しのれさんの映画レビュー・感想・評価

しのれ

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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

よかったという記憶だけがまだ頭の中にある内にここに留めておこうと思う、鑑賞半年後のいま。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.6

かなり序盤で誰が犯人かわかる。というかあの空間に文字を出す表現法なんなん、どういう意図?

違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

4.8

ここ数年の中で最高の一作。というかたまたま行ったけど試写会があって、流石に神に感謝した。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

政軍分離という着想はめちゃくちゃに面白いし妄想を圧倒的に刺激してくれるけど、この映画だけを切り取るなら物語的な肩透かし感は否めない。

#マンホール(2023年製作の映画)

2.5

まじで生命線とも言えるスマートフォンを宙に投げて動画を撮る処、ほんとうにアホかと思った。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

数の暴力を教えてくれる作品。それがそれでしかないことに私たちはより気づかないといけない。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

野暮な感想を綴りたくない、と思うくらい良い。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

こういう体験を媒介してでしか大切なことを深く再思考する余地のない世界で今は暮らしている。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

この映画は2014年上映の「渇き。」から地続きのサイコサスペンスの枠組みの日本映画として、大衆が混濁していたサスペンスとバイオレンスの概念を別つ契機になったと今では言われている。

草の響き(2021年製作の映画)

3.4

狂ったように走ってるのか、狂わないように走ってるのか、ほんとうのところどっちだろうね。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

助手席に座ってただ窓の外を眺めているだけ、運転席もしくはラジオから音は聞こえるもののそれはこちらに向いてない、みたいな映画。雪が溶けるのには、どうしても時間がかかってしまうし、どうしても時間がかかって>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

文化の上。長いとか短いとか、今とか過去とかのこと。何もかもが、そんなに単純じゃないよね。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

ここにきても、メディアとグローバリズムへの警笛。最後のワンシーンにあらゆる意味で未来の日本というか世界秩序への期待を込めているような気がした。画と音の充足感が極限まで洗練されてきたなと感じる近代的映画>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.8

最高、まともじゃなくていい。動もすれば日々の中で耳に届けられることのないあらゆる情緒をしなやかに思い出せる。あ〜定食屋にいきたいね?

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.6

大学生の時に読んだ今でも好きな小説のひとつ。文字だとひしひし哀しさが込み上げてきたけど、映像にされるとなんだか辛くて泣いてしまうね。時間の広がりを奥行きをもって自由に表現しうるのは何処まで行っても本に>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

映画の余韻と勿忘だけでこの春を越せると思う。ひとつのモノやコトふたつにうまく分けれない。

AWAKE(2019年製作の映画)

3.0

落合モトキかっけえ。もう少し戦いたいよなあ。

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.5

冒頭、久しぶりに日本の田舎の閉塞感みたいなものをずっしり感じてた(フードコートでうどんに天かすやまもりが頂点)けど、終わった時はそうも感じなかった。松本穂香はとりあえず映画がいちばん似合うほんとうに。>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

2回目見るまで、感想は書かないつもりでいた。

劇場(2020年製作の映画)

4.2

演劇でできることは何でもできるのに、が逆流して、日常は演劇と見紛えるほど前衛的になった。寄り付かない作品。その日がこの日になって、あの日として戻れない。大衆性ってなんだろうね。

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

3.5

このご時世にも関わらず深夜に食堂のご飯は罪。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

2.9

三谷幸喜すぎる、関係なさそうなところで平行している物語が最後にはきれいに収まるかんじ。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

こうなればよかったって未来が一意だったから岩井俊二らしくないのかな。リップヴァンウィンクルのオマージュとしてのplanetがなつかしい。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

隙を探すタイプのミステリーばっかり見ていたことに気づける。サムネイルがまあ納得できる。

静かな雨(2020年製作の映画)

4.0

途中、朝が少し雑になってきて行助の空ろな目がやるせようない。記憶を留めようとする行為が尊い。多層的に記憶というか世界の所在を考えさせられる。この映画はどの説にも立脚していない。

音楽(2019年製作の映画)

3.5

これは、芸術のための芸術、音楽のための音楽。

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