Juliaさんの映画レビュー・感想・評価

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

どストレートなスポ根作品。
とてもテンポが良く、人間ドラマもレースシーンも文句なく楽しめた。
この手の作品は、レースシーンのカメラ移動がごちゃごちゃして何がどうなってるのか分かりづらい印象だったが、ゲ
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.8

寺院での一連の営みがそのまま感じ取れるドキュメンタリー。
説明は冒頭と終わりに字幕で少しあるだけで、ナレーターも人々の会話も一切のセリフのないのが逆に心地よい。
資本主義の観点からは測れない社会がそこ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.9

現代〜近未来で如何にもありそうなリアリティのある導入は引き込まれた。各人物描写が丁寧で、社会と技術のあり方といった示唆的な要素も強く面白い。
一方で、ホラーやスプラッターとしてはかなりエンタメ寄り(苦
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.4

友情物語としては綺麗な作品。
ただトールキンの作家性の萌芽みたいなのを期待していたので、普遍的な友情と恋の話に留まっていた本作はやや期待外れだった。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

てっきりバリバリのアクションかと思ったら、普通?に祈って倒すタイプのエクソシストだった。
思ってたよりかなり地味だけど、内容の割には画が激しくて最後までみてしまう不思議な映画。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

5.0

最初から最後まで飽きさせないコメディが続いて最高。無駄なシーンがなく全部面白いってすごい。
コメディ作品なのに、アクションやカメラワークも非常に良く、アクション映画としても楽しめる。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

ジャンクフードみたいなスパイアクション。
テキトーでいい加減なのが逆にいいね。

ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

妙に評判良かったので、ディズニーの作風が苦手ながらも視聴。
肉食・草食動物が共に仲良く暮らす楽園、か弱い主人公ウサギが希望を口にしながら努力で成り上がる、それを嘲笑うヒール達。そんなディズニーテンプレ
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ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

3.7

野球映画というより日本文化映画な感じ。この時代の洋画特有のアヤシイ日本描写じゃなくて、マジもんの90年代初頭が表現されている。
ドラファンからすると馴染み深い要素がいくつも出てきて楽しい。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

くだらないけど、勢力関係の設定とか無駄に凝っている。
特に、全国埼玉化計画の考察がなかなかよく考えられてると感心してしまった。

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

軽い作風ながら、スパイダーマンらしく重た目な内容を盛り込んでいて感情移入できる。グエンパパかっこいいし、敵役にも見せ場あり。

アビス(1989年製作の映画)

2.6

アルマゲドンなポセイドンアドベンチャーで未知との遭遇?
ストーリーがとっ散らかっていてよくわからなかった。誰がどういう立場で、どういう思惑で動いているのかわからないので、当然面白く感じず・・・

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.2

下品でイカれたフランスB級映画。フランス作はこんなんばっかよね。子供に見せにくいタイプの下品さが苦手。
とはいえ、パロディはよくできてて面白いし、スラップスティックな面白さは抜群。
地味にアクションシ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

誰が正しいとか間違ってるではなく、ひたすらビジネスとして駆け引きしているのが良い。速水はできる男だが、食い散らかすだけなので最終的に部内からスカンを喰らうし、自ら信奉するやり方でカウンターを貰う辺りは>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

あーはいはい奇跡の生還モノね、邦題もありきたりだなあ・・・からの意外な魅せ方で最後まで楽しめた。
ただ、結局最後が機長スゴイ、現場スゴイな持ち上げだったのはチープかなと。
調査委員会?が機長の責任にし
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

事実ベースのおはなし。いい感じに脚色が入っていて、緊迫感が感じられた。
米国視点ではあるが、比較的中立的に感じられたのも良かった。でも元国王を送還しておけば済んだ話なんじゃ・・・?政治的都合優先で、人
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月面着陸(2019年製作の映画)

3.4

もっとSF然とした作品だと思っていたが、ヒューマンドラマがメイン。
終盤の入り口くらいまでは退屈だなーと思っていたが、ラストにかけて面白くなっていった。

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エイリアン寄生からの部分麻酔でのセルフ手術怖すぎ
ストーリーは各々の思惑が謎なまま終わってしまった印象
続編見たらわかるのかしら

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.0

冗長で退屈。
中盤までの漠然とした謎(幻視)への執着により家庭崩壊に至る主人公と、最終盤の友好的な宇宙人像が作品のテーマとしてチグハグで唐突だった。
同じくスピルバーグのETが、後者を掘り下げて一つに
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

吹き替え版を視聴。
SFかと思ったら、ファンタジー大河的な感じの作品だった。用語や世界観は大っぴらに説明はなく難しいが、展開はシンプルで淡々と進む。
映像に華やかさがないのが、話のシリアスさとマッチし
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.7

オーソドックスなクライム作品。アクション映画というよりは、スマートに盗み出すタイプなので、激しいアクションシーンはない。
適度なゆるさでしっかり仕事する感じ、オーソドックスな王道作品って感じがよい。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

3.4

妻との馴れ初めや思い出、そして思い出からの脱却と新しい人生という構成や描写は素晴らしい。ありきたりなテーマだが、感情を揺さぶられた。
反面、少年の身勝手な言動や、間抜けな敵役(犬達)といった子供騙しな
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.1

アクションはそこそこ良い。チープなビジュアルと演技力がどうにもなあ。
ひたすら戦争してるか、キャラクターの紹介や顔見せシーンばかりで話としての面白さがあまりなかった。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.6

設定は面白いし、細かな世界観描写も凝っていた。
反面、ストーリーは設定に対して単純すぎるかな。掘り下げれば掘り下げるだけ面白くなりそうな話だけに、その辺は残念。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

インディ年老いてもまだまだ現役だぜ!・・・ではなく、普通におじいちゃんな感じな今作。
元々の皮肉っぽさや、学者としての純粋さが全面に出ていていい意味で晩年の映画として成立していた。特に、終盤のボーッと
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

湿地の美しさと生々しい人間描写のしっとりとした作品。
タイトルの意味は結局よくわからなかった。
法廷サスペンス風の作りだが、証拠が弱すぎてそもそもなんで主人公が容疑者なんだっけ?状態に。昔の裁判ってこ
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

精神世界の描写が斬新で芸術的。
FBIの人の安直な正義感とサイコキラーの複雑な背景の対比で、うまい具合に自省的な作品になっている。

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

2.9

独裁国家となった英国という設定はおもしろい。ただ、設定は盛られてるけど、どれもこれも消化不良でスッキリしない。主人公を監禁する意味はなんだったんだろう。
ラストのVが有言実行のあり得ない強さだったのは
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