田中ノリノさんの映画レビュー・感想・評価

田中ノリノ

田中ノリノ

映画・ドラマ・漫画を好物とする電子書籍作家。
【笑うぬいぐるみ】【秘密部屋の鍵】【幽霊同盟】【UFO ガ殺シニクル、UFO ガ殺シニクル】【死人の接吻】【皆殺しの刑】【動く痣】【赤蛙池団地】【俺はカノジョが泣くのを三度見た。】【デブ★LOVE】その他も電子書店パピレス・アマゾン・コミックシーモア・他店で配信中。ノリノ小説含「密フェチ」短編集本発売

映画(23)
ドラマ(1)

友罪(2017年製作の映画)

3.8

瑛太さんが、凄かった。
坂井真紀さんも、凄かった。

あの事件のことも浮かぶけど、これは願いと希望を込めた、いい意味でのフィクションだと思う。

群像劇になってるけど、タクシー運転手のエピソードは、別
>>続きを読む

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.9

よく知らないで観始めて、後半以降の展開に、驚いた。

過去にも理由があって、嫌な人になっていく主人公。

嫌な人が、まわりにあたり散らし、バット展開に呑まれていく。

それでも、救われていい人生。
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

魔夜峰央先生の漫画のキャラの美的センスとBラブな雰囲気をうまく残しつつ、ご当地愛&ディスリ、ちょっと特撮や戦国のりが、バランス良く濃密度でまとまっている。

実は、もしかしたらガッカリするのでは?!の
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

フレディの声は、今聞いても耳にすぅっと浸透するように入ってくる。
涙した。

この映画を観に行く前に、部屋掃除をしていてQUEENの古いCDを見つけたり…。

11月中旬に映画をみたけれど、もうすぐフ
>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.5

原作を全部読んでいて、期待しないで見に行った。

主人公は、漫画より可愛い(得にぽってり唇が)けど、目つきとかは、原作のイメージに、ハマっていたと思う。

いろんなタイプの小説家がいっぱい出てくる。
>>続きを読む

ずぶぬれて犬ころ(2018年製作の映画)

4.5

クラウドファンディングの試写で観た。

ドキュメンタリーを撮っている監督の、初の実存した人物を扱った劇映画。

私は、これを観る前日に、たまたま、万年筆が欲しくて万年筆付録雑誌を購入してたので、劇中で
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

もっと早く観に行けばよかった。
いろいろな情報を聞いたり面白いと評判を聞き過ぎて、身構えて観てしまった。

けれど、家帰って一晩寝てから、頭の中で、裏の理由あらためて、つなげて味わう。

頭の中でつな
>>続きを読む

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.7

会社での、パワハラ、追い詰められて、嫌がらせに手柄を横取りされても、自分が悪いと思う思考になることに、リアルなしんどさと怖さを感じた。

黒木華ちゃんは、腹黒い役の演技がうまい。

ラストの風景がホッ
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.5

正直、よくわからず何気なく期待せずに、観始めた。
丁寧に、繊細に、そしてときにほっこりと、深く、現実での厳しさもふくめて、描かれる。
胸にくるシーンも。
編み物が、とても効果的なアイテムに扱われ、ラス
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

泣いた泣いた。
かなりの大人なんだけど、アニメを見てこんなに泣くとは思わなかった。
本当に、日本のアニメは、物語の微細な感情表現や、繊細で美しい背景に可愛い絵も、年齢関係なく見れる。クオリティが高い。
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.8

始まり方の、切り絵のアニメーションもいい。背景画の美しさ、光のあたり具合もいい。
少し哀感のただよう音楽もすっと入ってくる。

ガイコツ祭が元になっているのがすごく私的にツボで楽しかった。

ちゃんと
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

静かで繊細。
ドキュメンタリーのようなカメラワーク。

秘めた思いを、口にしないほど、高ぶるラストの熱。

こんな熱いシーンを、映画で見たのは、ひさしぶりだった。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

ビンテージレトロな舞台セット。美術や色の素晴らしさ。
懐かしいホラー映画の音を彷彿するような音楽。
ヒロインのお風呂での日課の描写は、ワンシーンだけで十分かも。
彼女と彼の、恋愛の心の交わりを、個人的
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.8

目覚めるときに流れる音楽が、懐かしいイタリアンホラーのプログレみたいな感じで、高感度⁉アップした。
キュートでちょっと切ない気もする。
寝てるときのカメラのアングルや、グロくないシーンも、見せ場のある
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.8

誰が何をするのか、目がはなせずに、そこで終わるのか…のラスト。
その田舎町な空気と、登場人物たちの個性的な存在感。
クズ警官が、人間として成長していくところは見もの。
将来は人間味のある探偵にでもなり
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.0

冒頭のシンセ系の音楽が、キラキラして気持ちいい。
美しさ&恐ろしさ&グロテスク&エロティック。
選ばれた少女と、ファッション業界の狂気。
キアヌ・リーブスが、こんなところのこんな役で…そのモーテルが一
>>続きを読む

サラリーマン・バトル・ロワイアル(2016年製作の映画)

2.5

オープニング、途中でも、音楽の使い方にインパクトがあった。

ドラマのメンタリストに出演してい男優さんが出ていた。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

何度も泣けた。
観ていくうちに、えっと驚く親子関係の真実。だから、だったんだなぁと。
ラストは、映画的なファンタジーを含む。
その具体的な方法を考えると、生々しくて怖い気もした。
でも、死とはそういう
>>続きを読む

破片のきらめき 心の杖として鏡として(2008年製作の映画)

4.0

多摩市のモンキーランドでの上映会で視聴。

私も、小説とイラストをかいているけど、それをしない人生は、この映画で絵を描いている方たちと同じように考えられない。

絵本をプレゼントした場面では、胸にこみ
>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

早い段階で、ホラー的シーンがおしげもなく何度も出てくる。

ピエロものは、「道化死てるぜ!」が一番好きだけど、ITの第2章では、ピエロの過去などがもっと明らかになるのかなと気になった。

これぞアメリ
>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

5.0

朝ドラに出ている男優さんとのベッドシーンに、なぜか嫌悪感を感じたのは、やっぱりそういう男だったのだとさりげなく、描かれているからなのかも…。

詩情感のある映像が織り込まれ、悲惨だけでなく、悲哀な映画
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

今まで、ホラー観客対象として、意識されていなかった人種層を、かなり意識して作られたホラー映画だと思った。
いろいろな多国人種層に視点を広げると、もっと身近で、多種複雑な恐怖の切り口があるなとも感じた。
>>続きを読む

チェインド(2012年製作の映画)

4.5

殺人鬼のトラウマがよみがえり、何度か苦悩する姿を描いている所に、ひきつけられた。

最後のオチには驚く。

リンチの娘さんの監督だったと後で知り、まとまった構成に納得した。