あちゃこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

BeRLiN(1995年製作の映画)

3.0

売春を美化しすぎファッション化しすぎててついていけなかったし、変子崇拝みたいな感じもよくわからんかった。
この感じって岡崎京子のスタイルを表面状だけ取り入れてしまってるような気がしてあんま好きになれな
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美しき結婚(1981年製作の映画)

3.9

あーしくったー! つぎ行こつぎ! 良い男なんか山ほどいるんだからねー!

見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.6

盲目なのに馬に乗れるという飛び道具。
屋敷が可愛い。
目が見えててもまあまあ無理ゲーなのに踏んだり蹴ったりとはこのこと。嫌なことあったら「ヘルプミー‼︎」って叫び続けるミアファロー思い出して頑張れそう
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シリアスマン(2009年製作の映画)

3.6

ユダヤ人ってのはいつだって理不尽な神に悩まされている。
良いことしようが悪いことしようが不幸が起きる人には起きる。しゃあない、残念でした、受け入れろ、なんの教訓も意味もないんだ。

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いいように書き換えられてしまう記憶。女性の先生が主人公のことまったくおぼえてなかったってやつ、ゾッとした。

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.0

それでいいのかフランソワ!!!だから犬みたいな男って言われるんだよ!!がんばれよ!!!

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.5

かっこよかったーーシャイニングとマルホランドドライブくっつけてニヒリズムぶっかけたような感じ。

マン、イン、タイツっ!!

隣の部屋にレスリングやってた「庶民」がいるのに話きかずに自分の話ばっかして
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0

さすがにアンリくそ野郎すぎた。大人は好き勝手する癖に子どもにはつべこべ言うのね、かわいそうなポーリーヌ! 悔しかったら早く大人になりなー! あー海行きてーわ~

エリックロメールの映画は、画質とか、会
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恋のときめき乱気流(2012年製作の映画)

3.8

適当にみたけど結構よかった笑
飛行機の中で、2人のあれやこれやを回想するって設定とか、変な美術作品とか、すれ違いドタバタな感じとか面白かった。

しかし女癖の悪い男が一途になると感心されるのに、男癖の
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満月の夜(1984年製作の映画)

4.5

どんどん好きになるエリックロメール。
スタイリッシュなんだが共感できるし、憧れるし観ててワクワクする。誘惑に敗北しまくりの弱い私はルイーズの気持ちすこぶるわかるし、後で痛い目みるのも、ええわかってるん
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.4

こういう超めんどくさい時期あるわ笑
一人旅したくなった

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.1

チャイナタウンあんま出てこないけど、チャイナタウンがどんな街なのかわかってると色々含みがあるのかな。
後味悪さと雰囲気めっちゃ好き。

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.0

あるある詰まってて楽しかった! ブランシュの恋愛下手ぶりに共感。
ふんでずっと遊んでるフランス人。バカンスがどうこうってずっとバカンスじゃんお前ら。
洋服の色合わせ可愛いかった。

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.7

高校のときに最後の方だけみてスティングのmy one and only loveにめっちゃハマった。ちゃんと全編みたいと思いつつチャンスがなかったが今回やっとみれた。

華々しいラスベガスの裏で生きる
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.4

特に何ってことでもなくボーッとみれる。ずっと雨か雪が降ってて妙に落ち着く。

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.6

イタリア映画とフランス映画を比較したときに、イタリア映画にはルネサンス発祥の地なだけあってか、絵に例えると構図とか遠近法とかに厳密で、冷静な感じがある。(フェリーニはゴテゴテではあるけど、それは退廃主>>続きを読む

ロスト・リバー(2014年製作の映画)

3.3

ライアン・ゴズリング闇ってんな笑 なんかもうモヤモヤイライラした笑

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

この邦題の通りだった。全てが詩であり、全てのセリフを書きとめたくなった。ずっと見てられる。

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.8

主人公はこの死にゆく世界そのものである。悪魔としか言いようがない世の中のすべての負を引き受けた。

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

ヒーローものはなんで戦ってんのかわかんなくなるのだが、これは政治とか、言ってしまえば家族の話だったので見やすかった。悪役に感情移入。内部で争うバカバカしさ。音楽が少し物足りなかった。
これを機に他のマ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

ポケモン的な話かとおもえば、異物を受け入れることの大切さや困難さを語っているように感じた。
ビーストたちしかり、クリーデンスしかり。

ビーストたちは魔法省に見つかると殺されてしまうというし、クリーデ
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サブウェイ(1984年製作の映画)

3.7

ずっと見たかったやつ。
ゴダールの「勝手にしやがれ」やカラックスの「ボーイミーツガール」などを彷彿とさせ(地下鉄が印象的な点、不良とお嬢さんが出会うという点、エンディングなど)、フランス性のマンガ、バ
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ステラちゃんの顔面勝利。あんなヤンファンエイクが描きそうな、ルネサンス初期みたいな顔立ちしておいてラファエロ前派みたいなことされたら、もう胸がざわついて仕方ありません。

セリフが極端に少ないですが、
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血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

4.0

カラフルでオシャレな映像とは打って変わって、描かれるのはカメラ=映画という窃視趣味と恐怖への偏愛。主人公が二枚目で内気でサイコパスなうえに破滅的なラストは私の変態魂くすぐってきましたよっと。

戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.4

悪魔のシスター、萩尾望都『半神』など思い出す。『半神』の方が100倍ちゃんとした作品やけど笑