小林玉季さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

小林玉季

小林玉季

映画(440)
ドラマ(0)
アニメ(0)

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

『今日はボリウッドでふざけたシーンにふふっと笑って、気楽に楽しも〜っと♪』

と思って観た今作でしたが、もちろんそれもアリ、でも深いメッセージがたくさん詰まった作品でした。

このタイミングで観ること
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.8

どこで停止ボタンを押しても一級品。

衣装も独創的。

音楽も…

面白い、という言葉では言い表せない、なにこれ感。

とりあえずまずはきになる絵で切り取って絵に描きたい欲。ムクムク。

ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.1

本当の豊かさはもう知ってるはずなのに、一瞬の楽さとか、“とりあえず今は”の場所に逃げてしまうもので。

でも、こうやって見ると真実として、浮ついた考えとかじゃなく心から思えるから、そういう意味でとても
>>続きを読む

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.6

自分の感情がそうなってるって考えたらすごく楽しいよね。って思える。

イライラも憂鬱も

あん(2015年製作の映画)

3.9

樹木希林さんがとにかく素敵。

主人公たちを取りまく環境も、メインでは2つくらいしか場所は出てこないのに伝わってきてじんわりと広がった。

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.8

イタリアへ向かう途中機内で観たせいか、とても染みた。

心のままに、素直に、まっすぐに世界に飛び込みたい。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最初声が目立って話に集中できなかったけど、だんだんその世界に没頭していた。

戦争物の映画は悲惨なところだけがフォーカスされがちだけれど、この映画にはその時を生きる人たちの生活があって、笑いや、恋もあ
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

おかーちゃんの愛…

甘やかすばかりが愛じゃないよね

おかーちゃん、叱ってくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

壮大な幸せを眼前に、感動とは別の涙を流すようになってしまった。
大人になっ(てしまっ)たことを映画を観て認識する。

ほぼ全部の曲で拍手したくなるほど曲も構成も大満足だったなぁ。(ビーストが悲しみに暮
>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

全登場人物の背景、心情がそれぞれ丁寧に描写されていて、もどかしかった。(良い意味です笑!)

思っていることがそのまま言葉になれば…!
そのまんま相手に伝われば…!
と願い続ける前半だっただけに、ラス
>>続きを読む

作家、本当のJ.T.リロイ(2016年製作の映画)

3.6

声を発することができない部分の自分はローラにだけじゃなくて、きっと誰の中にもいると思う。

気づかれもせずに無視され続けてる場合もあるんじゃないかしら。

でも、声を発せずに放置されたもう1人の自分は
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

人間に想像力って機能が備わっている限り、
疑えばあるものも無いことにできちゃうし、
信じれば目には見えない無いものがあることにできるのだよなぁ。
って。

手紙だって、誰が書いていようと、受け取った人
>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.7

過去現在未来へゆっくり広がる、歌に乗った想い。


いろんな人が、いろんな風に感じて、想像して、受け取って、最初に産んだ人には想像もできなかったところまで届く。

どこまで広がっていくのか。
もしかし
>>続きを読む

Lovers Again/ラヴァーズ・アゲイン(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

本当に人を愛したらもっと共感できるんだろうか。

傷つけ合うくらいなら別れた方がマシ。

と、あれだけ奔放なガブリエルが思うほど、本当に心の底から愛していたんだろう。

愛って難しい。
素直になればい
>>続きを読む

サムサッカー(2005年製作の映画)

3.6






脚本がいい…

寝る前に観たのですが、次の日になってからジワ〜〜っと染み入ってきました。

時を越えて影響を及ぼす作品って素敵だなぁと思います。

最後のシーンだけでも悩める時に何度もみたい
>>続きを読む

クロエ(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

きっと私がもっと歳をとって、おばさんと呼ばれるようになったら、キャサリンの気持ちが本当に分かるようになるのかも知れない。

スプラッターじゃないし、お化けも出てこない。

でも自分の弱いところを見つけ
>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

3.4

ペットを飼ってる飼い主としては、色々妄想してしまうし、この描写のリアルさにら驚くはず。

何も考えず楽しかった!

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督のトークイベントまである豪華鑑賞会でした。

岩井俊二監督は歌手の方の独創的な世界観を本当に素敵にものがたりに組み込んで化学反応を起こすなぁ、と改めて。

だれかの木琴(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

大人のテヘペロ話。

でもテヘペロの奥にはたくさんの小さな自分が潜んでる。

結局周りのものは壊して、自分は被害なし。

こうやってこの人は、何の気なしに周りを巻き込んで、人を傷つけて生きていくんだろ
>>続きを読む