ともぞうさんの映画レビュー・感想・評価

ともぞう

ともぞう

たちあがる女(2018年製作の映画)

3.0

環境活動家というテロ女。環境問題は大事だが、だから何をやっても構わないというスタンスは共感できないし、ヨーロッパのこういう独善的な価値観は自分には肌に合わない。この感覚が理解できるかで好き嫌いが分かれ>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

カーアクションに次ぐカーアクション。CGに頼らず、ドローンを使った撮影で車をバンバン壊す。破壊王マイケルベイ監督の面目躍如といったところ。ストーリーは銀行強盗して逃げるだけなのだが、本当は善人なのに兄>>続きを読む

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自殺に失敗ばかりする男が突然4人の幽霊が見えるようになる。4人のよく分からない願いを叶えてあげようと動く男。ドタバタコメディかと思いきや、4人の願いを叶えると看護婦と仲良くなり、実はその4人は自分が幼>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幸せの絶頂だったはずの金持ちの新婦が、地獄に叩き落とされる86分。貧しい市民が暴徒化し、金持ちの家や人を襲う。助けてくれるのかと思ったら軍人も誘拐に加担し、身代金が支払われたら殺す。娘を救い出したい金>>続きを読む

沈黙、愛(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大金持ちの男にはグレた娘と愛人が。娘と愛人は犬猿の仲。酔った娘が愛人を車で轢き殺してしまう。娘を救いたい男は娘の罪を被って自分が犯人になる。そこまでは良いけど、金にモノを言わせて監視カメラはハッキング>>続きを読む

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

留守番バイトで来てた家に不審者が…でも、それは留守番バイトの女の子の気を引こうとした主人公の芝居だった。気持ち悪いマセガキの恋愛もの?と思ったら、その主人公のマセガキがサイコパスで、ヘラヘラしながらド>>続きを読む

マスカレード(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ケイシー=ローズというどんでん返し。11才の強盗に撃たれたケイシーが実は死んでおらず、大人のローズになって強盗に復讐する話。ケイシーが過去、ローズが現在という2つの時間軸で話が展開されていることに全く>>続きを読む

ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)

3.2

家族で楽しめるジャッキーアクション。初っ端からタイヤの付いたスーツで滑り降りる。海も空も頑張る。ジャッキーも体を張ったアクションはこれで引退と発言し、ラストには奥さんもカメオ出演。マンネリと言われつつ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

裕福な黒人の主人公は、ステレオタイプな黒人像が嫌いで真面目な小説を書くが売れない。やけクソでいかにも下品な黒人小説を書いたらバカ売れして映画化も決定。自分がやりたくないことで売れていく苦悩と家族や近し>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全く前情報なしに映画館で初めて観た時は、すっこり騙されて「ブルースウィルス死んでたんや!」と椅子から落ちそうになった(笑)。途中の違和感もオチが分かってから見直すと全て納得がいき、よくできた映画だと感>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

劇場版第23弾。
コナンとキッドが仲良しで、親友のように助け合う。いかにもな怪しい金持ちが犯人かと思いきや、真犯人は別の小物。アクションよりも推理メインにしようとしたと思うくらいコナンがずっと話してた
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科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.0

昔から思ってたけど、沢口靖子って超の付く大根だなぁ(笑)。でも、法医学のリケジョだから何となくハマっている。コロナの時期に異常行動を起こすウィルスというのは攻めた企画だと思うけど、トンデモ感は否めず。>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

すぐに骨折しまくるサミュエルLジャクソンが、自分のようにすぐに怪我をする人間がいるということは、反対に不死身の人間もいるはずだと考え、実際に不死身のブルースウィルスを見つけ出す。自分の力を見出されたブ>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

命を選別し、弄ぶ人間のエゴを浮き彫りにする。三度目の殺人の犯人は、我々すべて。三隅が殺したのは、殺されても仕方がないと言われそうな酷い人物(でも、殺して良い訳はない)。弁護士は真実そっちのけで量刑での>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.6

テレビ版は未視聴だったが、ストーリーはすぐに理解できたので良かった。シュビラという監視システムが治安を守る社会。そのシステムを海外に輸出する日本とそのシステムで覇権を取ろうとする軍事政府。その中で戦う>>続きを読む

エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.2

主人公がジョージクルーニーに似てた。普通に面白い。主人公が車椅子の必要性はなかったんじゃないか?そんな都合良くクッキー食べるか?などいろいろ設定に無理はあるものの最後まで緊張感あって良かった。

〈あ
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

桜切るバカ、梅切らぬバカ。木にもいろんな特徴があり、枝を切った方が良い木もあれば、切らない方が良い木もある。ましてや人間であれば尚更そう。障害者に細かく寄り添う社会であれば良いと思う。また、現実は簡単>>続きを読む

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まあ、普通に観れるけど、全般的に深みがないような。捜査一課と組織対策課の対立、柳井健斗に触れないのは過去の操作ミスを隠蔽するため、竹内結子と大沢たかおの濡れ場、真犯人は大沢たかおの舎弟で大沢たかおを組>>続きを読む

世界の終わりから(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

夢の世界に行ったり来たりしながら、世界を救う少女の話。正直に一番感じたのはテンポの悪さ。長い割にイマイチ話もよく見えず、夏木マリは湯婆婆の姿で中二病全開な展開。最後、冨永愛が出てきて世界が救われる。伊>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

事故で半身不随になった彼女のために、原因を作った3人を殺す芝居をする。ただ、それも芝居だったのか?どんでん返しのどんでん返し?やはり、ちょっと設定に無理があるように感じたかな。

〈あらすじ〉
新作舞
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.2

世界的にヒットした『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのリブート版。
前作は白人2人にアジア系1人だったが、今作は白人2人に黒人1人に。そこがリブートか?これはこれで面白いが、前作のようにおバカコメデ
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.2

ハチャメチャお色気アクションコメディ。優秀な女性スパイの3人が様々なコスチュームで爽快なアクションを繰り広げる。深いことを考えずにサクッと楽しむ映画。

〈あらすじ〉
姿を見せないボス、チャーリーの探
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.8

巡礼ロードムービー。息子が巡礼の旅で嵐に見舞われ亡くなる。その遺志を継いで息子の遺灰を背負って旅する老齢の主人公と、夫のDVが原因で娘も失ったカナダ人女性、痩せるために巡礼を始めたオランダ人男性、スラ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

廃墟の扉から邪念の塊のようなミミズが現れる。ミミズが現れると地震などの震災が起こる。それを防ぐため草太は扉を閉じる。草太を手伝う鈴芽。両親を失った姪の鈴芽を育てる環。草太を椅子にする猫。いろんな登場人>>続きを読む

尚衣院 サンイウォン(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

韓国王宮版アマデウス。伝統を重んじる努力型の御針匠(オチムジャン)と天衣無縫の天才仕立師。2人は心ならずも対立してしまったが、師匠と弟子として素晴らしい一時もあっただけに弟子を陥れて死罪にしてしまうの>>続きを読む

バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

インチキ悪魔祓いをネット配信していたら、本当の悪魔が降臨。仲間が死んでいくが、視聴者数はドンドン伸びる。しっかりホラーなんだけど、コメディ。最後は悪魔が全世界に拡散されるというバッドエンド。悪魔払いを>>続きを読む

ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

絶体絶命の状況の中、何とか生まれた赤ちゃんのためにも生き残ろうとする女性。いろいろイベントはあるもののワンシチュエーションだけに、やはり単調。最後は無事に救出され、ホッとする終わり方で良かった。

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Winny(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話ベースの映画。無邪気な技術者が良いアイデアを思い付き、ソフトを作ったら悪用されて逮捕される。警察が恣意的に犯人を作り上げることに怒りが湧く>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

話としてはAI人形が意志を持って暴走する系。人形が人間に近く不気味の谷効果もあって怖い。最後、死んだと見せかけて家電ロボットに乗り移ってるオチもホラーの王道っぽくてなかなか良かった。

〈あらすじ〉
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パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

パラレルワールドに行ける鏡を発見するノエル、ジョシュ、デヴィン、リーナ の4人。パラレルワールドで見つけた技術や製品を持ってきて大儲けする者や斬新な絵をパクって個展を開く者。巨万の富を手にしてドンドン>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

ケビンコスナー、ショーンコネリー、デニーロなど豪華俳優陣が魅せる。シカゴでやりたい放題していたアルカポネを検挙すべく戦う4人の男。アルカポネを敵にすれば命の危険があるが、それでも正義のために立ち向かう>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「容疑者xの献身」「真夏の方程式」に続く、東野圭吾の小説を原作にした『ガリレオ』シリーズの劇場版第3弾。
いろいろと設定が甘く気になる点が多々。他人の娘が殺害されたら怒る気持ちは分かるが、じゃあ皆で犯
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

ゴーストバスターズの懐かしの面々も登場。普通に楽しい作品。

〈あらすじ〉
母と兄(フィン・ウォルフハード)と共に田舎に引っ越してきたフィービー(マッケナ・グレイス)は、祖父が遺した古い家で暮らし始め
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

地方で生まれ育ち、進学や就職で東京に行ったことがある人は共感する点があると思う。東京には明らかに家柄が良かったり、お金持ちの人がいる。でも、庶民には庶民の悩みがあるように、金持ちも金持ちでいろんな息苦>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

過去の作品を知らないが、ストーリーは分かりやすいので、不便はない。バットマンの俳優がとにかく豪華(最後はジョージクルーニーがちょこっと出てくる)。アクションてんこ盛りだが、ラストは母のいない世界を受け>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

幼少期に事故に合い、曜日ごとに別人格が現れるようになった主人公。趣味もなく一番地味な火曜日目線で話は進む。ある日、水曜日も自分になり、図書館の女の子を好きになるが、彼女が好きなのは水曜日の自分。後半、>>続きを読む

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