わたふぁさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

わたふぁ

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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

5.0


これが遺作とか
かっこ良すぎる。
美しく誇らしい日本を
遺してくださった。
泣ける。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

普段はあまり思わないけど、たまに無性にひたりたくなる。どこかで目にしたことのある何気ない日常の風景が丁寧にアニメーションとして落とし込まれたこの世界。

手描きではないにしても、何もない真っ白なところ
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ジョンベネ殺害事件の謎(2017年製作の映画)

3.3

〇〇です。ジョンベネ・ラムジー役のオーディションにきました。誰がジョンベネちゃんを殺したか知ってる?
---(事件当日の再現VTR)---
父ジョン役を希望する〇〇です。この前まで服役していて出所した
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

詩作をライフワークとするバス運転手・パターソンの一週間。いつも彼は、どこからか舞い落ちる言葉を拾い集めて、咀嚼し一冊のノートに詩をしたためている。

朝起きて、妻のきれいな横顔にキスをし、シリアルの朝
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さよなら、ぼくのモンスター(2015年製作の映画)

-

カナダの製作で、同性愛が1つのテーマで、監督自身もゲイを公言していて、半自伝的な作品で、若くして才能を開花させていて。
ドラン監督の名前を出さないほうが変、と言っても過言ではないほど共通点が多い。音楽
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ジェリー・サインフェルド:コメディアン(2002年製作の映画)

5.0

2012年から4シーズン続く「ヴィンテージカーでコーヒーを」は、ホストのジェリー・サインフェルド(現在63歳)が、毎回、数千万円するような車に乗って颯爽と現れ、自分の好きなコメディアンをゲストに呼び、>>続きを読む

リッキー・ジャーヴェイスの人間嫌い(2018年製作の映画)

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イギリス出身のスタンダップコメディアン、リッキー・ジャーヴェイス。今作では、7年ぶり、56歳にしてスタンダップの大舞台で見事な復活を遂げている。

はー。笑った。彼のネタでは、人が簡単にポンッと生まれ
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ジェリー・サインフェルド 聞き納めだよ! ネタまとめ(1998年製作の映画)

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何千人ものお客さんの前に身ひとつで立って笑わせるスタンダップコメディアンは、どんなヒーローよりも勇敢だと思う。
心臓が剛毛な毛で覆われていない限りは出来ない偉業なので、クレイジーであることは間違いない
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

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4週間くらい前にこの作品を見たけど、なんとも感想がまとまらなくて、放っておくことにした。ただ、ひさびさに会った友人と昨今のミニマリズムについて話したら「あれは宗教的なところがあるね」と否定するので、ち>>続きを読む

シックス・バルーン(2018年製作の映画)

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30代に突入し、兄ジェームズに段々似てきたデイブ・フランコ。歯並びとか目尻のシワとか髪質とか、よく見たらそっくり。
兄弟揃ってドラッギーな映画が多めな事についてご両親はどう思ってるのか。弟も確実に、悪
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レディー・ガガ:Five Foot Two(2017年製作の映画)

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普段の口調や素振り、ファッションから、いま彼女がこの上ない自信に満ちているのがわかる。もう360度、内も外も、どこから来られてもいい無敵状態という感じ。虹色に輝いて見える。女としてそれはとても羨ましい>>続きを読む

アウトサイダー(2018年製作の映画)

-

Youは何しに日本へ?とか聞けないやつ。

好き好んで極道の道に入ったのではなく、戦争が邪魔をしてそうせざるを得なかったみたいだ。
しかし男は、その世界にどこか魅力を感じているようだった。たいそう悲惨
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覗くモーテル(2017年製作の映画)

3.5

覗き専用のモーテルを自営し、30年もの間覗き見していた過去を持つ男ジェラルド・フース。80歳を目前にして、独自の体験を本にまとめて出版することを切望していた。
本の題材になることは覗きをしていた当時か
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.5

Netflixのドキュメンタリーがどれも面白いので次々観てたけど、どの作者も真に命懸けで撮っていて、社会的な重要性を孕みすぎていて、ちょっと疲れる。勉強になるけど、消費するように連続で見るものではない>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

4.5

冬のソチ五輪、夏のリオ五輪があって、先日終わったばかりのピョンチャン五輪にロシアの国旗がなかった事実を踏まえて今見ると、ほんとに面白いドキュメンタリー・スリラー。もはやホラー。

2014年6月、最初
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

全盛期のスティーブ・クーガンが見たくなって数年ぶりにコーヒー&シガレッツ。
やっぱり彼の《いとこ同士?》が中でも好きだ。ハリウッドの売れっ子とそうじゃない人の会話だけど、売れっ子クーガンが調子に乗って
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君はONLY ONE(2017年製作の映画)

-

“ライトなタッチの闘病モノ”って正直なところ男女のパターンでも友情のパターンでももう、やり尽くされた感があって、個人的にはお腹一杯な題材だけど。
末期ガン患者の老人役にクリストファー・ウォーケン、そし
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涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

-

戦時中の質素な装いでもヴィゴ様のセクシーがほとばしる。。
彼を一躍有名にした「イースタンプロミス」などのイカつい感じも素敵だけど、50歳を過ぎてからの優しい雰囲気が増したヴィゴ様は、人間らしく、より色
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クラークス(1994年製作の映画)

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店のクローズ作業までして疲れて寝て起きてまた開店準備をしにいくアルバイトのダンテ。ボスに頼まれたら断れないらしく、休日返上でしぶしぶ出勤。コーヒーを買いに来た客は、タバコを買いに来た別の客に肺ガンの怖>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと 特別編集版(2000年製作の映画)

5.0

年齢はほぼ一回り下、今度18歳になる、ライブのPAエンジニア志望の友人に、何かプレゼントを..と思いこの作品を選びました。
ついでに、と思って1年ぶりくらいに見たけど、自分にはやっぱり特別で特別で特別
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わらの犬(1971年製作の映画)

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アメリカの喧騒を離れて、妻の実家があるイギリスの片田舎に移り住んだ数学者のデイヴィッドと妻エイミーだったが、街のどこへ行ってもよそ者扱いで嘲笑されるのだった。エイミーの愛猫が無残な姿で殺されたり、明ら>>続きを読む

アヴァ(2017年製作の映画)

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思春期、13才の夏、アヴァは失明の途中にあると診断される。ショックを受けてはいるものの元々自分本位な母親は新しい恋愛を楽しんでいる。夜の暗闇ではほとんど目が見えなくなってきたアヴァの心は、不安と恐怖で>>続きを読む

物ブツ交換(2018年製作の映画)

4.0

じゃがいもがこの地域の通貨。いもと古着のショール、いもと中古の電球、いもと柿などが交換されていく。家屋を見ても、身なりを見ても、子供たちを見ても貧しいのがわかる。
それなりの教育しか受けられず、将来は
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1:54(2016年製作の映画)

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myFFF、2作目はオリヴィエ・ピロン君が主演のこちらを選んでみました。Mommyの時が中学なら今作は高校生活のお話です。
ピロン君はあの頃のあどけなさはもう無いけど、白いまつ毛が相変わらずかわいいで
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ウィリー ナンバー1(2016年製作の映画)

3.8

わーい、my French Film Festival 2018にログイン。観たいのいっぱいで楽しみです。
1本目はジャケットのブルーが綺麗な今作を選びましたが、意外と暗めの作品でした。

中年の双子
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.0

落語のような教訓的なオチがある笑いを日本人は好みがちだから、このナンセンスな笑いは真似できるものではないなぁとつくづく。外国の映画を見るということは異国の人の知らない気質に触れることでもあるんだなぁと>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

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どんな事情であれ、どれだけ愛した人のためであれ、拾った赤ちゃんを我がものとして、周りに嘘をつきながら暮らすことは、
真面目一貫、誠実な性格のトムにとっては苦しい苦しい日々だったろう。
さらにその子のル
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

かなり遅れて今頃、新スパイダーマンにキュンとしてます。とても初々しかった!トムホくんのスパイダーマン。待望の新シリーズですが、コミカルな方からのアプローチで爽やかにスタートさせましたね。

MCUもフ
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ヤン・シュワンクマイエル短篇集(1965年製作の映画)

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バラでは見たことがあったけど、まとめて短編集として見るとパワーのある画は圧巻。
コマ撮りって楽しぃぃええぇぃやあぁ〜〜〜!っていう創作への喜びが純粋に伝わってくる。

監督の真骨頂は人が何かを食べるシ
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

ついに観てしまった。ヤン・シュヴァンクマイエルの「オテサーネク」。

ずっと前に事前情報なしに観た「アリス」は、映像の雰囲気しか覚えていなかったけど、勝手に1950〜60年代くらいの作品で “ディズニ
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

4.0

今年で70周年を迎える、NYメトロポリタン美術館(MET)を舞台にした世界最大級のファッションイベント「メットガラ」は、毎年5月に開催される。その展示会プレビューとして初日に開かれる“ガラパーティ”に>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

ひとりの黒人青年の人生を三部構成で“リトル(あだ名)” “シャロン(本名)” “ブラック( )”として描いている。ブラックとはどういう意味なのか、色々と考えさせられる。

治安が悪く、ドラッグがその
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3人のアンヌ(2012年製作の映画)

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海辺の街モハン。バカンスに訪れたフランス人のアンヌーー成功した映画監督、浮気中の人妻、離婚したばかりの女性。3人のアンヌは偶然にも同じ情熱的なライフガードに出会う..。

同じ場所で同じ名前の同じ女性
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淵に立つ(2016年製作の映画)

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小さな鉄工所を営む鈴岡利雄の前に、最近まで服役していた旧友・八坂が現れる。利雄は八坂を雇い入れ、妻や娘に断りもなく家に住まわせることに。八坂は過去に人を殺めた贖罪からか、いつも白いワイシャツに黒いスラ>>続きを読む

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

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仕事を得るために介護ヘルパーの資格を取得したベンの初仕事は、筋ジストロフィーを抱える気難しい少年クレイグの介護だった..。

障がいに纏わるタブーをタブーとせず、デリケートだと思われる所にも踏み込んで
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

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ep8最後のジェダイをやっと観てきましたー。

バーンというあの音に続いて、前説が斜めにせり上がっていくオープニングはやっぱり熱いものがグっと込み上げる。この宇宙空間にまた戻って来れたことを嬉しく思う
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