あぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

イーストウッドがブラッドリークーパーに呼び止められるシーンはディパーテッド並みのスリルを味わえたし、蜂蜜を警官に渡す所は笑えたし、緩急が付いてて飽きなかった

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.7

全体を通しても最高だったけど、特にあの朗読会はやばい [湯気]を通して有馬温泉の時のフミの嫉妬、純への想い、さくらこの不満が全てさらけ出されていく感じ

[PASSION]の真実の泉と[親密さ]の虚構
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PRINCE OF LEGEND(2019年製作の映画)

4.5

最初の20分がドラマの復習なのはほんとに許し難いし、一体俺何見てんだろって思うこともあったけど、後半で巻き返してくれたから良かった

女子の頭にカメラを付けて主観ショットを撮って主観デートをスマホゲー
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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

4.1

アクション仮面はクレヨンしんちゃんの世界の中で特撮ヒーローというフィクションとして存在しているかのようで、実は本当に能力を持っているという設定自体にもの凄くロマンが詰まっているということを本作を通じて>>続きを読む

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.6

皆殺しとか自由の幻想の方がまだわかりやすいような、、

シックリと来ない謎が散らばって更に夢も加わりカオスな状態に

本作は微妙だけど、ずっと理解できなかったシュールレアリズムを皆殺し アルチバルド
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アメリカの影(1959年製作の映画)

3.3

まるで勝手に盗撮したかのようなショットもあって面白かったけど いまいちそこまでハマれなくて残念だった

黄金の馬車(1953年製作の映画)

4.0

映画の中の現実と映画の中の演劇(虚構)の入り混じり

映画の中の演劇はやっぱ面白い!!

もしかして最初から最後まで全て演劇、?、

花影(2007年製作の映画)

4.3

河合勇人(ニセコイ 兄こま 鈴木先生)
×
市川森一(傷だらけの天使)
の最強タッグということで期待してたけど、裏切れることなく、めちゃくちゃよかった

後半の韓国パートまではつまらな
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.1

未知への高揚 期待
実際に知ってしまったらそうでもなくて幻滅 なんてこともあるよね
知らないうちが一番楽しい
本当は後半があったけど金銭問題で作られず ということだけど、その事実含めて、未知のままっ
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カサノバ(1976年製作の映画)

3.3

面白い映像だらけだったけど、退屈にもなってしまった

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

オープニングは思い出すだけで泣きそうになるし、寄生獣キャットはガーディアンのノリで最高だった

正直見る前はユニフォームダサいなって思ってたけど、やっぱ経緯を知ると全然そんなことは思わなくなった

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デッドマン(1995年製作の映画)

3.5

メガネを外してからのデップーはマジでカッコよすぎる

ジョニーデップーの作品で印象に残ってるのあんま無いけど、こんなにカッコよかったんだな

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.5

カレンがルルーシュを見て泣きながら抱きついてるように観客みんな そんな気持ちになったんだろうな
ビジネス的な後付けは全くなく、これで綺麗にまとまった感じ

C2がぬいぐるみをギュッってするのうますぎ
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.8

しんちゃんの映画は基本シリアスが強すぎなんだけど、本作は終始ギャグが絶えない

シリアスな展開になってもすぐにギャグがぶっこまれるから、一回もシリアスにならない ある意味しんちゃん映画の中で異色かもし
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.4

アナがフランケンシュタインという映画(虚構内虚構)の中から想像した精霊に遭遇し、最終的に精霊のような幻想が消えて成長し、本作を見ている観客(現実)を見つけたということなのかな カメラの方を向いてたし>>続きを読む

ホット・ガールズ・ウォンテッド(2015年製作の映画)

4.6

ドキュメンタリーでも結局求めてしまうのはドラマなんだよなー

トレッサの彼氏と家族のドラマは涙なしには見れないし、あくまでサンプルだけど、僕自身が昔から疑問だったことがわかったような気がして堪らな
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ピリオド -羽ばたく女性たち-(2018年製作の映画)

3.5

今まで見たドキュメンタリーのようなドラマチックはなかったけど、そもそもドキュメンタリーでドラマチックってマグレなわけだからそうだよね

普通に勉強になった 見て良かった

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

全体的に良かったかと言われると微妙だけど、真っ暗な部屋にロウソクのみでライティングされたショットはどう考えても必見

真っ暗な画面にロウソクに照らされたエマストーンの顔だけが映る絵も最高だし、昼の自然
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.5

どう考えたって他のCGアニメよりもアニメーション的な動きがあって次元が違う

ジャックジャックの化ける動きとか 体が気球になるとか

でもやっぱどうしてもミニオン以外のCGアニメは実写映画とか普通のア
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.7

ノスタルジーを漂わすライティングに酔いしれて、おどろおどろしい曲に掻き乱された

月の光で美しさを増すムイに無意識のうちに「月の光」を添えてしまうクェン

縛りの象徴であろう壺の破滅とともに、恋の成就
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

正直 決まってる絵もそんなにあるようには思えなかったし、画期的な演出があるようにも思えなかったし、映画的な面白さは特に発見できなかったんだけど、何故だか所々泣きそうになる不思議な映画だった

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

ハリウッドのチャイニーズシアターで鑑賞

セリフは一つも聞き取れなかったけど、映像で展開や感情も伝わってきました

敵の触手が3Dで観客に襲いかかってくるのは流石って感じでした

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

“大人は判ってくれない”

実話だけど トリュフォーの大人は〜が大好きなスピルバーグならそれを意識しながら撮っていたに違いない

共通点はいくつかあるし、おそらく逮捕された時の
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.6

ムーンライトでは月の光に照らされた黒人の美を描いていたけど、本作では太陽の光に照らされた黒人の美が描かれていて、陶酔させられた

自然光なのか照明なのかわからないけど、背後の太陽光から照らされた黒色の
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吉原炎上(1987年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絶頂に達しそうになって電球を握りつぶして、真っ暗になる演出が最高すぎる

サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.6

観客を呪い殺すような鏡越しのカメラ目線
には戦慄が走ったし、謎のチンパンジーの葬式もよかった
前評判的にビリーワイルダーはただの大衆向けのヒットメーカーなのかと思ってたけどそんなことはなかった
映画業
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

話が面白いだけなのかと思いきや、高速着替え、ケーキの仕掛け等のアイデアが最高

同じ建物の中で逃げ回る様はまるで[ゲームの規則]のように滑稽で映像としてのエッセンスに富んでいた

マリリンモンローにだ
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アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生(1955年製作の映画)

4.4

普通のフィクション映画だったら非現実的なことが起きても大抵はその虚構の中で裏付けが取られているんだけど、ブニュエルの映画には最後までそれがない
例えば椅子が勝手に浮いたりしたら、それは幽霊の仕業でした
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コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

4.3

アニメ的な動きがあったかと言われたら微妙だけど、実写では成立しないことだらけだった
表情の変化は鋭く滑稽でよかったと思う

復活を見る前に復習できてよかった

アクアマン(2018年製作の映画)

2.0

アベンジャーズシリーズではほぼ気にならなかったCGが本作ではかなりノイズとなってしまい作り物を見ているという感じがして辛かった

序盤の戦闘シーンは割と斬新なカメラワークとかもあったりして楽しめたけ
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コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)(2017年製作の映画)

4.1

登場が省かれまくったキャラが結構いるけど、本筋的には何とかわかるからいいんじゃないかな

ギアスの命令を受けたユピーの影が意図的に馬鹿デカくなっていたり、ギアスの光を砕けた鏡に反射させたりとやっぱ絵と
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コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

4.3

新作の前に復習
高校以来だから忘れ過ぎててどこが新カットなのかわからなかったけど、面白いことに変わりはなかった
校歌のように和やかなゼロの応援歌をバックに 黒の騎士団が暴力的にのし上がっていく過程を描
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.3

正直、テーマは理解しきれなかったけど、感覚的に突き刺さるショットの連続で最高だった

予告編でLGBTモノかと思いきやそうでもない
LGBTを取り上げるというよりも、シャロンという主人公がたまたまL
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