のぞみんぬさんの映画レビュー・感想・評価

のぞみんぬ

のぞみんぬ

映画(16)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.8

「全てはメタファーだ」のディヴィスの言葉通り、至る所に散りばめられたメタファー。ひとつひとつを丁寧に汲み取りながら観たつもりだけれど、全て見終わった後には"もしかするとあの行動はこのメタファーなのか">>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.4

第1章のアップテンポなアクション部分は控えめに、人間的な問題が詰め込まれた第2章。相変わらず個性が異なる3人の使者達の過去の秘密を一つ一つ解き明かすスタイルは、前回より冥界のストーリーを少なくし、過去>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.6

これまでのスパイダーマンを踏襲しつつも、新しい要素も増えて最後までわくわく楽しめる作品。序盤はヨーロッパで繰り広げられる青いバカンス感と、激しくもうまくセーブしている戦いの序章感が良いバランスを保って>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.0

年に一度だけ、どんな犯罪でも許される12時間"パージ"。このお陰でアメリカ全土の犯罪率は激減し、経済も右肩上がりという世界観。まさにアメリカ映画。
斬新な設定の中で、自分の家が一番安全と高を括っていた
>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.4

これまでとは異なる新たな配役の新鮮なMIB。スタイリッシュな世界観はそのままに、新たな作品として楽しめました。JとKは既に伝説になっていて、どちらかというとサイドストーリー的な位置付けで楽しめる。Mの>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

なににも変えられない究極の愛のお話。小説を読んでいたのでストーリーは既知。"共感度0"と言われるほど、主役二人には違和感と嫌悪感が付き纏うというのに何故こんなにも惹き込まれて苦しくなるのか。所謂ミスリ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.8

"夏の恋はどれもーー流れ星に似ている"
高校生の頃に小説で読み、その頃の自分には分からなかった事が今になってよく分かる。
使い古された手法であれど、鼻に付く部分があれど、こういったタイプの映画は観る時
>>続きを読む

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.4

シリーズ3作品目。何れの過去作と比べストーリー全体の世界平和感より相棒Kを救いたい人情論が優って感情移入し易い。過去作から評されるコメディ要素もやや減っているものの健在で、ニューラライザー使用後のJの>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.5

字幕で観ました。原作を観たことがないので完全に初見でしたが、どのキャラクターもすごく魅力的でどっぷりと没入。コミカルなシーンとミュージカル調の力強いシーンに圧倒されました。映画館内が笑いに包まれるのも>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.6

起承転結がしっかりと構成され、非常に観やすくユーモアに富んだ作品。アベンジャーズへの憧れが抑えられず空回りする駆け出しのヒーロー ピーターも、秘密を知り得て喜びのあまり言葉にしたい衝動が抑えられない友>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.0

MIBの一作目。もう20年も前の作品なのかと驚かされる。the SF映画と言えそうな物語の中で垣間見えるコメディ要素がすごく好みで御多分に漏れずクスッと笑ってしまうシーンが良い。そのコメディ要素のお陰>>続きを読む

フライトプラン(2005年製作の映画)

3.9

かなり前に一度見ましたが、記憶が断片的でしかなく限りなく初見に近い状態で再見。ジョディフォスターの娘を捜す事に身を窶す迫真の演技があってこそ成り立つ映画と実感。最初は完全に精神疾患を疑っていましたが、>>続きを読む

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.0

死後の世界、御霊の行き先を決める49日間の物語。生前に行った生き様を7つの罪に分けて裁かれ、死者が転生に値するかを見極められるが始まった瞬間死に、そのまま地獄へ…といったやや強引な流れ。韓国映画らしく>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.1

ハリウッドという既成概念があったので、壮絶なバトルを期待して臨む。篇首からスピードに乗って次々とでるモンスター達に心躍らされながらも、美しい映像に没入感が強くうっかりCGというのを忘れそうなハリウッド>>続きを読む