木蓮さんの映画レビュー・感想・評価

木蓮

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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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伏線読むの下手だから最後ほえ〜なるほど〜となったのと途中の祈祷シーンは良かったけどちょっと途中の中弛みは否めないかな。國村隼も確かに怪演ではあったがもう少し物語としての必然性(歴史との接続とか…実はあ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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重厚な映画で非常に見応えがあった。
スカッとするような大逆転や種明かしはなく、並列し矛盾していく物語の中に「落ちていく」感覚というか。
一部分を切り取って「きっとこうだっただろう」「こうに違いない」と
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

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おもしろかった〜
アメリカにおけるチャニング・テイタムの位置付けがよくわかってないんだけど、いかにも筋肉ムキムキの白人男性である彼がこの映画とかマジックマイクに出てるのは、弱さを許さないマッチョなヒー
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Saltburn(2023年製作の映画)

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バリー・キオガンの配役が適材適所すぎる!!!!
こんな感じのイギリスの上流階級ってたまに本当にいるんだろうな…
ストーリーとしてはラスト含め別に想定の範囲内なんだけどバリー・キオガンの怪演がすべてを食
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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なんか予想していたよりストーリーとしてはかなりわかりやすいなと思った。有害な男性性を描いてはいるけど救いを用意することにはあまり興味がなく、むしろ啓発や進歩に懐疑的で「何が一体人間を獣と区別し人間たら>>続きを読む

笑う故郷(2016年製作の映画)

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オチの回収もそつなく小気味良く練られた脚本という印象。個人的にめっちゃ好きー!とはならなかったけどクスッと笑うところはまんまとフフッと笑いながら楽しんで観た。不条理コメディが好きな人にはおすすめかな。

コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

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オープニングはめちゃかっこいいし着眼点も良いと思うんだけど本編に入ると展開がわかりやすすぎていまいち乗れなかった。イ・ビョンホンは頑張っていたと思うが、若干力みすぎとも言えるかも…

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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機内で鑑賞。途中恋愛方面に引きずられるのかなと不安に思ったけど、ともにいられなくてもその人がその人であることを大切にする、関係性の話だったのがよかった。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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騒々しい機内ではなく映画館で観たほうが絶対良い映画だと思ったけど、よかった。言葉にできない感情の塊がそのまま蠢いているような背中を初めて観た。ポール・メスカル良い俳優だな。この背中がすごい!2024ぶ>>続きを読む

Joy Ride(原題)(2023年製作の映画)

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アジア系アメリカ人のルーツ探しの旅を下ネタ満載でお届けするハートフルコメディという感じ。なんだかんだほっこりするのが良い。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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予想は薄々してたけど壮大なイントロで終わった感じ。ドゥニ・ヴィルヌーヴの映画は音響が要なので自宅でサブスクで観ても物足りなく感じる

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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「お前のため」「お前がそう望んだから」と言いながら自分の面子や欲望を優先し女を所有物とみなし振る舞う男の欺瞞が三者の語りの違いから丹念に描き出される。クソどうしようもない老いた権力者も多い中でリドリー>>続きを読む

僕と幽霊が家族になった件(2023年製作の映画)

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冒頭で毛毛のおばあちゃんが言う「この世で同性婚出来るならあの世でだって出来るはず」という台詞にすげ〜となる。日本の映画やドラマでもいつか本当にそんな台詞が聞いてみたいよ(現実はいまだクソクソですが…)

恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

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期待していたほどではなかったがキュートなロマコメでした。ソン・ソックがこんなウブなわけあるかい!!!!でもかわいいな!!!!と思いながら観てました(テヘ)あとチョン・ジョンソの生意気な感じはとても良い>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

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三島の矛盾に満ちた思考と振る舞いが討論会での関係者の複数の記憶から立ち上がってくるのがおもしろかった

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

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ちょっと冗長だがマッチョでホモソーシャルな関係性の脆さと欺瞞がよく捉えられていた。スコセッシ一貫してるんやな〜と。カレンが裕福で世間知らずのお嬢さんからマフィアの妻に変貌していく過程の演技は見事。アカ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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こういう娯楽作だからこそ、偏見や差別をできる限りひっくり返していくの大事だと思う。クリス・パインがヒーローだけどマッチョイズム以外のリーダーの在り方を示してるのが良かった。

ニモーナ(2023年製作の映画)

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主人公騎士とパートナーの関係はもちろん、越境者としての二モーナはクィアリーディング可能な存在としてかなり意識して描かれている。クロエ・グレース・モレッツとリズ・アーメッドの声も良き。

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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すごく良かった。ことばの反復が台詞になり身体を通じて現実のなかで生身になっていく、その過程を目撃したかのよう

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

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思ったよりアホ映画で登場人物も全員アホでよかった。女が殴られるシーン苦手なのでそこだけキツかった

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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アメリカにおける華僑移民の話が、アニメーションの物語に溶け込んでいる良作。主人公の声優はハーフオブイットの主人公か!良いキャストチョイスだ

新しき世界(2013年製作の映画)

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これは人生狂わされる人もいるわ〜と納得。そして父殺しの話ですね

十月になれば(1984年製作の映画)

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すごく綺麗で静かな映画で、コンディション最悪な時に観たので途中爆睡してしまった…でもところどころでもこれは良い映画だとは思った

焼いてはいけない/きのう、平和の夢を見た(2009年製作の映画)

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話自体はすごい奇跡だと思うけど、いわゆる「いい話」に収斂してしまってもったいなかった

河の女(1987年製作の映画)

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定番メロドラマかと思えば意外に人生と記憶の不確かさに開かれたエンディングで良かった

地獄の警備員(1992年製作の映画)

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フランケンシュタインみたいな松重豊めっちゃ良〜❤️

福田村事件(2023年製作の映画)

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リベラルおじさんのマスターベーション映画(自分は中立でいたいという欲が透けてみえている)

355(2022年製作の映画)

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ストーリーもキャストも良いけどイマイチ盛り上がらなかった

X エックス(2022年製作の映画)

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ミア・ゴスはめっちゃ良いけどストーリーは腑に落ちないところがある

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

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良いキャスト揃えてるし、ユア・サーマンがMotherなの解釈一致…だけど原作読んでないからこんなにハッピーなロマコメでOK?!という疑問は湧いてくる

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