NOOO000oooさんの映画レビュー・感想・評価

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2018年1月〜
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映画(341)
ドラマ(0)

作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

4.0

どっちが表で裏なのかわからないけどA面がJTリロイを中心としたガス・ヴァン・サント、トム・ウェイツ、コートニー・ラブ、ビリー・コーガンなどオルタナティブなロックスターたちのザ・ヘロイン的なダウナーな物>>続きを読む

バタフライ・キス(1995年製作の映画)

3.5

「ひかりのまち」のマイケルウインターボトム処女作。例えるならUKの地方都市に漂う空気感、寂しげな広い空と田んぼに掛かる電線などの風景や諸々はUKにある北関東で、つまりはリリイ・シュシュのすべてだった。>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5

夢見た未来ってどんなだっけな?
どうやら大人になるってことは、見上げた空にたまたまあった飛行機雲をただ眺める日があることと同義なようで、、、俺どこで間違っちゃったんだろ!?なんて少年の頃夢見た未来と現
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アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)

4.5

南アフリカでホームレスしてるスケートキッズが才能を見出されLAに渡りというなんてことないサクセスストーリーなのだけど、アメリカのいい方やカッコいい方が凝縮された良ドキュメンタリーだった。例えば日本に於>>続きを読む

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

4.5

衝撃的に良かった。
あれ?おっぱい公園とりんご公園は繋がってたの?、、、すなわち東京と福島やそれぞれが繋がる群像劇はナイーブで優しくて最後カネコアヤノの壮大なMVになってたけどとにかく空が高くてそりゃ
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.0

「蟻はホントに左の2番目の足から歩き出すのか?」僕も地べたに寝転んで蟻を眺めたい衝動に駆られる。木を見て森を見ずとは、物事の一部や細部に取らわれて全体を見失うというようにいい意味で使われない言葉だけど>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

終盤、レディバードちゃんが知り合った男に自分のCDコレクションを見せ「平凡なヒット曲ばかりじゃん」とディスられ「でもヒットしたのよ。文句ある?」と返す。このなんてことない会話が今作のクライマックスだと>>続きを読む

Peace(2010年製作の映画)

4.0

演劇に引き続き想田監督観察映画。観察対象は「この世界の〜」のすずさんのような暖かい方言が素晴らしい岡山でボランティアをしながら暮らす柏木夫婦とボランティアされる91歳のおじいちゃん橋下さんの人生と庭に>>続きを読む

演劇2(2012年製作の映画)

4.5

先日レビューした、演劇1が「平田オリザの世界」ならば、2は「平田オリザと世界」。とは公式サイトからの引用なのだが、平田オリザが劇団の存続をかけて民主党議員をはじめ外交する中で、劇中にもあるように平田オ>>続きを読む

DOWNTOWN 81(2000年製作の映画)

4.0

ワイルドスタイルと交わり、イクエ・モリが参加するDNAやプラスティックスの演奏を経て最後はウォーホルもマドンナもバスキアもギャロも夜な夜な集まった80年代NYダウンタウンの象徴と言われるマッドクラブで>>続きを読む

パラダイス 愛(2012年製作の映画)

4.5

お尻にバランスボールを入れたような性欲旺盛なおばさん(ジャケ参照)と類友たちのケニアへの売春ツアーを皮肉ったものだと思い最初は笑っていたが様子はどんどん変わる。途中から、ケニアでは金髪の巨漢&年増がモ>>続きを読む

フェイシズ(1968年製作の映画)

3.5

即興的演出の到達点なんて言われるカサヴェテス代表作なようで先日レビューした「アメリカの影」と比較してセリフ以上に語るフェイシズ(顔)や即興演技という意味では別格。
とはいえ物語としては、離婚危機にある
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.5

カサヴェテスの処女作であり、台本のない即興的演出でありチャーリー・ミンガスの即興的ジャズ映画とも言われインデペンデント映画の原点と言われる今作は、ニューヨークのアート・シーンに関る黒人3兄妹を中心にア>>続きを読む

モロ・ノ・ブラジル(2002年製作の映画)

3.5

30年前自分のディープパープルのレコードと交換したブラジル音楽に魅せられたというミカ・カウリスマキのブラジル音楽のルーツを辿る旅。
植民地化してたポルトガル音楽と奴隷として連れてこられたアフリカ音楽ミ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.0

ネタバレに配慮なんて思ったけど、既にジャケが展開を示唆するようなものだったのね。しかし家族4人が同じような構図で手を繋いで歩く奥さんだけが違う最初と最後のカットは季節がまた紅葉から向日葵に廻るようにも>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

誰に見てもらいたいかという制作や配給側の意向が大いに反映するであろうジャケビジュアルが、自分には微妙(ださ)に感じて嫌な予感はしていたのだけど、ドラッグもセックスもいかがわしいパーティーも、むしろ酒す>>続きを読む

くちづけ(1957年製作の映画)

4.0

昭和なバイクに2ケツして排ガス全開で疾走するシーンはどうしたってローマの休日を彷彿とさせるし、到着した江ノ島東浜は、度々小津監督が描写する巨匠の愛した国道と垂直に街が広がる故に静かな表情の茅ヶ崎の海岸>>続きを読む

童年往事/時の流れ(1985年製作の映画)

5.0

例えば、固定で撮った素晴らしく風通しの良さそうな日本家屋の居間ににポットが置かているなんてことない小津調なカットが10秒(推定)、町の象徴的な大きな木の葉が青い空をバッグに風に揺れる様子が20秒(推定>>続きを読む

演劇1(2012年製作の映画)

4.0

噂では聞いていた想田和弘観察映画だが、ナレーションだとか、社会的メッセージだとか、スタンダードなドキュメンタリー的要素が全て排除され、視聴者に向けて話されるわけでもなく、、、なるほど「観察」とは、知ら>>続きを読む

トキワ荘の青春(1996年製作の映画)

4.0

トキワ荘2階の長い廊下を板張りスレスレのローアングルから映す昭和ビジュアルは小津調で、長い廊下を挟んで左右に5部屋づつ(っぽい)の配置に、鍵なし6畳1間、風呂なしトイレ共同、セキュリティー甘め、ファン>>続きを読む

ニューオリンズ(1947年製作の映画)

4.0

1917年のニューオリンズ。アップタウン在住のスノッブな白人たちは黒人の作ったジャズなんて下品な音楽は認めずクラシックが全てな時代にジャズは国境も階級もあらゆる垣根を超えて行く。ルイ・アームストロング>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.0

90年代、自分が高校生だった多感な時、なんだったかのファッション誌でモッズというカルチャーやファッションや今作が紹介され(日本で何周目なのか?)感化されモッズファッションをコンプリートした友人もいたし>>続きを読む

性賊 セックス・ジャック いろはにほてと(1970年製作の映画)

3.5

全共闘運動の裏側を描いたような若松孝二監督作。
とりあえず65万人もの人が参加したと言われる60年安保の裏側はこんな感じなのだろうと想像していた通り、鬱屈とした若さの怒りの矛先を65万人と一緒に、、、
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.5

知ってる気になっていた昭和を揺るがした大事件、連合赤軍が起こした「あさま山荘事件」とそこに至るまでの「山岳ベース事件」を実録映画化した若松孝二監督作品。特にあさま山荘事件以上に世間に強烈な衝撃を与えた>>続きを読む

アシッド・ハウス(1998年製作の映画)

3.0

トレインスポッティングの原作アーヴィン・ウェルシュの短編集を映画化した3話のオムニバス。全編いわゆるブリットポップに載せてだが、トレスポがヘロインのダウナーな日常なのに対し、今作はアシッド・ハウスとい>>続きを読む

ビューティフル・ルーザーズ(2008年製作の映画)

4.5

それなりに彼らの文化圏周辺を経由してきた自分としては、公開当時(2008年)からかなり気になってたのだけど、思い起こせばその頃って30歳を優に超え、あまりに長かったKIDSを卒業し、結婚・就職みたいな>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

2.5

あくまで純愛ファンタジーとして見たら面白かった気もするし、高評価なのもわかるのだけど、障害者は純粋な心を持った善人で、健常者は心を亡くした悪人みたいなサブテーマ(本テーマなのか?)にはイチャモン付けた>>続きを読む

狂走情死考(1969年製作の映画)

4.0

若松監督の反政治的思想や叫びをメロドラマに乗せて〜といったところか。
絶対的権力者である兄であり夫を殺害し北へ逃避行する弟と嫁。行く先は深い雪に覆われて足取りも未来も重く暗い。道中で出会う「楢山節考」
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風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

5.0

ホウ・シャオシェン初期作にして控えめに言っても最高傑作ではなかろうか。(まだ半分くらいだけどこれ以上があるとは思えない)
前世はこの漁村で彼らと遊んでたんじゃないかと感じるほどノスタルジーを感じる。漁
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旅人は夢を奏でる(2012年製作の映画)

3.5

ミカ・カウリスマキという名前から勝手に「ル・アーヴルの靴みがき」のアキ・カウリスマキの妹、もしくは娘だと思っていたのだけど、兄(つまりは、おっさん)だったのですね。
フィンランドで超ロングヒットを飛ば
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珈琲時光(2003年製作の映画)

3.5

ホウ・シャオシェンが撮る「東京物語」オマージュは、現代(ちょい前)の東京の物語なのに違うどこかに感じるのは何故だろう。
それは度々ある電車のシーンでスマホ(携帯)を見る乗客が一人もいないことに象徴され
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.5

今作で(ほぼ)ヤン監督コンプリートできたけど、クーリンチェに次ぎ、ヤンヤン超えの名作ではなかろうかと思う。
80年代の台北を舞台に、予告にあるゼンマイ式ペプシ人形が障害物に当たって前に進めないような当
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BeRLiN(1995年製作の映画)

3.0

確かに95年ってウォン・カーウァイの恋する惑星あたりの90年代スタイリッシュ映画が一世を風靡し、オシャレなカルチャー雑誌やらは、この手の度々特集してたような気がする。
中谷美紀の不思議ちゃんキャラ設定
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ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

4.0

そういえば、ミレニアムの時期って今作のように終わりの始まりなのか始まりの終わりなのかどこに向かえばいいのかわからん的な表現が多かった気がするし、今作もホウ・シャオシェン的、ウォン・カーウァイ彷彿ミレニ>>続きを読む

シーソー seesaw(2010年製作の映画)

-

大好きなホウ・シャオシェン監督や世界中の映画祭で絶賛されているということで鑑賞。全編、即興演出・手持ちカメラで切り取ったとのことだけど、、、ホウ・シャオシェンも大概だけど、確かに大層な感じで描かれてる>>続きを読む

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