nさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

n

n

映画(1833)
ドラマ(3)
アニメ(0)

新しい夫婦の見つけ方(2015年製作の映画)

-

短い登場時間にも関わらず、圧倒的な存在感を出してしまうサム・ロックウェル。大好き。

倦怠期夫婦が別々の時間を過ごすことになるのだが、夫がその間にするのが死体探しのための穴掘り、というのがひねくれてて
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

-

シネマートのブーストサウンド上映で。

もう7.8年ぶりくらいに観たのだが、金城武のパートとかまったく覚えてなかった。てかあんなおまけ的な扱いだったんだ。話もぶっちゃけ良くわからんし...。

しかし
>>続きを読む

ハッピー・クリスマス(2014年製作の映画)

-

夫婦の旦那の方の妹(アナケン)が夫婦の家に居候することになり、自由奔放な妹に夫婦が少しだけ振り回されるという、いかにもなマンブルコアらしいなんでもない話っちゃなんでもない話。
見所は、アナケンとレナ・
>>続きを読む

ギャンブラー(2017年製作の映画)

-

さらっと見れてそれなりにワクワクもさせてくれる佳作。
会話における引きと寄りについて考えるなど。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

-

悪い夢を見てるような。
会話がヘヴィーに折り重なっているわりに2時間10分観れてしまうのはこれいかに。一考の価値あり。

サイコハウス 血を誘う家(2020年製作の映画)

3.9

これは面白い!

もともと緊張関係を孕んでた2組のカップルの4人が、休暇で滞在した貸別荘に盗撮カメラが何者かによって仕組まれていることがわかったことで、ズルズルと最悪の方向に向かっていくという。スモー
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.0

当たり前のことなんだが、アメリカ人でも田舎の人にとったらニューヨークってああやって映るのかと。
異常にあっさりした対応の店員(案内役)とか、ヘンにローテク(まぁそれが味でいいのだが)な地下鉄の機械とか
>>続きを読む

マーティン/呪われた吸血少年(1978年製作の映画)

-

寂れたピッツバーグの街の捉え方からも才気が窺えたりする。

ダラダラしたラストが嫌いな自分はこれくらい呆気ない終わり方の方が良き。

ウィルソン(2017年製作の映画)

-

これダニエル・クロウズ自身が脚本書いてんだな。
その割に毒っ気がちょっと少ないような...原作もこうだったっけ?
結果的に"どっちつかず"な映画になってしまってる印象。

ウェイターはつらいよ(2005年製作の映画)

-

最初、サイテーすぎる下ネタが続き、物語的にも特に大きなゴールがなく短いスケッチの連続的なモノなので、ちょっとキツイな〜と思いながら観てたものの、観続けてると、ああそういう形式でくるのね、って理解できる>>続きを読む

バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張(2011年製作の映画)

-

プロデューサーにアレクサンダー・ペイン、監督にミゲル・アルテタ、主演にエド・ヘルムズと脇にジョン・C・ライリー、そして抑えのシガニー・ウィーバーという盤石の体制で作られた安心して観られる一本。

ミゲ
>>続きを読む

シンプルな情熱(2020年製作の映画)

4.3

特別派手な事件が起きることもなく、ただ"その辺にいる人"の生活をつぶさに描くような、一番好きなタイプの映画。

恋に落ちた人間なら、程度の差はあれ一度は誰もが通るであろうある"症状"、超簡単にいえば「
>>続きを読む

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

-

親父の犯罪パート以外がほんとに面白くなくて退屈。つまり最初の60分がキツい。

時系列入れ替えが機能してない。なんつうか、決まりきったプロセスをわざわざ見せられてるというような。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

-

オールドスクールなヒップホップ響かせながら夜のドライブ、グッドヴァイブス。

屋敷突入から銃撃シーンもシンプルでかっこよい。
てか刀は使わんのかいっていう。

ジャームッシュってそこまで画にこだわって
>>続きを読む

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.3

すご...

ここまで全カットワクワクする映画もそうそうない。

ヴィットーリオ・ストラーロお得意の青の画面も超好き。

画もいいのだが、異常さを隠すために正常さを取り繕おうとする主人公のキャラクター
>>続きを読む

トム・グリーンのマネー・クレイジー スットコ大作戦/キャンパス・クレージー(2002年製作の映画)

-

リチャード・ジェンキンスとクリス・ペン、レスリー・マンという無駄に豪華なメンツ。

色彩がよくて、何気にオシャレな画面だったりする。

なんだかんだでこういうアメリカのおバカコメディに戻ってきてしまう
>>続きを読む

チャック&バック(2000年製作の映画)

3.8

一見、いわゆる「スラッカー映画」の一種かと思いきや、モチーフは同性愛だし、かといってよくある同性愛ゆえの悲恋、哀しさ、ツラさ...みたいなトーンで描くわけでもなく、かといって報われぬ恋から暴走、みたい>>続きを読む

僕のミッシー(2020年製作の映画)

3.8

アダム・サンドラーのとこが作ってるっことで鑑賞。

で、もう最高。

基本的にどっかから落ちるかこけるか、あとは下ネタかw
こういうバカバカしさに徹するっていうのもなかなかできないことだよ。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

-

暴力描写ってみせ続けるとインフレ起こるからね、あんまり強すぎてもどうでもよくなってくるよね。

「平凡な男が、社会の理不尽さにブチ切れて暴力に走っていく」みたいな売り方がされているが、そういう話とはち
>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.9

「難しいことはやんねーぞ(だけど面白いって言わせてやる)」という意志が伝わってきて、よい。ラスト15分〜20分くらい?のただひたすらのカットバックの応酬も、ちと過剰には思えるが、それも一つの戦略でしょ>>続きを読む

最後の人(1924年製作の映画)

-

なんでもない話を、表現で見れるものにしてしまこと。

向こうから歩いてくる人物を捉えるロングショット。上に高く続く建物がたくさんあると、やっぱり映える。

てかみんな、ラストについてワーワー言ってるけ
>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

-

いやあまりにも葬式そのまますぎて...悪い意味で。
一回でも葬式の準備を直に見たことあるならもう見なくてもいいんでは、っていう。
言い換えれば、驚きが何もない。「で?」っていう。もしかしたら海外の人が
>>続きを読む

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

-

取るに足らないことに思えても、実際形にして提示されるとやっぱり興味深くて観ちゃう。
そういうのがロメールの面白さだし、「これでいいんだよな」っていう勇気をもらえる。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.4

人生なにしたらいいかわかんない人たちっていうモチーフでもう好き。わかりやすく「いままでの人生ぜんぶ夢だったら...」なんて言わせちゃうとことかね。

それより、なにより画面が面白い。画面だけで面白い。
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

-

全然アカンすね、これは。

たしかにバチバチにショットは決まってる。
実際、冒頭の刑務所の中〜出所のシークエンスは「おお、ええやん...」と思った。

しかしその後.、というか脚本がまずすぎる。
全部
>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.0

ラーメン屋の若い2人のシーンがすっごく良い。

飛行機トラブルで旦那がちゃんと帰ってくるあたり、ちょっとご都合な気がしないでもないが、まぁそんなことはいいのだ。

肉体の冠(1951年製作の映画)

4.2

あるギャングの女が、1人の大工の男に一目惚れしたことで、女をめぐって結果的に関わった男たちがどんどん死んでいく、みたいな話なのだが、その話に説得力をもたせるシモーヌ・シニョレの魅力よ。あのアンニュイな>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

3.8

急にメタルが流れるの、意外と好きだったり。どうしても真似してみたくなる。

例の死体プールはマジで最悪ねw

ジェニファー・コネリーが着てる服がやたら可愛いなと思ったら、これ衣装はアルマーニがやってん
>>続きを読む

ジャン・ルノワールの小間使の日記(1946年製作の映画)

4.1

おぉ...これは素晴らしい。
何が素晴らしいかって、ジャンルチェンジ的なことが起こる。
ロマンス/コメディと思ってみていると、終盤、サスペンス的な雰囲気になり、そこでとんでもない暴力をみせられるという
>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

-

途中、演技のダメさに何度も投げ出しそうになるが、最後まで観ると、ああ、そういう映画だったかと、結果的にイイ映画かなとなる。

で、あとから調べたら、ワークショップの俳優たちを使ってたらしく、だったらし
>>続きを読む

ピクニック(1936年製作の映画)

-

やっぱり映画における水って、特別なんだよな。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

-

哀川翔が良すぎる映画。
某コワモテ喧嘩お笑いコンビが、哀川翔に向かって「お前の演技、どの映画でも全部同じ」と会ったときに言うつもりらしいが、とんでもねぇよ、と。

牧場が完成するところは急にベタっぽい
>>続きを読む

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

-

基本、会話はカットバックで。ある重要なときには、わかりやすくカメラを顔に寄らせる。

場所から場所へと移動させるシーンで、引きの画で美しいカットを挿入。
特に、マント等の長い丈の服は、歩くシーンで映え
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

-

たぶん3回目くらいの鑑賞。
だが、ほとんど覚えてないもんで。

改めて観るとほんとに最初から最後まで面白い。
レクター登場、バッファロービルによる"狩り"の場面、検死解剖、レクターの脱走、ラストのvs
>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.9

カット割らずに、ズームによってカット割りしてるように思えるの、意外とはじめてみたかもしれない手法だ。
かように、映画ってなんでもありだなと。面白いなぁ。

しかしこれこそ「おれでも撮れるかもしれないと
>>続きを読む