2000さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

保守的な家庭の都合の良い変化、2020年にしては映画的に浅いと思ってしまった。保守思想、性的指向についての意識変化を啓蒙するには、まだまだこんな浅いノリのロマンチックムービーが必要なのが世の中の現状か>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

集中出来てなかったからか、マルタがシャンパンを断ったのに爺さんに飲んだと嘘を付いていた下りで混乱している内に終わった。最後の靴のシミの種明かしの下りもあんまり前半の伏線カットがピンとこない。殆どまとも>>続きを読む

オハナ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

映画的質はテレビ長編作品程度なんですが、テーマとこの作品の存在自体に当事者的な意義があるのだろうと思いたい。
さて置き、Netflixの役者贔屓なのか製作者の趣味か、不自然に俳優ネタが多くて違和感。俳
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

私が15歳の時にこの作品を観られていれば、人生が変わっていたかも知れないと、大げさじゃなくショックな気分だった。私はまだ二十代だが、それでも自分の為の映画では全くない。
逆に言うならば、今これを観た中
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ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死んでも全てが自分に紐付いていて自分から逃れられないのが怖いので、救いではない。自己が発生した時点で自分が固定されるのが宗教的発想だな、と。次元の矛盾は説明されないし問答的台詞も無意味だし、面白くはな>>続きを読む

いつかはマイ・ベイビー(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

許し認めるのが、人生なんだ。拒んできた、他人の嫌な出来事と自分の性質の嫌な部分を素直に認めないと一生前に進めない。非常に勇気の要る行動だし、自身のことを恐れが多く特別でもないと認識するマーカスに励まさ>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

信仰心を持つ有能な探偵の陰、隠した深さを時折覗かせるも表面上は戯けた詐欺師紛いの牧師風、な人物を決して陳腐にせず完璧に表したイ・ジョンジェを絶賛です。本当に演技が素晴らしい。
重要シーンの台詞、モノロ
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ルシッドドリーム/明晰夢(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

インセプション、そしてザ・セル、その他たくさんの名作の単純な真似。製作者が見知ったSFの表面的演出の断片がツギハギされた甘い作りと韓国サスペンスの融合。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

外部連絡等の段取りの悪さから主人公がオペレーター、仕事人として使えないのが色々にじみ出ていて、あまりどんでん返し感が無い。驚きはするんだけど、えっ…おいおい…つら…という程度。

LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

素材が面白かった。未明に思い立って観始めたので冒頭でワクワクした。
前半は一日の流れの体を保って心地よく進んでいくが、後半は愛や戦争、平和など漠然としたキーワードを広げ過ぎて作り手の実感から離れた感じ
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女を男より活躍させる為の男性排除感、旧作の様なコメディ的セオリーの説得力もおざなりでただ都合よく男がヨワい演出って。そんな強さもカリスマも感じないエンジェルにはときめかないし、こういう構成の映画ってフ>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

再鑑賞。色々と創作的で都合の良い作品だなと思った。物語といえアスペルガー特性の少年の成長がこんなにフィクション的でいいのか、と思った。親の見守りと障碍支援は別の話で、支援の部分が父親、見守りが母親とい>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ここまで壊れると単に健康なままやり抜くだけの力量がなかった、力不足では、と身も蓋も無いことを考えてしまった。
一定の実力者が自分の健康や寿命という禁忌に手を出せば、周りよりも優れ必ず限界は超えられる。
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シューテム・アップ(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつ観てもイヤイヤイヤって感じで最強の連続、硬すぎる人参。面白いし善人だし人参美味しそうで好き。キルカウント、JWより全然殺す。
昔から、妊婦(ラモーナ・プリングル)の死体役がめちゃくちゃ綺麗で印象に
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

三作目が大好きな自分からしたら、舐めとんのかコレは。脚本が思考破綻し過ぎてて久方振りにヒキました。ウドキア勿体ない。