ウル子さんの映画レビュー・感想・評価

ウル子

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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.0

あんな苦痛に満ちた寝起きの顔がこの世にあるなんて…まさにこの世は生き地獄…と思ったら、ハリエット・アンデルセンやないかーい!『不良少女モニカ』やないかーい!
そらそーだわ。これ、ベルイマン監督作だった
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

近年稀に見るブラピどイケフォームなんだよねぇ…最高よ…
にしても猛烈に集中力を必要とする映画だったわー。
描いてることは割と普遍的な「愛に目覚める系父子対峙モノ」なんだけど、すごく哲学的に描いてるから
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

4.0

千葉くんがしゃかりきになって走る姿を見るだけでお金上げたくなるよね…

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

おめでとー!ビターズエンド!
おめでとー!フィルマークス!
出資&配給してくれてありがとー!
映画として完璧ー!!!

ポン・ジュノ監督含めここ数年、チームとしてハリウッドをじっくりマーケティングして
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.3

この映画を見ていたおかげでJOKER見て爆笑できた自分がいます…

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

タロン君最高……
ボラプもいいけど、この描き方もとても良き。
エルトン・ジョンはほんとオモロイ。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.0

とても誠実な作品だったわー。
狭い世界に生きる子どもの世界を表現ためのスタンダードサイズなのかと思いきや、がんじがらめの価値観で生きる大人の狭い視点をあぶり出しているのだなぁ!ほら、除雪もしない校庭で
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バイス(2018年製作の映画)

3.3

政治家ほど因果な商売はないよなぁ…とつくづく…
どんなに強欲であってもさぁ…
にしても、メイクすごない!?
クリスチャン・ベールみゼロなの、ヤバない!?

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

アダム強火担としてこんな嬉しいこたぁないわ!GIRLS超えてアダム史上ナンバーワンの怪演!!!
バームバック監督の中では、も少しコメディ色が強かったんだろうけれど、アダムとスカヨハたんが役を生き過ぎち
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mellow(2020年製作の映画)

4.5

filmarks試写会で公開より一足お先にメロウしてきたわー。まろやかまろやか。

今泉監督作品ですんごく好きなのが、市井の人々の暮らしを長回しで柔らかく見つめながら『ちょっとズレてる人生は面白い』と
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

4.3

元海兵隊のアダムたんがこの役を演じることの意味が、もうクルんですよね…胸に…ズーンって…

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

なんって美しい物語なの!!!!
シーツと芝居するルーニー・マーラ姉さん、うますぎるわー。

全員死刑(2017年製作の映画)

3.1

ぶっ飛んでる間宮くんもさることながら、毎熊兄さんが最高の助だったわー。
ずっと見ていたい役者さんだわー。

ラッキー(2017年製作の映画)

3.0

『ファーゴ』の旦那役で有名なジョン・キャロル・リンチがこんなに芳醇な物語を紡ぐとは…!

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

推しが3人死にました…
カイロレン、ハックス将軍、そしてライアン監督…(号泣)
墓がいくつあっても足りないわぁ(涙)
映画としてはエンタメ満載で見応えあったけれどディズニー映画っぽくまとめられてたわね
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.5

ギリギリに落とした光量と自然光がスンバラシよな…
思春期と成人の性の目覚めが対比されて半ばカオスだけれどそれをふんわり独特のエモさで描くあたり、ソフィア・コッポラの真骨頂よねぇ。
女の楽園に敵の脱走兵
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三人の夫(2018年製作の映画)

4.0

フルーツチャンここにあり!だし、クロエ・マーヤンの圧倒的勝利だわー。
アワビにパパイヤ、金魚にうなぎ…性欲が男を喰らう様は実に痛快。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

自己の存在理由を豪快に描いてくれて素晴らしいやないかー!
テルちゃんから見たら『イケメン成田凌なマモちゃん』だけれど、実際は相当ゲスい奴なマモちゃんが最高にツボ。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

はわわわ…『JOKER』完璧だった…演出も照明も音楽も音響もそして何よりカメラワークも全てが愛しい程に完っ璧だったー!!!ずーっとニヤニヤしながら見てたわー。ロバート・デ・ニーロがマスターコメディアン>>続きを読む

モーガン夫人の秘密(2019年製作の映画)

4.5

ドイツ語を巧みに操る、スカルスガルド兄弟の長男、アレクサンダー・スカルスガルド兄やんにごっそり魂吸われましたわ…
キーラ・ナイトレイの苦悩に満ちた表情もえがった…
でもってラストに向けて加速するジェイ
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斬、(2018年製作の映画)

5.0

人を斬るためだけに作られた、【刀】という鉄の塊を操る人間たちに「斬るとはなんだ?」と問いかけられ続ける圧巻の80分!!!
こんな時代劇見たことないわ!!
生々しい現代みをもって浪人を演じた池松壮亮くん
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

「俺が愛するハリウッドを守りましたー!!!」とスクリーンから声が聞こえてきそうなほどハリウッド警官(勝手に呼んでる)タランティーノ監督の偏愛っぷりがだだ漏れの3時間だったわー。
当時の時代背景がある程
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

5.0

すでに3DEAD目だお…
多幸感…
テレ朝様!春牧&全キャスト続投でおねしゃーす!!!
劇場版とドラマ版を同時で撮影してたって信じてるお…
このチームが、指輪交換の儀を作品として残さないわけがない!!
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

遅らばせながらやーっと鑑賞できたー。
見知った街が二次元で表出することのこそばゆさ。監督作ならではの楽しみだわー。(相変わらずのRADWIMPS大音響に白目むいてまうな…)

監督の描く新宿にだいぶ慣
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

『生々(しい)ファンタジー』と呼びたいくらいの、岩井俊二監督節だわねー。
神戸千木さんのカメラワークが、それはもう心地よい程に柔らかくて、自然光の儚さとぴったり合ってた。
なかなかの癖の強さに笑けてき
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.7

どちゃくそ良かったーー!!!!
速攻でTED見たわ…
かなりアッパーな主人公がすごく魅力的なんだわー。開拓者の魅力が詰まっとる。
【開発せずにはいられない人】の面白さと奇抜さ。最高な。
その地に根付い
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

5.0

はわわわわ…なんちゅう傑作(号泣)!!!
酪農系先輩ムービー『ブロークバック・マウンテン』よりも、下界の民に差別なく理解できるよう丁寧に物語が紡がれておって、もー!なんて幸福ムービーなんだー(号泣)
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

イ・チャンドン監督は、ほんっとうんまいな〜!!!
ベース音を「生きる音」の象徴として要所要所に響かせるのクールすぎやろ。
客観的かつ冷静なのにエネルギーに溢れ、美しい画が散りばめられていて、村上春樹の
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.6

構成のセンスの良さに震えたわー。
照明の素晴らしさが、夜の街を彷徨う2人を見るとよくわかるわー。
アリッサ・マッカーシー激うまだった。
リチャード・E・グランドは『GIRLS』に少し通じる役柄でホッと
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

小3息子氏は、つおい女の人が大好き♡
お母さんはブリー・ラーソン大好き♡
そんな2人と雑食夫で鑑賞。
足は遅そうだけれどめちゃ強いキャプテン・マーベル最高すぎひん?

ある殺し屋(1967年製作の映画)

4.0

名カメラマン・宮田一夫の最高の仕事がてんこ盛りやんけー。
引き画で状況を見せすぐさま寄り画で主人公の思考と行動を見せる。その間セリフは一切ない。痺れるー!
森一生監督のスマートな演出もスンバらしいし、
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花頭巾(1956年製作の映画)

4.0

火事のシーン、やばない?
すんごい燃えっぷりで、かつての映画人たちの意気込みを感じるわー。
全体的にナイトシーンが多いけれど照明がすんばらしー。
セリフで語りすぎず、緻密にカット割されたカメラワークで
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