シャベルスコップさんの映画レビュー・感想・評価

シャベルスコップ

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映画(508)
ドラマ(6)

半世界(2018年製作の映画)

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俺のせいだ。お前らのせいだ。
静かに深くメスがはいり、2つの世界がつながっていく。戦闘地域に派遣される自衛隊員は世界の無関心とその結果に引き裂かれ、田舎に暮らす家族もまた父親の無関心によりほころび始め
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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ライオンがくるくる檻のなかを回るのは、正気を保つため。
そういって、くるっと回る美香とお母さんの思い出のシーンがきれいだった。
東京を、壊して作りまた壊す工事現場で働く男と、死が繰り返される病院で働く
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火口のふたり(2019年製作の映画)

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肉体の声を聞き、生きることを見つめる
血と歴史、土地(自然)と国家、肉体同士が共鳴し、ぶつかりあい、それらをつなぐ。新しい生命の予感を持って。
愛を読む人、遠雷を思い出す。(遠雷は脚本が荒井晴彦)
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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いまさら本物の心を欲しがるの?
何も自分のものにはできないってわかってたあなたの明るい孤独が好きだったんだよ。ってかんじ。青春は、はぐらかしていた本物の痛みを手に入れた瞬間終わる。

きっと全て大丈夫(2006年製作の映画)

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これくらいの感度で生きると発狂しそうになるけど、同時にとてつもない美を発見して生きる以外の選択肢がなくなる。

死神の谷/死滅の谷(1921年製作の映画)

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壁、良い。圧倒的で。
音楽が合ってなかったりはするけど、死神がふっと現れる演出、亡者の行進、燃え盛る家(高いところにある)、霧の中に消えていく二人など、心に残るシーンは多い。

戦慄のスパイ網(1939年製作の映画)

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プロパガンダを描くプロパガンダ。もちろん意図的だろうが、ナチのスパイは相当アホに描写されている。むしろアホすぎて憎めない。つぎつぎに逮捕されていくので3回目以降の自白はお約束といったかんじ。
ドイツ語
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

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映画を見ていると、そこで実際何かが起こったように見える。もちろんそこにはカメラがあって、役者がいて、シナリオがあるわけだけど。でもこの映画に関しては、そうじゃない感じがある。ナレーションのセリフを演者>>続きを読む

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

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行為の美
カメラや演じることについてメタ的なセリフが入る。物語から切り離された断片的なシーンは純粋な行為の美しさと連続性を失った個人の人生を突きつける。
モーションキャプチャーのシーンは特に印象的で、
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サムライ(1967年製作の映画)

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幾度も推敲され切り詰められた文体のようなカット割と、鳥の声が強調する沈黙に主人公のサムライとしての生き方が表れているが、銃声や割れるガラスの音でその絶対的な孤独の安全性は壊されていく。アクションの見せ>>続きを読む

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