tomomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

50年前の映画とは思えない。
耽美で退廃的ななフランス文学のようなセリフ、好き。
内容も映像も衝撃的。

ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.0

独りで死に向かい合った時に、自分の過去の人生と向き合うことになる。
人生の新しい一歩を踏み出すことができるのか?

残念ながら分かりやすい伏線があるため、途中でオチに気がついてしまう。

復讐の十字架(2017年製作の映画)

2.9

誰にも言えない憎しみを抱えると、己(常にある怒り)との戦いになる。

最後は聖書の言葉で解決。
宗教的。
ママ、信じてあげてほしかったな。
母親の死で呪縛から解放される。
あれ誰だったの?
オーランド
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

映像も音楽も脚本もキャストも、全て良かった。
家族の形になれなかった家族。

八つ墓村(1977年製作の映画)

3.0

何度か観ていますが、やはりセリフだけでは分かりにくいので、家系図下さい。

この頃の日本映画は大人の色気があると思う。
シヨーケンは、やっぱりカッコいいのね。

ごっこ(2017年製作の映画)

2.9

エンドロールの最後の最後まで見た方がいいかどうかは微妙。
子役のヨヨ子ちゃんは良かったけど…。
事件を起こす理由が薄く感じた。
感動はしなかった。

キラーズ・セッション(2019年製作の映画)

2.9

殺人者たちのグループセラピーかと思いきや…。
前半分かりにくい。
せめて殺人鬼たちのキャラとエピソードがそれぞれもう少し刺激的だったらば…。
勿体ないかんじ。

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.0

『怪物はささやく』を思い出した。
同じ感想の人が多いみたいね。

巨人はバーバラが成長するために乗りこえなければならない試練であり、バーバラを見守り、導いて寄り添う心の友(母)でもあったかな。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

実在の人物の物語なので、感動のラストは予想できたけど
『国を変えろとは言っていません。
勝手に変わるからです。
変わる権利を守って欲しいのです。』
のセリフで泣いた。

二重生活(2012年製作の映画)

4.0

人間には二面性がある。
彼女を殺したのは誰か?
から始まるサスペンス。
本当に悪いのは誰か?
本当に怖いのは誰か?

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.3

上海、不思議な街。不思議なラブストーリー。
ビデオの出張撮影の仕事をしている男が、仕事先で出会った水中で人魚の格好でパフォーマンスをするメイメイに一目惚れ。付き合い始めるが、彼女には謎めいた行動が多か
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スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

4.3

南京。スプリング・フィーバー《春の嵐》
『夫』の浮気を疑う『妻』は『探偵』を雇う。調査の結果浮気相手は『青年』だった…。
『探偵』と『青年』は惹かれ合うが『探偵』には付き合う『彼女』がいた。
青年、探
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.0

視覚障害の方々が営む診療所で繰り広げられる色恋沙汰含む人間模様。
見えないからこそ見えるもの、感じるもの、欲するもの。
障害者を美化するでなく、見下すこともなく…。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

ほっこり、ほのぼの、ほんわか。
優しい気持ちになれる映画です。
自己中な大人達に翻弄されるアハマッドくん。相手を思いやる気持ちを忘れちゃいけないと思わせてくれます。
教室に男の子しかいないところで、宗
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.5

天性のセンスの良さなんでしょうね~
映像も音楽も脚本も…出演者も豪華。
おしゃれなお伽噺みたいなんだけど、実在するようなリアリティーを感じる。
とても良かった。
多様な愛の形と孤独。
世代も住むところ
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マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.5

80年代当時のイギリスの社会問題(移民、雇用、格差、差別)と、人種も性別も越えた愛。

青年ダニエル・デイ=ルイスが色っぽい。
オマールとジョニーの過去も未来も観たくなる。

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.3

人間の性別は2つしかないけれど、愛のかたちは色々あってもいいじゃない?

慈しみあって、傷つけ合いながらも生きていく。
自分に正直に生きようとすると、周りを傷付ける。相手を思いやって生きようとすると自
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

面白かったので続けて2U鑑賞。 
何故か、SFホラーコメディになってた。
ループの原因が…これじゃないほうが良かった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

ホラーコメディ、タイムループ爽やか青春物。
嫌な女のツリーがループを繰り返すうちに、彼女だけが変わることで周りも変化していくのが良かった。
自分次第で世界も変わるってことね。

子どもたちをよろしく(2019年製作の映画)

4.0

家族や同級生、社会という『器』はあっても、どうしようもなく独り、世界中でただただ独りぼっちの子供たち、大人達。日本の片隅にある現実。
猿山の猿達のように抱き合って寄り添える相手を探しているのかもしれな
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.5

二度目の鑑賞は、ディレクターズカット版。
衝撃は半減(そりゃそうだ)。
初見で見落としたところを回収。
落ちついて俯瞰で観れる。
壁画に目がいく。
解説見たから色々納得。
ダニーとクリスチャンの関係が
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.4

巨大スーパーマーケットには何でもある、小さな世界。
海も愛も夢も希望も、絶望も…。

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

3.0

壇蜜さま!(を楽しむ映画です)
お美しい。
緋色がお似合いです。

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

3.5

元々好きな作品なので。
ニャンコ先生、可愛かったしカッコ良かった。
ほっこり、幸福感。

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.5

観賞後にアメリカでの薬物(オピオイド系鎮痛剤)問題を検索。
先に読めば良かった…。
何となくは作品中でわかったけど、そういう社会問題があったのね。
オピオイド危機に対する『非常事態宣言』をトランプ大統
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ミッシング ID(2011年製作の映画)

2.8

たぶん、以前にも鑑賞しました。

高校生版ボーンシリーズのような自分探しエージェント系?

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

事件のことを何も知らずに鑑賞。
怖い…怖い。銃声が聞こえ初めてからずっと続く緊迫感。
主人公のカヤと一緒に何が起きているのか分からないまま、息をつめる。
最近観た『1917』に近い緊張感。録画だから途
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

もしも、スーパーヒーローの中の人が子供だったら?
子供の頃、誰もが一度は夢を見る、特別な力を持ち、すべての困難に打ち勝つことを。
楽しいに決まってる。
エンドロールのラストのラストまで観ないと…。

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.8

『ハイドリッヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』(邦題って誰が決めてるの?良い作品でした)は、パラシュート部隊側からの視点の映画でしたが、こちらはラインハルト・ハイドリッヒ(金髪の野獣)と両方視点。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.6

格差が見える未来社会。下層級では生身の人間とサイボーグが共存している。

肌の質感までとてもリアルで、動きもすべらかで、CGの違和感は最初だけ。
すぐにアリータや他のサイボーグが人間に見えてくる。のに
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

緊急通報オペレーター(訳有り刑事)アスガーと通話相手(音)だけで映像は観客各自の頭の中。息遣いで緊張感が伝わってくる。ある意味、密室サスペンス。
事件が起きてすぐに、アスガーと共に緊張しながら次の電話
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

再鑑賞。
やっぱり美少女を撮るのが上手い。
やっぱり痛くなる。
やっぱり面白い。
あまり古く感じないのは無国籍感のせい?
キャスト皆、カッコいいなぁ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

序盤から不気味さ全開。ゾワゾワする。
音と映像とダニーの精神状態で、不安を煽ってくる。
画面が明るく美しいので、グロとの対比が容赦ない。笑いながらめった刺しにしてくるので、笑うしかない。
観客は、何処
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.9

ちょっと理解できない。
伊藤沙莉ちゃん良かった。