nanmotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

黒人奴隷 悲しい時代の時 言葉が通じない者同士の掛け声、というとこから生まれ、歴史と結びつきが強い。

また近年様々なジャンルに溶け込みjazzが持つ遺伝子の広がりを感じられます。
一方、好き嫌い分か
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

映画に興味を持つ以前から、ずっと映画に関わっていて、その輝かしい作品は既にそこにあり、見返すたびにオロドキをくれるスピルバーグ監督。

何となく、普通は映画に救われる話を想像していたかも知れません。自
>>続きを読む

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

5.0

プチ鹿島さんとダースレーダーさんが時事
ネタを語り合うYouTube番組ヒルカラナンデス(仮)
からの派生した企画。
なぜ君は総理大臣になれないのか?という映画がきっかけで化学反応し、直接現場に乗り込
>>続きを読む

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

ニュー・シネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ監督が、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネに迫ったドキュメンタリー。ジュゼッペ・トルナトーレが撮ったという事だけで泣けてきます。

本人がその曲に込
>>続きを読む

ノートルダムのせむし男(1923年製作の映画)

5.0

原作はレミゼラブルのヴィクトルユーゴ

1923年制作 日本は関東大震災があった。
100年前のサイレント映画

セット、のせしむ男のメイクが今みても素晴らしい。
動きも凄いが、チェイニーの才能に釘付
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

監督はマーク・マイロッド
TVを中心にプロデューサー・監督として活躍する。
HBO「シェイムレス 俺たちに恥はないや」
「ゲーム・オブ・スローンズ」
「メディア王 華麗なる一族」などでいわゆるハードな
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

5.0

予備知識なしで色っぽいロマンス系なのかなとフローレンスピュー出てるしぐらいのお気軽鑑賞で挑んだのですが、こんな作品が観たかったー!てかブックスマートの監督オリビアワイルドさんじゃないかー。。と

予告
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

1.0

考えをまとめるのに気が進みませんでした。
乗れない原因を追求してみました。
初見はティチャラの喪失感が当然のことながら仕方ないことだと思いました。

アフリカ人はずっと白人に搾取され続けていた、架空
>>続きを読む

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

5.0

子役スターのその後

とある事件から拗れた2人の関係。
ストーリーが進むにつれて、動くことが出来なくなってしまって、まるで長年連れ添ったパートナーのように依存して行くとこまで行ってしまう芸能一家の姉妹
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

5.0

エルビスプレスリーといえばモノマネの山口智充ぐらいしか浮かんこなかった自分を恥だと思いました。
ざっくり白人のロックスターなんだろうという自分の固定観念をぶっ壊してくれました。

プレスリーの奥さんが
>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

5.0

映像技術などの知識はないんですが、自分でも感じる。圧倒的なとんでもないキモ可愛い映像と涙が出る努力いや商業な理由によって時代残された存在、磨きに磨きをかけて練り上げたとてつもないクリエイティブが飛び散>>続きを読む

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

5.0

永遠の命を求めるフランケン博士は死体を繋ぎ合わせし殺人犯の脳を移植して実験を完成させが、、、、
となんとなくわかる展開。
何となく観るとそういうことねーで終わるのですが

原作のメアリー・シェリー
>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

5.0

ちょっとしんどいなって人、何か嫌なこと思い出しそうな方はやめておいてください。気になるなって方はエロビデオを見るぞっという勢いでみんなの為に頑張りましょう(^-^)>>続きを読む

マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

5.0

鑑賞中考えることをやめてしまったぐらいヘビーな作品です。強烈なディヴァインが観れます。白黒でほんと良かった。観ることはお勧めしませんが一生忘れれなく、頭の中にこべりつく体験ができます。リアルな人間を観>>続きを読む

デスペレート・リビング(1976年製作の映画)

5.0

ノイローゼ主婦と黒人乳母、紆余曲折あり、女王カーロッタが支配するはみ出し者の掃き溜めのモードヴィルに辿り着く。
そのモードヴィルでの出来事。
元悪役レスラーのトランスジェンダー女性と巨乳自慢のモフィ。
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

お見事と!!言わざる得ないSNSの性質を巧みに利用したサスペンス。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

5.0

傑作シリーズの最終章。
壮絶な人生の終盤に差し掛かったマイケルの行方。
マリオネットの糸に操られどうなってしまうのか?

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

若き日のビトーと現代のマイケルが現代と過去を行き来し、対比が素晴らしい。
野暮なことは喋らずに浸りたいです。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

かなり前に観た事があったのですが、ジ・オファーの予習をかねて今見直すと、こんなにも面白いのか?また自分の受け皿、解像度が上がっていることを感じれて恥ずかしいながらも素直に嬉しい。
こんなリッチな映像か
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ好きです。
何も言えないのですが、
劇場予告。良いです。

セルピコ(1973年製作の映画)

5.0

警官になったセルピコが
正義を貫き組織の汚職、腐敗に立ち向かう。
シンプルなストーリーですが、アルパチーノが演じるとやはり目で語られるように感じます。

言葉では表せない表現。自分はよく死んだ目をして
>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

5.0

オープニング。黙らせられます。
最高でした。怒りに満ちた個人が出す暴力と
権力を持った暴力の違い。タイトル通り怒りについて深く考えさせられるじっくりと何回も見返していきたい作品です。

狼たちの午後(1975年製作の映画)

5.0

実在にあった話で犯罪映画。

銀行強盗と人質と刑事との駆け引きが緊張と緩和を重ねるごとに
銀行強盗の人格が浮かび上がってき、ブルックの真夏の気だるさまで伝わってきます。

何か変。
ただこの変人さが素
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

5.0

タイ東北部にあるイサーンという村。のどかな風景が広がる自然豊かな田舎が舞台。静かに異国の世界観に引き込まれて韓国のナ・ホンジンが原案とプロデュース。という事を忘れていました。間違えても実際に体験したく>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

5.0

特に良かったと思う事は上映時間105分。
とてもテンポがイイとは言えませんが逆にそこが良かったとも思えました。

悪魔のいけにえ式に沿ってブギーナイツ臭を漂わしたポルノ映画とスラッシャー映画にフレッシ
>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

5.0

ドクターストレンジ、フッテージ、ヘルレーザーインフェルノなど手掛けた監督スコットデリクソン 脚本フッテージなど共同脚本しているCロバートカーギル
名コンビで練り上げられ、

ジョーヒル(スティーブンキ
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

5.0

久しぶり映画らしい映画を観れた気がします。
前情報なしに何となくみた初PTS作品だったのですが、コリに凝ったレンズでよくわからないマニアックな映像なんだろなーと思いながらリッチな映像と音楽で心地いい体
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

初見の感想では面を食らいました。
自分の中で解釈するのに時間がかかりました。

冒頭のテンポのいい怪獣ダイジェストに景気の良さを感じ、全体的にはウルトラマンマニアには嬉しい中身
かも。しかしながら問題
>>続きを読む

ダークマン(1990年製作の映画)

5.0

生まれ落ちてしまった苦しみに苦悩し、恋人、仕事、全てをなくす。込み上げる怒り、その苦悩と闇がダークマンであって本当のヒーロー像であると思えました何かが足りていなく、善と悪が紙一重で恐怖と笑いも表裏一体>>続きを読む

30デイズ・ナイト(2007年製作の映画)

5.0

冬になると30日間、太陽が昇らない街がアメリカ最北端にあるバロウ。
太陽の光が弱点のヴァンパイアの格好の狩場になり、バロウの住民vsヴァンパイアのサバイバルゲーム。
黒目が異様に大きくなり、歯が異様に
>>続きを読む

ギフト(2000年製作の映画)

5.0

主人公の生業は一言で言うと現代魔女。
呪術文化がコミュニティーが存在し、宗教として、フェミニズム、環境運動などの現代の思想を巻き込んだアクティビストとして、または人の運命を見抜く能力を使った占い師をし
>>続きを読む

スペル(2009年製作の映画)

5.0

まずスペルの意味が??DRAG ME HELL 私を地獄に引きずりこんで?でみたいなんでいいじゃないかと。

ひさびさのホラーに復活だったのとサム・ライミが自由に制作しファイナルカット権もあったという
>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

5.0

死霊のはらわた(1981 アメリカ)
クリエイティブなアイディアで行き過ぎた残酷描写が
素晴らしく自分の中でコレは笑って良いのか?と自問自答するラインをコレでもかというぐらいえぐられる洗練された前作。
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

5.0

それぞれの登場人物のエモーションにそって話が進んでいて非常にコミックぽくわかりやすく、誰もが期待していただろうサムライミの手ぐせ。ニッコニコなってしまう。

魔女は歴史が女性に一方的に押し付けられたあ
>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

5.0

究極の見世物小屋映画。
オリジナル作品より短く、ラストのシーンを含め、合計30分ぐらいのシーンが欠落してるらしい。

映画の内容は極めてシンプルな復讐劇で、とても昔の映画とは思えない。

テープが欠落
>>続きを読む

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

5.0

ふとしたタイミングでDVDをgetできましたので期待度MAX鑑賞しました。
訳の分からない展開。
けど、最高。
これは何度も観てしまう。ゆるさ、絶妙なツッコミ所、いい意味で脳にこべりつく映像。

副音
>>続きを読む