NOOO000oooさんの映画レビュー・感想・評価

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2018年1月〜
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映画(284)
ドラマ(0)

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.0

巨匠アニエス・ヴァルダ(87)とJRという写真家(33)の年の差コンビがフランスの美しい田舎をロードムービーしながら素晴らしい作品を制作していくドキュメンタリー。すみません、アニエス・ヴァルダ作品未見>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.5

たかが僕ごときの酷評で気を悪くされる方もいないと思うけど今年暫定ワースト。
とにかく気持ち悪い。原作未読ですが、これはモラトリアムを描いた作品なのでしょうか?そもそも彼らが学生なのか、フリーターなのか
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

5.0

現代アートとは投機の対象という意味ではマーケティングによって価値を捏造していく、あるいは踊らされる大衆を皮肉ったようなバンクシー・ダズ・ニューヨーク(だったかな?)的なギャグを見せてくれ、「ザ・スクエ>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

根深く複雑。愛の話、姥捨山の話、おまんごの話、笑い、、、今作を語る切り口は多数あるけど、自分にとっては人種差別のお話だったなー。黒人差別、反日など扱った作品は数多くあれど、これほどあからさまに差別発言>>続きを読む

映画 ちびまる子ちゃん(2015年製作の映画)

-

子供が見ているのをチラ見する程度でほぼ初見でした。
そうだったのか!ちびまる子ちゃんとは小津作品のような家族愛であり、仲間との友情であり、今作では出会いがあり、初恋があり、夢があり、別れがあり、そして
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陸軍(1944年製作の映画)

4.5

国会で重要な法案を通したい時、俗では決まってタレントがマリファナ所持で逮捕される。そんな真実がSNSを賑わす中、下世話なワイドショーに踊らされ洗脳されまくる国民もどうかと思うけど、すでにこの時代から世>>続きを読む

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.0

たった40ドルを盗んだ罪で8年の刑と除隊を命じられた新兵を刑務所まで護送するロードムービー。その重すぎる罪の訳は隊長の奥さんがやってるボランティアの献金箱に手を出したからという大層くだらない理由。
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.0

ナチスドイツに抵抗するレジスタンス運動に身を投じ収監された青年の脱獄物語。全てが獄中の無機質な室内、鍵穴から見える廊下、毎朝汚物の入ったバケツを捨てに外に出て顔を洗うといったルーティンのみで過剰な演出>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

バスツアーに参加した7人のおばちゃんが山でプチ遭難し困難を乗り越え滝を見にいくという出演者の平均年齢推定60前後であろうおばちゃん達の青春と友情の物語。
バスツアーが好きらしい自分の母親が混じってても
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アタメ(1989年製作の映画)

4.0

「醤油かけすぎ」みたいなテンションで「ヘロインやりすぎ」と注意する姉妹や、「この車どうしたの?」「パクった」「うちの家族に泥棒はノーサンキューよ」「パパも大泥棒だったじゃない」みたいな家族の会話って圧>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.5

「町内のゴミ箱を片付けるのにそのゴミ箱がいっぱいになるくらいの書類が必要」なんてギャグでしかないけど、実際のところ劇中で語られるように昔も今も「何もやらないことが仕事で、それ以外は過激行為」というのは>>続きを読む

馬を放つ(2017年製作の映画)

3.5

キルギスバージンだった自分は、どこにあるどんな国なのかわからず調べたのだけど、旧ソ連が崩壊後91年に独立した国で、中国大陸の西に位置し、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタンと隣接する、、、正直得>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

5.0

庭でのバンド演奏がゴッドファーザーの冒頭のように素晴らしくて調べたら監督自身が出演を口説いたというブラジルのCAETANO VELOSOという方が率いるバンドで今作の為の書き下ろしと思われる歌詞は「話>>続きを読む

利休(1989年製作の映画)

4.5

世界をバックパッカーしてきた人が言うところの世界から見たニッポンであったり、行き過ぎた資本主義社会やモダニズム、あるいは秀吉イズムの対比としてあるのは利休を象徴として描かれる日本人のDNAに刻まれた「>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.5

ジャケやら邦題のベタベタなセンスからでスルーしてる方(僕も)もいるかもしれないけど、キャメロンクロウ × シガーロスのヨンシーというUKイズムな空気感の実話ベースの極上ハートウォーミング物語。
南仏で
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

愛が熱い頃と、冷めた結婚生活を対比させて見せる離婚までの愛の物語。
スタイリッシュに別れすぎやしないか!?もっとドロドロしてくれないとという評価。
金の問題なのか、仕事の格差なのか、そもそも分かりきっ
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監督失格(2011年製作の映画)

3.5

監督と不倫関係にあったAV女優林由美香との日常から彼女が亡くなっている現場を第一発見するところまで撮りためたフィルムを作品化した極私的エロスで衝撃的なドキュメンタリー。
本当ならラストにかかる主題歌、
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

3.5

卍と言っても最近の流行語の方でなくどちらかといえばアントニオ猪木の卍のように複雑に絡み合う愛欲に溺れた3人の末期的性の荒廃。
肌の色、きめ細かさ、鎖骨の突出、〜乳房に至る流線、骨サイズ等と女性の悪魔性
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.0

昨日、日本リメイク版を見た後に今作韓国版を鑑賞。
リメイクとはそういうものだと思うけどここまで寄せてたのですね。韓国の80年代、日本の90年代と設定が違うだけでほぼ完コピ。
自分としては、日本版が良す
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

やっぱり大人になるって悲しいことじゃないか!女子校パートがあまりにも素晴らし過ぎて、キラキラ眩しすぎて、山本舞香が可愛すぎて、、、比較すると大人パートに全く魅力を感じられずに残念。しかし、完全に舐めて>>続きを読む

姿三四郎(1943年製作の映画)

3.5

1943年(75年前)黒澤明初監督作!
強くてシャイな姿三四郎という柔道家を極める道中を描いた今作は、ジャケのように泥沼から星空を見上げていた男のサクセスストーリーであり、奇しくも黒澤明に擬えた野心に
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死の棘(1990年製作の映画)

4.0

「海辺の生と死」の島尾敏雄の自伝的小説を「泥の河」の小栗康平監督が映画化してカンヌグランプリという名作は残暑厳しいこの季節に相応しい痴話喧嘩を芸術まで昇華させたような身の毛もよだつ夫婦の美しい怪談であ>>続きを読む

清作の妻(1965年製作の映画)

4.5

増村保造監督の映画格付けナンバー1ということで鑑賞。
これは、もう一つの「この世界の片隅に」じゃないか!この世界〜が戦争の側面を描いた悲しくてやりきれないけど暖かい作品だとしたら、対極にある悲しみで反
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.5

60年前とは思えない時代を先取りしたモダンなセンスと若尾文子の可愛さがとんでもなく高次元で炸裂ということに尽きる。
ほぼ、ラブコメ的な作品は見ない自分だけどロカビリー生ライブカラオケ(?)みたいな楽し
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愛と希望の街(1959年製作の映画)

4.0

大島渚監督デビュー作。
1959年の川崎駅前の路上で鳩を売る男子中学生。それを買うのは美人?な女子高生。一羽350円の鳩を二羽買って1000円払ってお釣りはいらないなんて言うどうやらいいトコのお嬢さん
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

4.0

この映画から、松竹ヌーヴェルヴァーグという言葉が生まれた(wiki)という60年もの。敵と戦って勝つことが生きる原動力だったのだろうか。敵を失ったこの時代の若者は一体何と戦っていたのだろうか。日本人と>>続きを読む

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

4.5

松竹ヌーヴェルバーグの衝撃はホーリー・マウンテン級だった。
内容は全然わかんないんだけど、自分にとって憧れの時代であり象徴なのだろうか「状況劇場」の新宿東口や紅テントでのパフォーマンスやらでアングラ劇
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潮騒(1975年製作の映画)

3.0

三島由紀夫の異色の同名純愛小説 meets 演歌と70年代ポップスの融合みたいな世界観のあまちゃんの元ネタであり何人もの役者が演じている原作の山口百恵×三浦友和バージョン。
まだ10代と思しき山口百恵
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.5

ベルイマンが必要な時に神は沈黙するというルサンチマンからの価値の転換を描いているとしたら、今作のアピチャッポンは動物の言葉を理解するためにパパは森で長いこと生活し、遂にナマズと言葉を交わせる術を身につ>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.5

もの凄く完成度の高い少女漫画という印象。
ジュブナイルの名作と言われるだけに、とにかく青春あるあるな美しいショットを積み重ねた一切無駄のない濃密な84分だと思う。後は趣味の問題かもだけど、少女漫画ある
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.0

米南を舞台にパリ・テキサスのライクーダを想起させるニールヤングの絡みつくようなギター × ジムジャー × ジョニデというどう転んでも間違いないでしょな今作はジムジャーの映画にしてはカッコ良すぎやしない>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.5

学生時代の教室で、台風や夕立で外が真っ暗になり、窓を閉め、雷が鳴り「キャー」なんて女子生徒の声に包まれる。。。なんて多分誰もが経験のある台風上陸の非日常と思える暗く密閉された教室という空間は、なんなら>>続きを読む

水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

内田裕也×若松孝二というバイオレンスな製作陣による、水のないプールの底のように乾いた心と下半身を潤す変態ポルノ映画。。。と思いきや「政治」という笑撃的な名目で泥棒や痴漢などの犯罪から人々を守るためにレ>>続きを読む

冬の光(1962年製作の映画)

4.0

ベルイマン「神の沈黙三部作」2/3の今作はとんでもなくアナーキーだった。かつてジョンレノンがGODという有名な楽曲で「神なんて僕らの悲しみを測る概念の一つにすぎない」と歌ったのは今作と同じ意味だよなと>>続きを読む

ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン(2007年製作の映画)

4.0

ホウ・シャオシェン × ジュリエット・ビノシュの「赤い風船」のオマージュ。
見始めてからオマージュ作だと知り、赤い風船未見な自分はやっちまったと思いつつも見進めたのだがすんごく良かった。当然ながら言葉
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

4.5

ジムジャームッシュ'05カンヌグランプリ作。何がいいってオフビートなロードトリップに被せる DUBですわ。ベルイマンの「野いちご」でイーサクさんが過去の過ちを清算をしながら旅をするように、今作のビルマ>>続きを読む

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