NOOO000oooさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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2018年1月〜
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映画(338)
ドラマ(0)

憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

3.0

台湾ニューシネマの重要人物、初ホウシャオシェン監督作でしたが、方々で言われてるように確かに全編全カットが長回し。しかしそれが果たしてどれだけ意味を成しているのか不明だし、よく言えばオフビート、悪く言え>>続きを読む

SWEET SIXTEEN(2002年製作の映画)

4.5

16歳と言う年頃のA面が勉強、部活、恋愛、夢あたりだとすると、B面は非行、ケンカ、いじめ、SEX(オナニー)、飛躍するとドラッグや殺人などの少年犯罪なのかなと思う。そのB面も大きく分けると、裏で表をや>>続きを読む

馬の骨(2018年製作の映画)

3.5

ガチ星に引き続きマダオ映画(「ま」るで「だ」めな「お」っさん映画)馬の骨はイカ天界のキッチュなのか?なトークイベント付き鑑賞。

ディアーディアーの長男役の桐生コウジ監督が、平成元年にイカ天バンド「馬
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ガチ星(2018年製作の映画)

4.5

「マダオ映画」に流行の兆しなんて記事を読んだけど「マダオ映画」って「ま」るで「だ」めな「お」っさん映画のようです。

競輪学校の鬼教官が「もがけ」とシゴキ倒すように底辺でもがいているマダオ映画なのは間
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.0

SNSなので忖度した上での点数です。
ガスヴァンサントあたりが撮ったら面白かったかもなと思う青春ものではありますが、いかんせん音楽だったり全ての描写が軽すぎてどうも。。。
青春ってこんなんだっけと思う
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

完全に達観ゾーン、あるいは仙人ゾーンの映画です。
この映画は善悪を観客に委ねているというわけでもなく、登場人物の誰もが、あるいは観客の誰もが「善」とは思わないだろうし、法やマスコミや世間はこの家族を当
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

現在K’s cinemaで上映されてる「台湾巨匠傑作選2018」にあやかって自宅で。
「モンガに散る」のような台湾の最高動員数を記録したようなわかり易い国民的映画と比較すると、徹底して説明やセリフが排
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モンガに散る(2010年製作の映画)

2.0

台湾映画最高動員数を記録し、アジアを席巻したなんて言われてる評価の高い作品のようですが、面白さが全く心から本気でわからなかった。
高校でヤクザ部に入った(ようにしか見えない)少年たちの漫画の実写版のよ
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.5

大昔見て、数年前に爆音上映で見て、今回午前10時の映画祭で。
大昔見た時「どんなに銃弾が飛び交う中でもいい波さえあればサーファーはサーフする」という描写には、その後の自分のスピリットに多大な影響を与え
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

人って本来どんな環境でも遊び場に変える能力が備わっているんだよなとムーニー(糞ガキ)を見て思う。渋谷に生まれたらスケボーゲットしてストリートを遊び場にしたらいいし、湘南なら粗大ゴミからサーフボードを拾>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

冒頭、少年がT-REXの名盤「電気の武者」に針を落とし、コズミックダンサーで踊るシーンで速攻で心を掴まれ大好きな映画だと確信。終わってみればその冒頭の5分が自分にとってはクライマックスだったのだけど。>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.0

なぜ、フランスではこんなにも美しい夫婦の愛の物語が生まれて、日本のお茶の間では、鬼嫁や夫婦仲の悪さを笑いにして「結婚なんていいもんじゃない」と思わされる風潮がうけてるのでしょう?異性にモテたいという原>>続きを読む

光にふれる(2012年製作の映画)

3.0

高校時代は全く気がつかなかったけど、教室の南向きの大きな窓やベージュのカーテン越しに差し込む光は、ただそれだけでスタジオの照明と似た柔らかい光となり、誰もいない放課後の教室に差し込む西日だったり、バレ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

イランの名作「運動靴と赤い金魚」にもあったけど、子供の靴が壊れて友達に馬鹿にされた。親としては子供に惨めな思いをさせるのは心苦しくて、でも貧しくてそれを買うお金がなく、子供もそれを充分理解していて、親>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.5

黄色いジャケに相応しい子供たちの可愛らしいくピースなクレイアニメかと思いきや、孤児院で暮らす子供たちの、救いはあるもののとてもとてもダウナーな物語でした。

親がアル中ヤク中は当たり前。父親に悪戯され
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

4.0

妄想の中でミュージカルダンスを踊り、目覚めると大雨のチリの街を傘もささずズブ濡れで歩く彼女。この映画はLGBTを題材にした現代の「ダンサーインザダーク」と言って過言じゃない素晴らしい作品でした。

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雪の轍(2014年製作の映画)

4.0

2014年パルムドール受賞作。トルコの世界遺産カッパドキアが舞台で雪景色が息を飲むほど美しいが、残念なことに3時間16分のほとんどが室内で行われる会話劇。
シェイクスピア、チェーホフ、ドストエフスキー
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

4.0

2015年パルムドール受賞作。スリランカの内戦を逃れるため妻と子と3人の疑似家族を作り平和を求めてフランスへ亡命したけど、フランスにはフランスの内戦が待っていて、やっぱり「ディーパンの闘い」は続くとい>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

4時間という長尺の映画を2回連続で8時間見ちゃったと言ったらどれだけヤバい映画なのか感じていただけるでしょうか?(僕が暇人すぎてヤバいというのは置いといて)

とりあえず、描かれている時代背景も、大陸
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ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

4.0

評価が高いのとおじさんにはいささか恥ずかしい位可愛らしいジャケに惹かれ鑑賞。
なるほど!ジャケ通りの淡いパステル風味の映像美は、流れる空気の細胞一つ一つが目にも心にもやさしくて(私事ですが)地方の閉塞
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.5

入江監督、サイタマの名もなきラッパーからラスボス般若までの昇りつめたと思うと感慨深いものがあります。
映画としては、デリヘルの子のファッションやら消毒液の匂いがしそうな佇まいやら、デリヘル送迎車のヒョ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

面白かった!という前提でシラけたこと言うと、この手の任侠もの?って誰が見ても解釈に大差ないでしょうし、好き嫌いしかないと思いますし、何をレビューしていいのかわからないというのが正直なところですが、実話>>続きを読む

ペピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たち(1980年製作の映画)

3.0

ペドロ・アルモドバルデビュー作。
自宅の窓際で大麻を栽培してたら近所のおまわりさんに見つかって、口外しないことを条件にレイプされてしまうというのに惹かれて鑑賞。ちなみにこれ読んだ方が興味持たれそうな話
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.5

前の住人は「ふしだらな職業」だった。
変な翻訳だな「娼婦」でいいのでは?なんて気になって見ていましたが、これこそがイスラムなのか監督の演出なのかわかりませんが作品を理解する上で肝となる本質な気がします
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.0

なんとも言えない日本人のDNAに組み込まれている心の「おしんゾーン」を刺激する映画を見て何も感じない人はいないのではと思います。(おしん未見ですが)
逆にここのところ立て続けにイラン映画を見てきた自分
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ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

4.0

イラン、アンダーグラウンド音楽シーン、ロック、ヒップホップ、ヘヴィメタル、シガーロス...。この辺のキーワードが引っかかる人にはオススメ。

人生タクシーでもイランの西洋文化の一切を禁止する厳格なイス
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

しばしば世の中って、竹原ピストルのように真っ直ぐピュアに生きるのが正しくて、モッくんのように葬式で涙も流さない奴は欠落した奴みたいなジャッジを下すのだと思う。だからこの物語は大切なものが欠落してしまっ>>続きを読む

無伴奏(2016年製作の映画)

3.0

遠藤新菜は全て脱いだけど成海璃子は最後までは見せず。池松壮亮と斎藤工は脱いで絡んで。。。で話題になった?1969年全共闘時代の原作者の半実体験の恋バナ。

好きな作家はポリスビアンとかカミュとか倉橋由
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裁き(2014年製作の映画)

3.5

ある死体が発見され、ムンバイのご高齢なある意味ラッパーが逮捕される。おじいいちゃんの扇動的なリリックが自殺へと駆り立てたという容疑だった。不条理にも被告人となったヒップホップなおじいちゃんを描いたイン>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

鑑賞前に前提知識として以下知っておく事をお勧めします。
本作を監督し、タクシーの運転手に扮しているジャファルパナヒは『反体制的な創作活動が原因でイラン政府より映画製作にまつわるあらゆる事項を20年間禁
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

’94リレハンメルオリンピック周辺の時代のフィギュアスケート界最大のスキャンダルという実話ベースのお話。(自分は知りませんでした)

ジャケの写真が、マーゴット・ロビー扮するアメリカで初めてトリプルア
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茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜(2017年製作の映画)

2.0

「茅ヶ崎なんて何もないド田舎ですよ〜」なんて言うんだけど、言い換えれば「何もないド田舎から加山雄三、桑田佳祐、小津安二郎など著名人をたくさん排出してる茅ヶ崎やばくない!?」という自慢だったり地元愛だっ>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

映画って「恐い」と思うことが度々あるのですが、例えばニュースで最悪のテロ事件を知ったとして、その事件が映画になり凶悪犯をジャニーズの美少年が熱演したら凶悪犯に共感してしまうのが世のおばちゃんの生態なの>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

正直、みなさまほど大絶賛ではないと思います。
以前もどこかのレビューで書いたように、サーフィンはじめて長いこと海からほど近い距離で暮らしてきた自分にとって、北イタリアという舞台やLGBTという設定より
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.5

押切蓮介先生×内藤瑛亮監督トーク付上映会にて鑑賞。
原作未読、トークショーで原作が漫画と知ったほどなのですが、原作の押切センセってホラーギャグというジャンルを開拓した人物らしくグロい殺しばかりがフィー
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.5

HIPHOPって(に限らず若者音楽?)劣等感ありき〜からの音楽なのでしょうね。今作もいじめられっ子でおデブで貧乏で...というコンプレックスの固まりのような大きな女の子が「マイク1本でのし上がってやる>>続きを読む