奇才マシュー・ヴォーンの
クセ強アクションが目白押し!
今回はフィギュアがモチーフ。
何度も登場する「リフト回転」
ぐるぐる回りながら銃乱射!
原油のスケートリンクで
ジャンプ&ターンしながら>>続きを読む
体は大人、頭脳は赤ちゃん
いわば、コナン君の逆パターン⁉️
人生に行き詰まって
自ら身を投げた女性が
マッドドクターの手により再生。
人間関係やしがらみ、
知性・理性を完全にリセットして
生きたらど>>続きを読む
日常を愛おしく生きる。
淡々と、そしてしみじみと…
その尊さを
ただひたすら噛み締める
幸せな2時間。
トイレ掃除を生業とする平山。
黙々と丹念に掃除する
美しい所作に見惚れる。
仕事を終えて、自>>続きを読む
表層と底流(アンダーカレント)
「人をわかる」とは
どういうことなのか?
その答えを読み解くための
ほぼ全編、会話劇のみの143分。
吐息、瞬き、小さな頷き
戸惑い、沈黙…
その一挙一動のすべてが>>続きを読む
安藤サクラと山田涼介の
約2時間半におよぶ
ほぼ“2人芝居”。
どんなジャンルでも
関西弁が主たる作品の場合
演技の上手さより
言葉のイントネーション・覇気
つまりリアリティで成否が決まる。
その>>続きを読む
男はいつも
女々しさをひた隠し正論を語り
女はいつも
強かさをひた隠し平静を装う。
互いにスネに傷を持つ
“倦怠期”の夫婦の
もどかしすぎる
日常の足し算と引き算。
ガラスケースの中に
透けて見え>>続きを読む
スタイリッシュな構図とカラフルな衣裳
すべてのカットが
ポートレートになるような美しさ。
CMクリエイターである
監督ならではの
叙情的でパッションにあふれた
映像のミルフィーユがとても心地良い。>>続きを読む
シチュエーションコメディの傑作
「2分ループ」の地獄から
抜け出せない旅館の人々。
フツーならパニックや脱出作戦に
終始するところだが…
この作品の秀逸なところは
その世界を各々が理解して楽しみ
行>>続きを読む
日村勇紀、名優。
無骨さがたまらない。
この人だから成立した
この人だから…
笑うはずが、泣けた。
だからこそ、
土星🪐に帰る前の
「お前がいなかったら
こんなに楽しくなかったよ!」
の下り、ビ>>続きを読む
ストーリーにはさほど期待せず
歌を聞きに行ったつもりなのだが
正直、物足りなかった。
「グレイテストショーマン」の
制作スタッフが、安直に
動物版の二匹目を狙いに行った
だけの相当チープな作品。>>続きを読む
イナゴ大量発生物語。
「ジュラシック」マニアの監督の
オマージュ三昧&B級ホラー。
やはり、シリーズものは
3作超えるとクオリティー
ガタ落ちで終わる…無念!
これまでの作品を上書きされない
よう>>続きを読む
少年少女ばかりを狙った
24人連続殺人の犯人。
その“最後の1人”の事件に
秘められた闇をめぐり
“1人の若者”が翻弄される
心理サスペンスだ。
トラウマと自己解放…
一見、優しい世界への
復讐に燃>>続きを読む
予告を見て期待が膨らんでいた分
甚だ裏切られてショック!
思ったものとまったく違っていた。
文字→読者のイマジネーションで
完成する原作と映像とのギャップを
埋められない典型。
取って付けたセリフが>>続きを読む
古田新太という役者の
狂気と奥深さに圧倒される。
人は、取り返しのつかない
悲しみや怒りに触れたとき
その心の「空白」を
どうやって埋めれば良いのか?
ある命のケースを例に
自らに突き付けられた気が>>続きを読む
会話劇が秀逸。
沖田修一監督のセンスの良さで
2時間以上の作品が
ほんのあっという間に感じる。
上白石萌歌という女優を
映画で初めて見たが
その“勘の良さ”とピュアな瞳に
惚れてしまう。
継父と実>>続きを読む
うーん、この脚本はキツイ…
細田監督の「やりたいこと」と
言わせたい台詞のコラージュが
押し寄せるだけのマスターベション作品。
SNSの無限の可能性と弊害が
作品の軸となっているのだが…
そもそ>>続きを読む
エマ・ストーンvsエマ・トンプソン
名優の火花散る演技バトル。
一言で言えば
ディズニー版「プラダを着た悪魔」
妬みと復讐…
女同士のしたたかな騙し合い。
これが面白くないはずがない!
2時間超と>>続きを読む
尾野真千子、覚醒。
理不尽な交通事故で夫を亡くし
社会的弱者となった
シングルマザー。
弱きものがさらに追い詰められ
金と欲に絡め取られる負の連鎖。
コロナ禍の今、顕在化する
社会の無常をこれで>>続きを読む
久々に今泉力哉監督の真骨頂!
「愛がなんだ」より好き。
届きそうで届かない歯がゆい“間”を
描かせたら、この人の右に出る者はいないが、今回は長回しのシーンでセリフ劇の深さとおかしさを
これでもか、と>>続きを読む
タイタニックから24年…
実力派としての風格を備えた
ケイト・ウィンスレットの演技が秀逸。
女性の社会的地位が著しく低かった1800年代のイギリス。
世紀の発見も男性の手柄にされ
活躍の舞台を与えら>>続きを読む
大泉洋にあて書きしたというのに
全く持ち味が生かされていない。
すべて、取って付けた芝居を
見せられているような
違和感だらけの演出。
作家のマスターベーションに
振り回された俳優殺しの駄作。>>続きを読む
尾上松也の新境地‼️
歌うま、顔芸、弱キャラ…
どれを取っても120点の出来。
世界初の金魚すくいミュージカル
最初から最後まで気持ち良い🎵
「和」の百田さんも素敵❇️
見終わっても歌がループ>>続きを読む
大いなる期待はずれ。
これは、今泉力哉監督が
撮るべき作品ではなかった。
やはり、餅は餅屋。
恋愛こじらせドラマと
オタの悲哀ドラマとは
似て非なるもの。
本来、長所である今泉監督の
独特の間が>>続きを読む
外界を知らず心を閉ざす
箱入り娘のエロイーズ。
身分を偽る画家マリアンヌと
孤島で対峙する一挙一動、
その息遣いと緊張感で
前半は心がピーンと張り詰める。
絵画を描くことを通じて
自身のトラウマと>>続きを読む
とにもかくにも
水川あさみが秀逸!
うだつの上がらない年収50万円の
脚本家の夫に濱田岳。
何かにつけてセックスに
持ち込もうとする煩悩の固まりに
うざい、消えて…と罵詈雑言の嵐。
テンポの良い会>>続きを読む
このテーマは、
さすがに大森監督をもってしても
描ききるのは無理。
受け手の想像と感受性により
普遍化できる小説と違い
映像として可視化される映画
というメディアにおいて
いわゆる社会悪とされる
「>>続きを読む
ポジティヴで天真爛漫…
そんなイメージが定着しつつあった
女優・長澤まさみが
明らかに殻を破って進化した。
時に氷のような、
時に娼婦のような
そして、時に悪魔のような
狂気の表情に取り憑か>>続きを読む
主演男優賞ジェイコブくん!
一回り表現力の幅を広げた。
「ルーム」のひたむきさと
「ワンダー」の天真爛漫さに加え
抑えた表情と感情表現が光る。
若くして突然命を落とした
スター俳優に何が起きたのか?>>続きを読む
映像の美しさとグロさが
交互に押し寄せる。
“命を捧げる”ことで
運命と輪廻に感謝する、という
カルト宗教の教義を象徴するような
慣習に心酔して暮らす
スウェーデンのとある部族の人々。
狂信的な幸>>続きを読む
久々に心の奥に届く
素敵な作品に出会った。
産まれてすぐの37秒間
呼吸をしていなかったことで
先天的な障害を負った女性。
好奇の目や偏見、搾取に
さらされながらも
得意なマンガを武器に
人気作家>>続きを読む
アカデミー賞のテクニカル部門を
総なめにした話題作。
ところが、全編1カットを意識して
その一連の動きを気にしながら
見ていたのは序盤まで。
幼い子を抱える可憐な母との
突然の出会いで、戦場の緊張>>続きを読む
密室スリラーの緊張感と
トリック推理の疾走感が交互に訪れる
斬新なサスペンス。
と同時に、種明かしに直結する
取調室での緊迫のやり取りが
カットバックすることで
同時多発的にヒントと伏線が
脳内にば>>続きを読む
終わり方に救いがなさすぎる。
でも、それこそが監督のメッセージ
なのだろう。
見終わった後、劇場内の初老の観客から
深いため息が漏れた。
働けば働くほど時間と自由を奪われ
家族に溝が生まれる。
もが>>続きを読む
臨場感がハンパない!
コックピットに座り、まるで自ら
ハンドルを握っているかのような
超リアルな臨場感を体感できる作品だ。
さらに驚くのは…
疾走感を表現するのにCGを使わず
実写にこだわったとい>>続きを読む
蒼井優が文字通り体を張った“艶技”で
作品のクオリティを引き上げている。
“ラブドール”をモチーフに描いた
不器用な男女の恋愛ストーリー。
やもすれば、エロに陥りがちな
テーマを主演の2人の繊細な演>>続きを読む
期待して見ただけに拍子抜け。
“こんな映像を撮りたい”という
意欲だけ盛んな若手監督のマスターベーションに
終始付き合わされただけで疲れた。
脚本のメッセージ性も
使い古されたカタルシスで
まった>>続きを読む