みっどないとさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

1.2

脚本も演出も劇伴もほんっとにもう…ダメなというか単純に自分が嫌いな邦画のサンプルみたいな作品。
しかし阿部寛さんが出演してる作品は映画もドラマもほんと苦手だなあ。阿部さん出てて良かったのって個人的に是
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

任天堂×イルミネーション!
娘(8)と観てきました。これ楽しいファンムービーだったなあ。マリカー好きの娘は当然大はしゃぎだったし、ド直球マリオ世代のパパもワクワクしちゃいました。
このテーマ、バリバ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

なかなか際どいテーマだけど変に扇情的にならずに真正面から描いた浅野いにお原作の作品。なかなか志の高い映画と感じた。
ちなみにロケ地が地元近くで見覚えのある景色がチラホラ出てきて楽しかったな。

せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.9

江戸の肥えを商う水呑百姓の若者と野に下った武家の娘の青春を描いた阪本順治作品。
よくこれ撮ろうと思ったね。素晴らしい。
役者みんな良かったけど真木蔵人の元気な姿が見られたのが嬉しい!

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

とても静かで重いダーレン・アロノフスキー作品。
取り返しのつかなさをそれでもどうにか少しでも埋めようとする話。
お為ごかしに堕ちない映画らしい映画。娘さんに幸あれ。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

完璧なレース映画。
戦うレジェンドカーが最高にかっこいい。

ナニワ金融道〜大蛇市マネーウォーズ〜(2022年製作の映画)

3.6

このシリーズ、ベストアクトは灰原の高杉くんじゃなく桑田の加藤雅也ですね。原作とはビジュアル全然違うけどそこがいい。
しかしウルフルズ「借金大王」はつくづくこの作品のためにあるような曲だなあ。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.2

ジェイソン・ライトマン×シャーリーズ・セロンの「ヤング≒アダルト」コンビ。間違いないだろうと思ってたけど、やはりとてもいい映画でした。世のお母さんは共感する人がほとんどだろう。そして世のお父さん、特に>>続きを読む

ナニワ金融道〜灰原、帝国金融の門を叩く!〜(2022年製作の映画)

3.6

ナニ金。これは予想外の当たりだったな。
加藤雅也の桑田最高。
他のキャスティングも大変素晴らしい。

銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.2

過去鑑賞。記録してなかった吉田恵輔作品。いいところももちろんあるけどなあ、吉田監督らしくない、「お仕事」のための映画って感じ。

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.2

過去鑑賞。記録してなかった行定勲作品。これ坂元裕二脚本だったんだ。ドラマの方が好き。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.0

「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン作品。
期待して鑑賞。面白さはある程度確保されてるけど、でもなあ、うーん…。観客に投げるにしても投げっぱなし過ぎじゃないだろか。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

ヤクザは堅気になれるのか。こういうモチーフは他にいくらでもあるだろうけど、ウソくさい人情噺に終わらせない西川美和監督はやはり素晴らしい映画人だと再認識した。
それにしても役所広司が凄すぎる。ほんとに、
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

1.0

日本映画専門チャンネルで流れてたのを何となく鑑賞。さすが本広作品って感じ。鑑賞眼のない(と勝手に決めつけてる)若者相手の商売だしこんな感じでいいっしょって感じの、相変わらず観客を馬鹿にしてるとしか思え>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

いやあ面白かった!
エンタメ×アート×SF×カンフー×ナンセンス×家族愛×多様性

作品賞を始めオスカー7部門受賞ってことだけど、いわゆるウェルメイドなのを期待すると何だこりゃになりかねない。これギャ
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.3

娘(8)の劇場初体験の付き添いで観てきました。娘大興奮で彼女の映画人生のスタートに立ち会えたことそれだけでもうグッときます。
劇映画としてもなかなかいい作品でしたよ。原恵一のクレしんほどではないものの
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

1週間限定のリバイバル上映。ずっと観たくて観そびれていた2006年ギレルモ・デル・トロ作品。
妖しく醜く美しいクリーチャーの造形。物悲しい物語を彩る格調高い劇伴。いい映画でした。劇場で観る機会をくれて
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞、ケネス・ブラナー脚本監督作。
モノクロの世界へ切り替わるオープニング、気がきいてる。最新機器で撮るモノクロの贅沢。洗練された構図、カメラワーク。
クラシックソウル、ゴキゲンな音楽はヴァン
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.9

城定秀夫×今泉力哉
期待通り面白かった。
ほんといちいち気が利いてるのよ、脚本と演出。あの人がゲスのドラムさんとは、知らなかったな。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.2

結局自分はこういうのが一番好きなんだな。毎作心の中ぐちゃぐちゃにしてくれる吉田恵輔監督。ほんと信頼出来るなあ。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

原作はずっと気になってて、だけど読まずにここまできちゃった感じ。
音楽に青春を捧げる若者たちの物語なんて好きに決まってる。
でもこの作品、劇中音楽の善し悪しがそのまま作品の評価に直結するでしょ。ただで
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

これまで原作もアニメもまったく通ってこなかったスラダン。もともと自分が非ジャンプ主義の捻くれ者の上にこれ連載してる頃はもう大学生とかで少年誌には既に縁がなかったもんねぇ。井上先生といえば「バガボンド」>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

絶賛の声がガンガン聞こえてきていたビッグウェーブ、乗り遅れてたけど劇場公開なんとか滑り込み間に合いました!

ザッツ・エンターテイメント!!!ここにきて生涯ベスト級きましたね。こういうのがあるから映画
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.9

イタリアの片田舎の風景は美しい。リッチな画。音楽もいい。軽妙なセリフ回しとかいいとこたくさんあるのは分かる。けどそういう映画的ポジティブポイントがあってもせいぜいこの点数になっちゃう。受け付けないんだ>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.2

未来永劫8/15に地上波放送して欲しい。子どもも見られる時間帯に。