人質のキャラが秀逸で、緊迫した中でもいい意味で調子が狂って面白かったです。
短い尺で緩急ついたテンポ、無駄なシーンもなく
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.5

自宅にて鑑賞。

まるで中身がないし令和の女性としては思うところがなくはないですが、ひたすら陽気で楽しそうで80年代のアメリカの大学生が羨ましくなります(笑)

バカ女と裏では馬鹿にしているようなパー
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

3.7

自宅にて鑑賞。

あーあるあるこういう面倒くさいの…という感じで、至極狭い人間関係の中でごちゃごちゃやってるだけの内容ですが、うざったいほどの会話劇で久々にフランス映画らしいフランス映画を観たいという
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.9

映画館にて鑑賞。

『ゼロの執行人』以来、久々にストーリーにも見応えがあったなと思います!(もちろん多少の無理はご愛嬌)
コナンたち、公安、捜査一課、警察学校組を無理なく絡ませていた印象です。
興行収
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

自宅にて鑑賞。

元の作品を観ていないので意外な展開でびっくりしましたが、結局何が言いたいのかよくわからず……。
パフォーマンスは素晴らしかったです。

バーで鼻をなぞるシーンがとてもセクシー。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.5

自宅にて鑑賞。

ビーチボーイズは村上春樹の小説で知って以来夏に聴き流すくらいの感覚なので、あのポップな曲調をイメージしてなんとなく観始めたら結構重くてびっくりしました(笑)
バンドの最盛期の後から始
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秋日和(1960年製作の映画)

4.2

自宅にて鑑賞。

面白かった〜!
20過ぎた娘に周囲が結婚相手をあてがおうとするとか、お節介も甚だしい話で今の感覚で観ると最悪です。
が、テンポ良く、役者も良く、程よいコメディ感と昭和の雰囲気はとても
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

映画館にて鑑賞。

現代的な『エモさ』を2時間の映像にしたらこうなったという感じ?
池松壮亮も伊藤沙莉も演技が上手いし、サブカルっぽい雰囲気にハマっているので、そういう意味で完成度は高いなぁと思いまし
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.4

自宅にて鑑賞。

あまり良さがわからないままエンディングを迎えてしまいました、私の感性がおかしいのかもしれない……。

アメリカンドリームとか愛とか自己実現とか、そんな感じのわかりやすいアメリカ映画と
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浮草(1959年製作の映画)

4.2

自宅にて鑑賞。

どの役者も、画面にいるだけで目を引く存在感があり素晴らしい〜!
特に京マチ子のすれっからし的妖艶さと、若尾文子の初心な色っぽさがたまらん……「あかん」の言い方が良すぎます……。
中村
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞。

映画というより、映像付きの詩のような印象でした。
とにかくどのシーンも絵画のように美しくてうっとり。
シャネルの衣装もシンプルながら上品でとても素敵です。
ただ、話はあってないような
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