nyano0720さんの映画レビュー・感想・評価

nyano0720

nyano0720

映画(51)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ジョーカー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン、正直カタルシスを感じてしまった。
幼少期から受けた虐待、親からの愛の欠乏、社会から理解されない自身の病気、電車の中での初犯は過剰ではあるが自己防衛。正義なんて所詮主観的なもので誰かが勝手
>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

俺たちのシーモア。冴えない独身中年男が夢を見てしまい、最終的にはやっぱり暴走してしまう。イーニードは純粋無垢な子どもなのに「愛し合える」という幻想を見てしまって。だけど、イーニードがシーモアに与えた愛>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

結婚しても、子どもができても、いくら歳をとっても、人間は寂しさとともに生きる

くるりのえいが(2023年製作の映画)

4.4

まるで自分もくるりのアルバムの制作に参加しているような感覚になれる作品。メンバーそれぞれの感情、表情、バンドとしての「くるり」がまた誕生する過程がよく収められた作品。映画のこと、これまでのくるりのこと>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Homecomingsの福富くんがオススメしてたので鑑賞。「自分の感情は自分で決める」「言葉にできることには対処できる」「自分の気持ちを言葉にしてみよう」「自分を愛してくれて人のことを一分間想ってみよ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

俺たちのケン。バービーのお飾り、自分の人生の主人公になれないケンの悲哀に共感しまくりであった。ケンは、女性が社会的・経済的な地位を向上させることに伴い、相対的に自信の存在意義を見失いつつある「男」の姿>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.0

備忘録。シャンテはほぼ満員で、コンセッションの列がシアター内にまで伸びていた。ウェス・アンダーソン作品の劇場鑑賞は初めてだったが、あんまりピンと来なかった。コンセッションが混みすぎていて途中で入場した>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記憶を消しても消せなかった二人の絆。相手の欠点が嫌いになっても、時に傷つけあうことがあっても、それでも一緒に居てok。
ゲシュタルトの祈りより
I do my thing, and you do yo
>>続きを読む

劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro(2023年製作の映画)

3.8

映画館の音響で臨場感があって、ライブを観に来たような体験ができた。1番好きな曲が最後にきて、かなりグッときた。ライブが終わった後も続きがあるので、帰らないようにお気をつけてください。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

スピッツの美しい鰭目当てでコナン何十年ぶりに鑑賞したけど、簡単なおさらいみたいなのとか、眠りの小五郎とかお約束のやつもあり、普通に楽しめた。コナンイケメンすぎ、モテすぎ

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Homecomingsの福富くんの記事がきっかけで鑑賞。
https://www.pintscope.com/serial-story/fukutomi-theater-room-11/
グッとくるも
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

備忘録。アダムドライバーとスカーレットヨハンソンが堰を切ったみたいにお互いを傷つけ合うシーンが悲しすぎた。家父長制に苦しめられ、職場では上司と部下の関係、色んな原因があったのだろうけど、愛し合っていた>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

カンフーアクション+夫婦愛+クレヨンしんちゃん実写版+親子愛+ディストピア+チワワ。爆笑させたり、アクションで驚かせてくれたり、泣かせてくれたり、まさにカオスな映画。個人的に大好きな華僑の文化だったり>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前半のイジメのシーンは本当に胸糞悪かった。リズと青い鳥然り、山田尚子監督本当にサイコー!

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

5.0

被害者が、ノーと言えなかった自分を責める。恐怖で声が出なかったというのに。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

フランシス大好き。切ないけど前向きになれる映画

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

備忘録
幸子が誰と映画行こうと自由だよ
ぼくは率直な気持ちのいい空気のような男になれるように気がした

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画館でぜひ観たい作品。
ケイコは女性ボクサーで聴覚障害とマイノリティだけど、「困難を克服して最後には勝つ」ような単純なストーリーではなく、等身大の一人の人間が前に進む物語なのが脚本的によかったところ
>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恋せぬふたりを観たことがきっかけで鑑賞。
同作に比べると、マイノリティに対する社会の反応がシビアに描かれている(紙芝居への反応、失恋(仮))。恐怖を感じながら勇気を出して本当の声を上げた先にソバタさん
>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

HomecomingsのSongbirds、「レンズ越しの瞳に気づいていたら」とか、「曲にしたら思い出をとっておけるだろうか」、とか歌詞が映画のテーマを想起させるものだし、曲も映画にマッチしたかんじで>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

ドキドキするシーンがたくさんあって童心に帰ってワクワクできる冒険映画の側面もあるけど、それ以上にイノセントな子どもたちならではの深刻な葛藤を美しい友情と一夏の冒険を通して乗り越え逞しく成長する姿を描い>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

3人が本当の家族になるのに長い時間は必要なかった。パズルのピースのようにお互いに欠けているものを持っていたし、なにより本当の愛を求めていたし、持っていたから。
血縁、性別のような価値観を一切疑問視せず
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初は勧善懲悪、みたいな話かと思って観てたけど、そんな簡単な話ではなかった。途中幸せになりかけるのも、伏線だったのすごかった。自分含め、男は全員「いい奴」であることを自覚するきっかけになれば。

リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

2.0

一瞬逆家父長制映画じゃん、これ、となったけど、マックスと主人公の犯した罪は同じだけど、主人公は最終的にきちんと謝罪したから許されたってことで納得。エレノアが実は、、、みたいなくだりは必要あったのか、、>>続きを読む

>|