のりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

人魚伝説(1984年製作の映画)

4.6

とにかく美しい。水と音楽がずっと見てられるし聞いてられる。主人公がヤバい方向に感情が変化していく魅せ方も上手かった。『人魚伝説』ていうタイトルにぴったりだなぁ。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

マーゴットロビーがハーレイ似合いすぎてかわいくてアクションもキレキレでしたね。
おもしろさは普通。ポップでカラフルな映像はよかったね。

コルドラへの道(1959年製作の映画)

4.4

大佐が勲章を与えられた兵士達を基地に護送するだけのストーリーだけど濃厚な人間ドラマ。英雄って、臆病って、人間ってなんだろうって。重苦しいけどその分余韻も大きいロードムービー。
感動した。

サリヴァンの旅(1941年製作の映画)

3.6

スクリューボールコメディをベースにアクション、サスペンス、ロマンス、当時の世相を反映したドラマと贅沢な作品。

面白い、キャラも魅力的。また映画愛が伝わる作品だった。ニューシネマパラダイスよりこっち派
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ピクニック(1936年製作の映画)

4.2

え、主人公と地元の男は恋に落ちたのか。分からない。表情やセリフが絶妙でどっちともとれる。40分でこんな考えさせられるのすげえや。

狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

3.6

大人になりきれない大人たちの犯罪映画。テーマに則った魅せ方でフィルムノワールかそうでないのか不思議な雰囲気を醸し出している。冒頭のビー玉が跳ねて落ちていくシーンが印象的。
前半、愉快な仲間たちの戯れシ
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.6

静止画とナレーションだけで構成されているSF作品。
写真は美しいだけでなく、吸い込まれそうな感じ。まさに夢みたいな。
この手法でSFって素直にスゴい。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

前作を超えるってのは難しかった。コメディタッチで笑えたし、テンポもいい。斬新さは無くなってたけどこの手の映画にごちゃごちゃ求めるのはお門違い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

後半の高揚感好き。
ジョーカーが正義か悪か、正しいか正しいかなんて分からないけど途中からは彼に魅せられてた。街が燃え上がってるのを美しいと思ってしまった。演出・音楽・ホアキンフェニックスの演技が良く合
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.0

ハリウッドが描いた日本。
日本らしくない部分がいくつかあったけど、ハリウッドが日本を描いてくれ、多くの日本人俳優が出演しているということだけでも意義ある作品。

渡辺謙とトムクルーズの演技上手い。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

熱烈なファンでもないので、娯楽作品として個人的な評価をすると、
テンポ悪い、盛り上がる場面がない、ご都合主義、キャストに魅力がない、登場人物の言動に共感できないなど悪いところが目立った。
過去作と比較
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.4

見終わったあとにじわじわきた、虚しさが。なんともやるせない気持ちになる。現代の子供たちに見てほしい作品。

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.4

濃密な40分。じわじわと刺さる。
よかれと思った言動が、悲しい方向へ。正解はないよね。

運び屋(2018年製作の映画)

3.8

ヨボヨボのおじいちゃんなのにギャングたちよりもオーラがある。おじいちゃんになっても素晴らしい演技。流石。

家族愛ってテーマにもちょっと感動した。

タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

3.8

いい話だった。できすぎたストーリーだけど実話ってのが凄い。人種差別だけでなくて、生きる上で大切な言葉がいくつもあった。

ブタがいた教室(2008年製作の映画)

3.0

生徒同士の議論のアドリブはすごいと思った。
妻夫木先生の生徒にぶん投げ感は納得いかなかった

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.6

シリーズがいくら続いてハードルが上がってもアクションシーンはあの手この手で盛り上がる。カッコいい。
あとロケ地も毎回新鮮。今回はサモアで原始的な感じ。視聴者に飽きさせない工夫をしっかりしてるなと。
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.2

期待しすぎたかなー
海ドラみたいな人々を欺き、世間を驚かせるようなハラハラ感が欲しかった。イタリア映画らしい陽気な感じが個人的にはこの題材に合わなかった気がする。まあコメディーだから求めるのも違うけど
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

スピンオフ感強めでエンドゲームを見る前に必ず!ってわけでもないかな。

でもキャラの掘り下げは十分できてて単品策として良かった。あとフィーリーが活躍する。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

全編PC画面で繰り広げられるサスペンス。緊張感もあるし、展開も二転三転するし面白かった。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

後半は鳥肌もんでした。前半はちょっと眠かったけど、大満足。

製作陣の楽しませたいって気持ちが存分に伝わる内容でした。あと過去の作品がもっかいみたくなるいい意味で憎い演出。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.6

4〜5回声だして笑った。映画の小ネタは半分くらいしか分からんかったけど、コメディとしては質が高い(自分が笑えたって意味で)。
メタ的な要素個人的にもうちょい欲しかったけど。

ストーリー性が前作に比べ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

現実はこんなうまくいかないかもしれない。でもいいじゃん映画なんだから。いい話だった。

生まれつき人と異なる顔を持つ少年オギーと彼を取り囲む人たちの話。
オギーの成長物語のみにストーリーが展開するので
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

分かりやすい構図。暴力団二大勢力とそれに肩入れする訳あり刑事とペアを組む新人刑事。迫力あり、グロさあり、面白さありで120分で大分満足できた。

役所広司は言わずもがな、渋い俳優陣の演技合戦。松坂桃李
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

話題の映画を批判しちゃろぐらいの勢いで観に行ったけど、鑑賞後の爽快感は今年1。邦画も洋画に全然負けてないやん!ていう傑作かと。映像で負けちゃうなら発想勝負だ!

前半クオリティーの低いゾンビ映画を見せ
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.0

中国という舞台は良かった。高原や城内にディズニーらしいストーリー。マッチしてた。BGMも独特で良かった。

柳と風(1999年製作の映画)

3.8

割ってしまった学校の窓ガラスをその日のうちに直さなければいけない。風が吹く中で。
なんてことないストーリーだけど子供の視点から描くことでハラハラサスペンスに。

初のキアロスタミ作品(脚本)。おもしろ
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.2

BGM、人間の感情、映像の華美さなどを極限に削ぎ落とし、ロバの視点から人間の醜さ、世の無情さを映し出す。

ロバが様々な人に移り渡るが、どれも悲惨。もちろん主人公であるロバは話せないため、ただその綺麗
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

主演俳優が年齢を重ねても、キレキレのアクションが続けられるってのはすごいな。
パリの凱旋門前のカーチェイスとか画的に映えるシーンもいくつか。
アクションだけでなく、敵との駆け引き、騙し合いがあるのも楽
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

ガンダムVSメカゴジラ

日本人がテンション上がる要素がたくさん。スピルバーグのオタク愛が詰まってる。CG祭りだけど序盤のカーレース映像は圧巻の迫力。

アバターでもあるけど、バーチャル世界と現実のゴ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

原作読んでないので続きがめっちゃ気になる。ほんとに勝てるの?って
集大成だけあってヒーロー祭り。それぞれのヒーローが現れるたびワクワクしてた。敵のビジュアルもキモカッコよくて好き。
サノスはちょくちょ
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午後の網目(1943年製作の映画)

3.8

14分の中に遊び心がいっぱいつまってる。どこにいるか分からなくなるカメラワーク、不規則なカット割り、伸びる影、消えては現れるモノ…
不気味、、だけど美しい。夢なのか何なのか。

旅芸人の記録(1975年製作の映画)

3.0

途中で集中力切れた。
登場人物最後まで覚えれんかったし。
ギリシャ史もうちょい知ってればまだ見れたかなー
カメラに向かって登場人物がナレーションするのが斬新だった。

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

3.6

アマルコルド=「忘れられないこと」「覚えていること」ていう意味らしいけど、フェリーニの青春が描かれた作品なんでしょうね。
撮ってて楽しかったんだろうなぁって観てて思った。

デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

フィクションだったら希望あるラストにする監督がほとんどだったと思う。現実は無慈悲。

多少の脚本はあれど実話ベースなので内容については評価しにくいけど、人種差別の悲惨な事件をしつこいくらい長く、細かく
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