ryoさんの映画レビュー・感想・評価

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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

「裏切り」や「謀略」、「戦争」といった重たいテーマが陽気に映し出されていく。陰と陽が絶妙なバランスで1つのパッケージに収まった、そういうものなのかもしれない。

爆撃や拷問シーンなど、本来ならば凄惨に
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

エンドクレジットを躊躇いなく退出できる、かなり良かった。Part 1のあらすじをおさらいしてから観ることを推奨。2回目もアリかも。向こう数十年愛される作品となるだろう。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

中年おじさんの夢みたいな
キーワードは共通言語って感じ、スターおじさんと秀才女子との間には隔たりがあったけど、そんなのも悪くないんじゃないかと。風をあつめて!

福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

えた、社会主義者、朝鮮人、彼らを虐殺の被害者たらしめたのは一体何だったのだろうか。「同じ人間じゃないか」ということをなぜ誰も言わなかったのか。ヒューマニズムや愛が虚飾だと言われようと、その虚飾を冷やや>>続きを読む

WILL(2024年製作の映画)

3.8

矛盾や葛藤を抱えて生きること
東出昌大とMOROHAが繋がった。

ドキュメンタリーとしては少し弱さを感じた。「危うさ」が足りない気がする、ヴィーガンの人の話を聞きたかったし、東出さんが抱えている「か
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

<父=抑圧>の時代から<母=安全>の時代へ。
異邦人と対比してみたら面白い。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

村上春樹感がすごい

セリフは多くないけれど観ててずっと飽きない。音楽が多いのもいい。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.6

前半の地獄と後半の天国
カラオケ、ウェディングドレスのシーンが
とても素敵だった。
この世界に2人だけ

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.8

途中までつまらなかったけれど
友達以上に見れない、でフラれたところから面白くなった。全体的にはあまりハマらなかった。

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.5

三者三様のクソ男
しかし主人公含めてうっすらとした気持ち悪さがある、この気持ち悪さは普段の実生活でも感じるものなので、この映画がつくられたことは喜ばしい。

すべてを建前で話す感じ、エクスキューズを重
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.8

どこか欠陥のある2人
1つのキスで世界が変わる

ずっと観ていられる、映像もストーリーも
推薦状のくだりがチャーミング
物置での絡みがエロティック

アザ、母親との確執、空気が読めない、しんどい接待な
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.6

面白くはなかった
こういう人たちもいるのかな
最後に「話そう」となったのはよかった

君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.0

最高の映画!
最初の40分我慢して見て欲しい
ひとりの男の脳内を見ているようだった、
本当に脳内の話だと思って見て欲しい。
突き破れ!!

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.8

東日本大震災・家族・お金・過疎
兄弟アキラとシゲルに積み重なる苦難
人気漫画家ミハルはお金はあるけどひとり

やはり大震災後の人たちがどのようにして生きてきたのかという現実と向き合わざるをえない。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版から継続して視聴。
「お前はいつも自分ことばかり考えている」
「自分大好き人間」
などと周りの人間に叱られていた宮本。

おれ自身のために闘ったとは言うけれど、
自分自身を突き抜けてヤスコに真
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とんび(2022年製作の映画)

2.6

中国東方航空にて

ドラマ版の方がよかった(思い出)
北村匠海(15-55?歳)?は笑ってしまう

怪物(2023年製作の映画)

4.5

私たちは加害者/被害者の構図で事件を見てしまうのだけれど、その構図を内側から解きほぐすことによって、"真の対立関係"とは何かが明らかになる。それは、属性で見れば子供/大人という構図になるだろう。さらに>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

4.0

世界観がステキだった、カメラワークや情景描写がすばらしい。服も当時の感じで良い。
長編を映画にするのは難しそうだなと思った。
欲を言えばもっと色んな音楽を全面に押し出して欲しかった

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

そこそこ面白かった、オチが少し弱い
キャスト陣がほぼアジア系でとても新鮮
(なおかつ撮影地はアメリカ?ということで)

マルチバースを全て体験した結果、相対主義・ニヒリズムに陥った娘を救ったのは家族だ
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