NOOO000oooさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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2018年1月〜
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映画(338)
ドラマ(0)

楢山節考(1983年製作の映画)

4.5

「自然と共存した暮らし」なんてトレンドのようだけど、それって都会人が想像する、かわゆい野うさぎや人懐っこい小鹿と戯れるお花畑に囲まれた暮らしでなく、床下でドグロを巻いている蛇や、台所に生息するネズミた>>続きを読む

17歳の風景 少年は何を見たのか(2005年製作の映画)

3.0

若松組を描いた「止められるか、俺たちを」の公開が待ち遠しい若松孝二監督作。
鋭い眼光の17歳の少年(柄本佑)が厳しい冬の日本海をチャリで旅するロードムービー。旅する動機は置いといて、旅先で出会うお爺ち
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黒い眼のオペラ(2006年製作の映画)

4.5

「西瓜」のツァイ・ミンリャン作。西瓜はあまりにとんでもないエログロアートだったけど、今作はまとも(?)な人間ドラマ。セリフほぼ無し、カメラほぼ固定、かなり長回し、アート色濃いめ、なかなか意味不明だがか>>続きを読む

絞殺(1979年製作の映画)

4.0

積木くずし(83)、家族ゲーム(83)、スクールウォーズ(84)のちょい前、非行や校内暴力が社会問題になっていた時代のとんでもないマザーファッカーな受験生の家庭内暴力を描いた新藤兼人監督・脚本のATG>>続きを読む

ケン パーク(2002年製作の映画)

4.0

SUPREMEやVANSなんかとコラボしたアパレルが発売されていたりユースカルチャーのリアルを撮り続けてきた写真家でありタトゥーだらけのお爺ちゃんの世界観をかつてKIDSだった僕やこんな文化を経由して>>続きを読む

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.0

1947年戦後2年目、小津安二郎戦後第一弾。
黒澤明が酔いどれ天使をとった頃、小津監督はどんなの撮っていたのか気になり鑑賞。(正確には、黒沢監督の戦後第一弾目は「わが青春に悔なし」同年は「素晴らしき日
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

4.5

空襲で廃墟と化した建物、舗装されてない道路、沼のような大きな水溜り、闇市に群がる人々、、、戦後間もない東京の風景は、現代日本男児がいつかの時代に置き忘れてきたギラギラした肉食な生命力に溢れており、三船>>続きを読む

バンカー77(原題)(2016年製作の映画)

5.0

サーフィンがスポーツとして東京オリンピックの正式競技になった昨今だけど、僕がサーフィンを初めたうん十年から今に至るまで続いている、サーフィンとはスポーツなのか?遊びなのか?カルチャーやアートであるべき>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.5

実はサンタクローズはパパだったくらいのノリで描写される育て親は誘拐犯だったという設定が必要だったのか謎だが、そこが物語を良くも悪くもライトなものにしていて、単純にブリグズベアー撮影日記みたいな視点で見>>続きを読む

ミスター・ロンリー(2007年製作の映画)

4.0

ラリークラークに見出されKIDSの脚本でデビューし、後にガンモ、ジュリアンを撮ったような天才が大衆と同調できるとは到底思えない故に彼の人生は孤独に違いないと思わずにいられないのだが、そんな天才ハーモニ>>続きを読む

真白の恋(2015年製作の映画)

3.0

富山の雪景色のように純真な真白ちゃんと東京から来たカメラマン油井くんとの結ばれない現代のロミオとジュリエットを描いたお話は概ね素晴らしく泣きのスイッチも入りそうなものだけど、細部まで拘るとどうしても嘘>>続きを読む

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.5

73歳のお爺ちゃんが疎遠になってる兄の元へ560kmの距離を時速8kmの芝刈り機で向かうというニューヨークタイムズ掲載の実話を基にした味わい深いロードムービー。
お爺ちゃん曰く、ちびっ子の時の夏の夜は
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.0

スーパーマリオが隠れキャラを発見する暗喩のように、国税局査察部(マルサ) の女性査察官(宮本信子)がラブホテル経営者(山崎努)を脱税で摘発する痛快エンターテイメントの一方で『お金持ちになる方法』を語る>>続きを読む

シャイラク(原題)(2015年製作の映画)

3.0

シカゴでギャング同士の抗争の流れ弾が子供に当たり死んだ。そんなウンザリする銃社会や抗争にギャングの恋人たちは反旗を翻し、抗争中のギャングのフィメール同士が手を組み、そして娼婦を含むシカゴ中の女性を取り>>続きを読む

クルックリン(1994年製作の映画)

4.0

スパイクリー監督の自伝的(なのか?)ブルックリンのストリートを我が物顔でで野球やら縄跳びやら万引きやらで遊ぶちびっ子たちはさながら「万引き家族」を彷彿とさせるけど、今作も両親と子供5人の大家族でありな>>続きを読む

サマー・オブ・サム(1999年製作の映画)

3.0

やっぱりスパイクリーのNYローカル感って凄くクールだしWhoのババ・オライリィをバックに初期のShe's Gotta Have It あたりを彷彿とさせるアートハウス感はもの凄くいい。
今作は、かつて
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さんかく(2010年製作の映画)

4.0

愛しのアイリーンの吉田恵輔監督を語る枕詞で「ヒメアノ〜ル」と並んで使われてるのが「さんかく」な気がしてずっと気になっていた作品。
しかし高岡蒼佑くん久しぶりに見たけどやっぱいいなー。僕の記憶が正しけれ
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ひかりのまち(1999年製作の映画)

4.5

これから冬に、あるいはクリスマスに向かっていく季節の澄んだ空気は「ひかりのまち」をより輝かせるわけだけど、都会のネオンや民家の灯り、あるいはロンドンの雨に反射する光は、同じ光なのに見る人によって暖かい>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.0

巨匠アニエス・ヴァルダ(87)とJRという写真家(33)の年の差コンビがフランスの美しい田舎をロードムービーしながら素晴らしい作品を制作していくドキュメンタリー。すみません、アニエス・ヴァルダ作品未見>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.5

たかが僕ごときの酷評で気を悪くされる方もいないと思うけど今年暫定ワースト。
とにかく気持ち悪い。原作未読ですが、これはモラトリアムを描いた作品なのでしょうか?そもそも彼らが学生なのか、フリーターなのか
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

5.0

現代アートとは投機の対象という意味ではマーケティングによって価値を捏造していく、あるいは踊らされる大衆を皮肉ったようなバンクシー・ダズ・ニューヨーク(だったかな?)的なジョークを見せてくれ、「ザ・スク>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.5

根深く複雑。愛の話、姥捨山の話、おまんごの話、笑い、、、今作を語る切り口は多数あるけど、自分にとっては人種差別のお話だったなー。黒人差別、反日など扱った作品は数多くあれど、これほどあからさまに差別発言>>続きを読む

映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年(2015年製作の映画)

-

子供が見ているのをチラ見する程度でほぼ初見でした。
そうだったのか!ちびまる子ちゃんとは小津作品のような家族愛であり、仲間との友情であり、今作では出会いがあり、初恋があり、夢があり、別れがあり、そして
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陸軍(1944年製作の映画)

4.5

国会で重要な法案を通したい時、俗では決まってタレントがマリファナ所持で逮捕される。そんな真実がSNSを賑わす中、下世話なワイドショーに踊らされ洗脳されまくる国民もどうかと思うけど、すでにこの時代から世>>続きを読む

さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.0

たった40ドルを盗んだ罪で8年の刑と除隊を命じられた新兵を刑務所まで護送するロードムービー。その重すぎる罪の訳は隊長の奥さんがやってるボランティアの献金箱に手を出したからという大層くだらない理由。
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.0

ナチスドイツに抵抗するレジスタンス運動に身を投じ収監された青年の脱獄物語。全てが獄中の無機質な室内、鍵穴から見える廊下、毎朝汚物の入ったバケツを捨てに外に出て顔を洗うといったルーティンのみで過剰な演出>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

バスツアーに参加した7人のおばちゃんが山でプチ遭難し困難を乗り越え滝を見にいくという出演者の平均年齢推定60前後であろうおばちゃん達の青春と友情の物語。
バスツアーが好きらしい自分の母親が混じってても
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アタメ(1989年製作の映画)

4.0

「醤油かけすぎ」みたいなテンションで「ヘロインやりすぎ」と注意する姉妹や、「この車どうしたの?」「パクった」「うちの家族に泥棒はノーサンキューよ」「パパも大泥棒だったじゃない」みたいな家族の会話って圧>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.5

「町内のゴミ箱を片付けるのにそのゴミ箱がいっぱいになるくらいの書類が必要」なんてギャグでしかないけど、実際のところ劇中で語られるように昔も今も「何もやらないことが仕事で、それ以外は過激行為」というのは>>続きを読む

馬を放つ(2017年製作の映画)

3.5

キルギスバージンだった自分は、どこにあるどんな国なのかわからず調べたのだけど、旧ソ連が崩壊後91年に独立した国で、中国大陸の西に位置し、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタンと隣接する、、、正直得>>続きを読む

トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

5.0

庭でのバンド演奏がゴッドファーザーの冒頭のように素晴らしくて調べたら監督自身が出演を口説いたというブラジルのCAETANO VELOSOという方が率いるバンドで今作の為の書き下ろしと思われる歌詞は「話>>続きを読む

利休(1989年製作の映画)

4.5

世界をバックパッカーしてきた人が言うところの世界から見たニッポンであったり、行き過ぎた資本主義社会やモダニズム、あるいは秀吉イズムの対比としてあるのは利休を象徴として描かれる日本人のDNAに刻まれた「>>続きを読む

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.5

ジャケやら邦題のベタベタなセンスからでスルーしてる方(僕も)もいるかもしれないけど、キャメロンクロウ × シガーロスのヨンシーというUKイズムな空気感の実話ベースの極上ハートウォーミング物語。
南仏で
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.0

愛が熱い頃と、冷めた結婚生活を対比させて見せる離婚までの愛の物語。
スタイリッシュに別れすぎやしないか!?もっとドロドロしてくれないとという評価。
金の問題なのか、仕事の格差なのか、そもそも分かりきっ
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監督失格(2011年製作の映画)

3.5

監督と不倫関係にあったAV女優林由美香との日常から彼女が亡くなっている現場を第一発見するところまで撮りためたフィルムを作品化した極私的エロスで衝撃的なドキュメンタリー。
本当ならラストにかかる主題歌、
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

3.5

卍と言っても最近の流行語の方でなくどちらかといえばアントニオ猪木の卍のように複雑に絡み合う愛欲に溺れた3人の末期的性の荒廃。
肌の色、きめ細かさ、鎖骨の突出、〜乳房に至る流線、骨サイズ等と女性の悪魔性
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