NOOO000oooさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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2018年1月〜
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映画(246)
ドラマ(0)

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.0

吉原と並んで栄華を極めたという現在の江東区東陽1丁目に存在した赤線地区「洲崎パラダイス」に渡る橋のたもとの居酒屋が舞台のお話。

ブルックリンの街角のタバコ屋で起こる会話劇「スモーク」のように(?)遊
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泥の河(1981年製作の映画)

4.5

なるほど!大阪から悲しい色のブルースが生まれるのは、大阪という街が「水の都」故なのでしょうね。川、橋、舟、川の流れ、流域に街ができ、人が集まり、娼婦に需要が生まれ、流れつく人、引っ越す人、出会い別れ、>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

ハリウッドの叡智を結集して泣かせに来たような映画に自分程度の天邪鬼が太刀打ちできるわけもなく、素直にワンワン泣いてきた次第。
正しいことと親切なことで迷った時に親切な方を選ぶというように、オギーが照ら
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.0

「ぐるりのこと」の橋口監督初期作品。
エドワードヤン作品と錯覚するほどの凄い作品だった。
最初、この可愛い子は誰だ?なんて思ってたらブレイク前の浜崎あゆみで、歌姫浜崎あゆみには失礼ながら全く興味ないが
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

90年代の10年間の夫婦生活という「90年代」に惹かれ鑑賞。
90年代という時代を思い返すと、、、女子高生の長いスカートから覗く短い靴下が80年代の象徴だとしたら、スカートが短くなった代わりに靴下が長
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.5

いつだったか、TVで明石家さんまが「娘が成人するまで再婚はしない」みたいなことを言っていて、さんまや今作のスティーヴン・ドーフ演じる主人公と同様にバツの娘ありの自分としては「俺も娘が成人するまで再婚は>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

なんか日本っぽい陰湿な事件だなーと思いつつ鑑賞後調べたら、日本の少女の薬殺未遂事件からインスパイアーされた作品のようですね。ってことは少女が着ていた「I ★ JAPAN」ロゴのTシャツの意味って。。。>>続きを読む

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.5

VHSなんて昨日の話のようだし、実家に帰ればまだ普通にあるはずだけど、時間の経過は早いもので遥か昔の出来事のように見えた。テープが擦り切れるほど見た(聴いた)なんて表現は、今や若い人には伝わらないのか>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.0

毎日10万食が無料で提供されているインドの聖なるキッチンを追ったドキュメンタリー。
会話、インタヴュー、ナレーション等々一切なく、10万食が作らる様子、10万食の食器が用意されていく様子、そこに10万
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ミツコ感覚(2011年製作の映画)

3.5

この映画凄いぞ。。。白戸家のCMでおなじみの山内ケンジ監督作。
シュールと言う一言で片付けるのはもったいない体験したことのない気持ち悪さで、多分その正体は、登場人物全員が少しずつズレてるんだけどなぜか
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東京物語(1953年製作の映画)

5.0

世界中で評価され、評価が既に定まっている作品を僕ごときが今更どうこうないのですが、万引き家族は東京物語のアンサーではなかろうかと思う。
小津監督のローアングルは畳生活故だろうと思えるし、そのローアング
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アンチェイン(2001年製作の映画)

4.5

万人にオススメできないが、0勝6敗1分のボクサー「アンチェイン梶」と仲間たちを追ったドキュメンタリー。ひたすらな大阪ブルースと強烈な人間臭にマジでゲロ吐きそう(褒言葉)

とにかく滅茶苦茶だ。ナレーシ
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恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

4.0

ジャケから受けるイメージとは真逆であろう牯嶺街を彷彿とさせるダウナーなsweet sixteenな純愛「憂鬱な楽園」のホウ・シャオシェン監督作。日本だとsweetなbluesは19が相場ですが、海外で>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

映画ってどんなにハッピーエンドで幕を閉じようが、その後も主人公の人生は続くわけだから、ダイエットに成功して番組は終わったけど、その後を追ったらリバウンドしていたようにハッピーでもバッドでもいずれの幕引>>続きを読む

おだやかな革命(2017年製作の映画)

2.0

原発から脱却し自然エネルギーによる地域再生という自分にとって関心の高い話ではあるのですが、興味ある人が勉強になる内容でも、少し関心ある人が「出来ることから始める」手引きでも、いい意味で革命に扇動される>>続きを読む

旅の重さ(1972年製作の映画)

4.0

家出した女子高生の四国遍路の旅での孤独、出会い、別れなど、人生や旅のほろ苦さや重さを通して少女から大人に成長する様子が瑞々しく描かれるロードムービー。が、表のテーマだとしたら、裏はノーブラでTシャツか>>続きを読む

憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

3.0

台湾ニューシネマの重要人物、初ホウシャオシェン監督作でしたが、方々で言われてるように確かに全編全カットが長回し。しかしそれが果たしてどれだけ意味を成しているのか不明だし、よく言えばオフビート、悪く言え>>続きを読む

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.5

16歳と言う年頃のA面が勉強、部活、恋愛、夢あたりだとすると、B面は非行、ケンカ、いじめ、SEX(オナニー)、飛躍するとドラッグや殺人などの少年犯罪なのかなと思う。そのB面も大きく分けると、裏で表をや>>続きを読む

馬の骨(2018年製作の映画)

3.5

ガチ星に引き続きマダオ映画(「ま」るで「だ」めな「お」っさん映画)馬の骨はイカ天界のキッチュなのか?なトークイベント付き鑑賞。

ディアーディアーの長男役の桐生コウジ監督が、平成元年にイカ天バンド「馬
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.5

「マダオ映画」に流行の兆しなんて記事を読んだけど「マダオ映画」って「ま」るで「だ」めな「お」っさん映画のようです。

競輪学校の鬼教官が「もがけ」とシゴキ倒すように底辺でもがいているマダオ映画なのは間
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.0

SNSなので忖度した上での点数です。
ガスヴァンサントあたりが撮ったら面白かったかもなと思う青春ものではありますが、いかんせん音楽だったり全ての描写が軽すぎてどうも。。。
青春ってこんなんだっけと思う
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

完全に達観ゾーン、あるいは仙人ゾーンの映画です。
この映画は善悪を観客に委ねているというわけでもなく、登場人物の誰もが、あるいは観客の誰もが「善」とは思わないだろうし、法やマスコミや世間はこの家族を当
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.5

現在K’s cinemaで上映されてる「台湾巨匠傑作選2018」にあやかって自宅で。
「モンガに散る」のような台湾の最高動員数を記録したようなわかり易い国民的映画と比較すると、徹底して説明やセリフが排
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モンガに散る(2010年製作の映画)

2.0

台湾映画最高動員数を記録し、アジアを席巻したなんて言われてる評価の高い作品のようですが、面白さが全く心から本気でわからなかった。
高校でヤクザ部に入った(ようにしか見えない)少年たちの漫画の実写版のよ
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.5

大昔見て、数年前に爆音上映で見て、今回午前10時の映画祭で。
大昔見た時「どんなに銃弾が飛び交う中でもいい波さえあればサーファーはサーフする」という描写には、その後の自分のスピリットに多大な影響を与え
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

人って本来どんな環境でも遊び場に変える能力が備わっているんだよなとムーニー(糞ガキ)を見て思う。渋谷に生まれたらスケボーゲットしてストリートを遊び場にしたらいいし、湘南なら粗大ゴミからサーフボードを拾>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

冒頭、少年がT-REXの名盤「電気の武者」に針を落とし、コズミックダンサーで踊るシーンで速攻で心を掴まれ大好きな映画だと確信。終わってみればその冒頭の5分が自分にとってはクライマックスだったのだけど。>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.0

なぜ、フランスではこんなにも美しい夫婦の愛の物語が生まれて、日本のお茶の間では、鬼嫁や夫婦仲の悪さを笑いにして「結婚なんていいもんじゃない」と思わされる風潮がうけてるのでしょう?異性にモテたいという原>>続きを読む

光にふれる(2012年製作の映画)

3.0

高校時代は全く気がつかなかったけど、教室の南向きの大きな窓やベージュのカーテン越しに差し込む光は、ただそれだけでスタジオの照明と似た柔らかい光となり、誰もいない放課後の教室に差し込む西日だったり、バレ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

イランの名作「運動靴と赤い金魚」にもあったけど、子供の靴が壊れて友達に馬鹿にされた。親としては子供に惨めな思いをさせるのは心苦しくて、でも貧しくてそれを買うお金がなく、子供もそれを充分理解していて、親>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.5

黄色いジャケに相応しい子供たちの可愛らしいくピースなクレイアニメかと思いきや、孤児院で暮らす子供たちの、救いはあるもののとてもとてもダウナーな物語でした。

親がアル中ヤク中は当たり前。父親に悪戯され
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

4.5

妄想の中でミュージカルダンスを踊り、目覚めると大雨のチリの街を傘もささずズブ濡れで歩く彼女。この映画はLGBTを題材にした現代の「ダンサーインザダーク」と言って過言じゃない素晴らしい作品でした。

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雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

2014年パルムドール受賞作。トルコの世界遺産カッパドキアが舞台で雪景色が息を飲むほど美しいが、残念なことに3時間16分のほとんどが室内で行われる会話劇。
シェイクスピア、チェーホフ、ドストエフスキー
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.0

2015年パルムドール受賞作。スリランカの内戦を逃れるため妻と子と3人の疑似家族を作り平和を求めてフランスへ亡命したけど、フランスにはフランスの内戦が待っていて、やっぱり「ディーパンの闘い」は続くとい>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

4時間という長尺の映画を2回連続で8時間見ちゃったと言ったらどれだけヤバい映画なのか感じていただけるでしょうか?(僕が暇人すぎてヤバいというのは置いといて)

とりあえず、描かれている時代背景も、大陸
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ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

4.0

評価が高いのとおじさんにはいささか恥ずかしい位可愛らしいジャケに惹かれ鑑賞。
なるほど!ジャケ通りの淡いパステル風味の映像美は、流れる空気の細胞一つ一つが目にも心にもやさしくて(私事ですが)地方の閉塞
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