狂ったまま終わる。BGMみたいに、ずっと女の人は泣き叫んでいる。なんだこれ!
批判だろうか。インチキ催眠術で、かかってないのに脱がせる。次第にその気にさせる。
足音のコツ、コツ、って音が頭に響いてくる。
歩いてるところや視線が印象に残る
よそ見運転するところがよい
すりガラスの天窓に鼻を押し付ける、猪のような黒い動物の影。
けっきょくなんだったんだろうか。うまく呑み込めない。
3年ぶりに、再見した。1度目観た時は、退屈だ、とレビューに書いた。2度目に見終わった今、より整理がつかなかった。
群像劇みたいだけど、伏線が回収されるようなカタルシスはあんまりなく、バラバラである>>続きを読む
素晴らしかった。
ストーリーの起伏的な面での、テンポの良さを連想するようなまとまりではなく、断片的なのに強度をもっている、不思議なまとまり。
そこで起きてることは閉鎖的で生々しい、けど構図を意識したよ>>続きを読む
異質で優しい感触のホラー映画だ、と思う。感動には結びつかないし、あんまりハートウォーミングでもないけど。そこがまた絶妙。人によっては肩透かしを食らったと思う人もいるとは思う。とはいえ緊張感は抜群だし、>>続きを読む
素晴らしかった。DVD買おうと思う。
これに関してはなにもいいようがない。観たあとはあまりの出来事に投げやりになってしまう。語るのもはばかられる。カネフスキーといい、アレクセイゲルマンといい、ロシアは>>続きを読む
素晴らしかった。小旅行している時のような心地よさと、どこかいびつな気味悪さが同居している。気持ち悪い、と少しだけ思う、が、どうも今はそれがどう気持ち悪いかが説明できそうにない。自分の感情を臆さず出すべ>>続きを読む
最高だなあ。1回目に観た時あんまりピンときていなかったけど、2回目観た今、CUREと拮抗するぐらい好きだなあ、と思った。非人間的な歪さや恐怖は後退していて、すごくハートウォーミングだ。がらんどうな感じ>>続きを読む
劇場でみた。やっぱり素晴らしい。傑作だった。
顔の持つ力がすごい。見返してあらためて思った。なんでこんな不自然な、静かな間で、よくわからない真顔をじっと映すんだろうと思った。不気味な静寂と真顔。
なんといったらいいか、、、めちゃくちゃなのは、確かだ。だけど正直、眠くなってしまった。が、断片的に好きなシーンがある、という感じだった。
プールのシーン、トンネルの中で女を執拗に追いかけるシーン、栗>>続きを読む
めちゃくちゃ面白かった。ドワイヨン監督作の中でいちばん好きかもしれない。ラ・ピラートの方が錯綜してて、ドライヴ感は上回っていたけど、あれは、激しすぎた。
しかし、ラ・ピラートと、基本的にやってる事は変>>続きを読む
寒々しい。前半は緊張感があり、後半はリアリティーラインが崩れて、よくわからない世界に突入していく感じ、、、
どんな家だよ、って笑ってしまった。なんだこの非現実的な空間は。こんな家・空間を成立させられ>>続きを読む
警官を撃った直後のショット。誰もいない景色の中、銃声が鳴る。良い。北野武をハイテンポにしたような感じでもある。