あさぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

快楽学園 禁じられた遊び(1980年製作の映画)

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狂ったまま終わる。BGMみたいに、ずっと女の人は泣き叫んでいる。なんだこれ!

批判だろうか。インチキ催眠術で、かかってないのに脱がせる。次第にその気にさせる。

やさしい女(1969年製作の映画)

4.0

足音のコツ、コツ、って音が頭に響いてくる。

歩いてるところや視線が印象に残る

よそ見運転するところがよい

アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

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すりガラスの天窓に鼻を押し付ける、猪のような黒い動物の影。

けっきょくなんだったんだろうか。うまく呑み込めない。

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

3年ぶりに、再見した。1度目観た時は、退屈だ、とレビューに書いた。2度目に見終わった今、より整理がつかなかった。 

群像劇みたいだけど、伏線が回収されるようなカタルシスはあんまりなく、バラバラである
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サウダーヂ デジタルリマスター版(2011年製作の映画)

4.7

素晴らしかった。
ストーリーの起伏的な面での、テンポの良さを連想するようなまとまりではなく、断片的なのに強度をもっている、不思議なまとまり。
そこで起きてることは閉鎖的で生々しい、けど構図を意識したよ
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

4.0

異質で優しい感触のホラー映画だ、と思う。感動には結びつかないし、あんまりハートウォーミングでもないけど。そこがまた絶妙。人によっては肩透かしを食らったと思う人もいるとは思う。とはいえ緊張感は抜群だし、>>続きを読む

銃撃(1967年製作の映画)

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ちょっと、ゾッとした。
情感がなさすぎてビックリする。

フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。DVD買おうと思う。
これに関してはなにもいいようがない。観たあとはあまりの出来事に投げやりになってしまう。語るのもはばかられる。カネフスキーといい、アレクセイゲルマンといい、ロシアは
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。小旅行している時のような心地よさと、どこかいびつな気味悪さが同居している。気持ち悪い、と少しだけ思う、が、どうも今はそれがどう気持ち悪いかが説明できそうにない。自分の感情を臆さず出すべ>>続きを読む

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

5.0

最高だなあ。1回目に観た時あんまりピンときていなかったけど、2回目観た今、CUREと拮抗するぐらい好きだなあ、と思った。非人間的な歪さや恐怖は後退していて、すごくハートウォーミングだ。がらんどうな感じ>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

劇場でみた。やっぱり素晴らしい。傑作だった。

顔の持つ力がすごい。見返してあらためて思った。なんでこんな不自然な、静かな間で、よくわからない真顔をじっと映すんだろうと思った。不気味な静寂と真顔。

光る女(1987年製作の映画)

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なんといったらいいか、、、めちゃくちゃなのは、確かだ。だけど正直、眠くなってしまった。が、断片的に好きなシーンがある、という感じだった。

プールのシーン、トンネルの中で女を執拗に追いかけるシーン、栗
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ピストルと少年(1990年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ面白かった。ドワイヨン監督作の中でいちばん好きかもしれない。ラ・ピラートの方が錯綜してて、ドライヴ感は上回っていたけど、あれは、激しすぎた。
しかし、ラ・ピラートと、基本的にやってる事は変
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

寒々しい。前半は緊張感があり、後半はリアリティーラインが崩れて、よくわからない世界に突入していく感じ、、、

どんな家だよ、って笑ってしまった。なんだこの非現実的な空間は。こんな家・空間を成立させられ
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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警官を撃った直後のショット。誰もいない景色の中、銃声が鳴る。良い。北野武をハイテンポにしたような感じでもある。