心が強く優しい人は、人間の弱さを許している。
倒れた主人公を躊躇いなく助ける少年達に、その大らかさが伝わりますように。
MIBと言えば、軽快な笑い、キモカワ、ほんのり切なさ。
今回も味合わせて頂きました。
世界の、天と底に触れられる、温かいおとぎ話。
ジンワリ涙でした。
天国ではないが、地獄は避ける、リアル。
全てをリアルにオープンにする虚構。
救いは何処に。
彼も、自身の願いと引き換えに役割を引き受けていたのかな。
ラスボスは彼女?
つまりは、願いを叶いたいなら身を削れ、ということか。
支配力の強い者の周囲が如何に歪んだものとなるのか。
その中で歪まずに居られる者の強さとは。
カッコイイ!
ステキ!
スバラシイ!のシャワーに浸る。
人間シーンは、ま、うん。
オープニングの時間の描き方に期待が膨らんだものの、そこからは結論ありきの種々の伏線の流れ。
んー?この有能な人材はどうして保険屋に?という気持ちで映画が終わりました。
1車両のみのセットで撮影された>>続きを読む
前編に続けて鑑賞。
主演のお二人の熱演はとても熱かった!
でもやはり、監督の主張についていけませんでした。
主人公の生きてきた環境は十分荒野だと思うけど、それだけじゃ足りなかったかなー。
ユースケサンタマリアの包容力!
もうこれに私の心はトロトロでした❤️
しかしながらイデオロギー的な主張がちょいちょい入るのが。。。
私には不要でした。
世界が荒野であるかどうかは、人によって違うので>>続きを読む
ラストの歌詞が、黙々と耐えた母の気持ちを表し過ぎていて、心にギュッときました。
皆、優しくて愛おしい、作品でした。
音楽、ダンス、映像を、どっぷり堪能したい作品。
あえてテーマを述べるなら
、満足のいく幸せの形とは?という問いかけ、かな。
怒り、不安、暴力が連鎖し、理性を吹き飛ばす。
そして新たな偏見、固定観念を生み、また連鎖していく。
この連鎖をどうすれば止められるのか。
答えなど出ないリアルな重さを実感した。
大人のロマンティックファンタジー。
クリムトの「接吻」が、ラストシーンと重なるように思います。
境界。
表と裏、明と暗、既存と将来。
作品中、誰もが何か満たされていない切ない存在、でもそれがさりげ>>続きを読む
初見では、予告に毒されて良さを解せなかった作品。
複雑な設定や階層の作りは、主題を伝えるための道具と捉え、改めてじっくり見れば、過去の後悔と対峙する男の切ないストーリーだった。
トム・ハーディもジ>>続きを読む
全ての人物が人間らしい。肉の感情を持って観る事が出来ました。素晴らしい。面白い。
自分的に、初めて、コリンファレルカッコいいのかも、と思った映画でした。それがこの役ってどうかと思う。もしかしたらソフィアコッポラ監督だからかもしれない。
女子は、年齢に関わらず、嫉妬と、みんなでやれ>>続きを読む
自身の犯した罪に恐れを抱くものは〝のろろ様〟にも。
そうでないアウトローとサイコパスはこうなります。
ということなのかな、と。