マムーラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マムーラ

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エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)

2.0

ゲロつまんない。脱出ゲームをそのまま映像化したような作品だが、役者は演技下手だし、全体的に緊張感もない。

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.8

楽しいミュージカル映画。もうちょっと主人公の男の子がかわいくても良かった。あと、猫のCGがやたらリアルでビビった。

ロストケア(2023年製作の映画)

3.7

序盤は面白かったが、推理パートは短すぎる。あとは単に松ケンと長澤まさみが会話劇を繰り広げるばかりで、迫力がない。でも、柄本明の演技はすごかった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

セリフとかキャラ付けがアニメっぽくてあんまり好きじゃないが、アクションは素晴らしかった。体術もガンカタもかっこいい。あと、伊澤彩織がとにかく良い。

フラッシュ・ゴードン 4K(1980年製作の映画)

3.8

たぶん2K上映だけど見ました。途中寝ちゃうくらい冗長なテンポの映画だが、一方でカットをし過ぎているのか話の前後が繋がっていない。一方でQueenの音楽は素晴らしく、特撮はやたら豪華。でも、1980年の>>続きを読む

ブラックライト(2021年製作の映画)

3.6

可もなく不可もない、いつものリーアム・ニーソンの映画という感じ。アクションにも突出したものはない。ただ、家族の奪還に、組織とのいざこざが加わっているのは今までになかったかもしれない。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。金持ちが船に酔ってすごいゲロを吐くところとか、ウディ・ハレルソンとロシア人大富豪が酔っ払ってデタラメな艦内放送をし始めたり、ブラックユーモアが笑える。そして、一転して無人島での、逆「アナタ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.9

必要にして十分な映画だった。最近はMCUから、こういう楽しいヒーロー映画が失われている気がする。ユーモアとアクションと、ゲスト出演。ストーリーも分かりやすくて良かった。

陽暉楼(1983年製作の映画)

4.3

素晴らしい。女の情念を描かせたら右に出るものはいない。長いトイレでの泥仕合シーンとか素晴らしい。脚本が良くて、名台詞がたくさん出てくる。今回は女の情念だけでなく、池上季実子と浅野温子の友情も描いていて>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

3.8

意外と面白かった。序盤はテンポも良く、くだらなくて笑える。ただ、だんだんと真面目一辺倒になっていくのは良くない。ハートフルコメディは、ハートフルとコメディが交互に来るのを最後までやって欲しい。橋本環奈>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

意外と3時間あっという間だった。音楽も良いし、絵面も豪華で良かった。ストーリーは割とありきたりなスターの栄枯盛衰という感じだが、ブラッド・ピットの演技が良い。

郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.2

子供たちのパートはノスタルジックでかわいかったが、あまりにも淡々としすぎていて、最後のほう、寝てしまった。アート映画だった。子供たちは素人らしいが、演技が上手くて良かった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

ピンと来なかった。恐らく、初代仮面ライダーがすごい好きな人は刺さるんだろうなと思う。全体的に新奇性がない。脚本も設定もエヴァっぽいが、今回は庵野さん独特の演出みたいなものにあまり魅力を感じなかった。画>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

正直ピンと来なかった。確かに編集とか設定、マルチバースの描写はすごかったけども、とにかく枝葉の描写が多い感じ。アクションも良かったけど、もっと見せ方があったように思う。
スイス・アーミー・マンを見た時
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三匹の侍(1964年製作の映画)

3.8

オーソドックスな七人の侍的なストーリー。ただ、殺陣がスタイリッシュなのと、基本的には男臭い話だが、女性の情念を描く段になると、急に輝いてくるのがさすが五社英雄という感じ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

想像していたよりも重い話だった。プリミティブな映画愛の話から、映画を撮ることの重荷も描く。両親の離婚話の最中にもカメラを回す想像をするシーンが映画監督という職業の本質を突いていたと思う。
家族への愛憎
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226(1989年製作の映画)

3.5

洗練されたカッコいいショットが散りばめられているが、洗練されすぎているというか、おとなしい。同時期の戦争映画の連合艦隊もそうだが、妻との交流の場面とか、ちょっとトレンディな感じを出している。五社英雄ら>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.7

格調高い異色の食人族映画。吸血鬼的な、たまに人間を食べないと飢えを満たせない食人族を描いている。主人公の女の子のロードムービーであり、途中からティモシー・シャラメとのラブストーリーに。食人族としての苦>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

(内容はそんなに清く正しくもないが)清く正しいゲイ映画。ミニシアターとかではあったのかもしれないが、これまでの邦画のわざとらしいゲイというよりもBLに近いエクスプロイテーション映画とは一線を画す自然な>>続きを読む

Wの悲劇(1984年製作の映画)

5.0

全てが最高の映画。セリフの一つ一つが素晴らしく、演出も最高。邦画ドラマで一番好き。三田佳子と薬師丸ひろ子の演技も最高。ユーミンの主題歌も素晴らしい。108分という尺も適度。冒頭の暗がりで三田村邦彦が薬>>続きを読む

男たちの挽歌 4Kリマスター版(1986年製作の映画)

4.7

香港がまだ自由にヤクザ映画とか作れてた頃の牧歌的な作品。超エモい。音楽は角川映画みたいな80年代サウンドだが、それも良い。チョウ・ユンファもさることながら、ティ・ロンの演技が素晴らしい。釈放されてから>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.5

ガール・ミーツ・ワールドのコーリー・フォーゲルマニスくんが出ていた。だいぶ大きくなっちゃって...。それは良いとして、オクタヴィア・スペンサーも出ていて期待したが、前振りが長い割には全体的に散漫な映画>>続きを読む

ビー・デビル(2010年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なかなか秀逸な胸糞スプラッター映画。韓国の島で、酷い虐待を受ける人妻がガチギレる。割と格調が高い映画なので、スプラッターまでの導入は長いが、不穏な雰囲気マシマシで飽きない。最終的にシスターフッドも機能>>続きを読む

悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.6

インドネシアホラー。「夜霧のジョギジョギモンスター」のリメイクらしい。母親が化けて出てくる、カルト教団、子供が悪魔の子、ゾンビと面白くなりそうな要素は多く、途中までは可能性を感じさせたが、終盤に行くに>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.6

全くピンと来ない映画だった。ひたすら語られる物語は面白くて飽きないものの、最終的に哲学的な話に入り込んでいって、ラストもフワッとしていた。不思議なラブストーリーだけど、全く共感できない。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

60fpsのドルビーシネマ3Dで鑑賞したが、没入感というか、「お前がアバターになるんだよ!」というキャメロンのメッセージを感じた。ただ、映像がすごいのは分かるが、異様に長いゲームのムービーを見ている感>>続きを読む

ICE ふたりのプログラム(2018年製作の映画)

3.8

独特なミュージカル形式のフィギュアスケート映画。正直、ダサいPVの寄せ集めという感じで、ミュージカル部分と恋愛描写はかなりクサいが、地のドラマはユーモラスで割と楽しめた。フィギュアスケートのシーンも本>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

征服者カーンというフェーズ5?のキーロールが出て来て、量子世界をスターウォーズのような壮大な描き方をしているが、ストーリー的にこんがらがることもなく、楽しんで見ることができた。キャスリン・ニュートンに>>続きを読む

呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.7

映画の第二弾かと思ったら、ドラマの続編らしい。韓国はぬーべーみたいなのを実写ドラマでやってるなんてすごい。ホラーとしては全く怖くなく、アトラクションムービー的な感じ。確かにドラマの続編というのも納得。>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

タイトル通りの映画。デヴィッド・ハーパーのサンタというキャスティングがもう勝ちだと思う。ゴアに溢れたアクションと、子どもにうんざりするサンタという性格描写も含めたユーモアが楽しい。サンタが最初は弱体化>>続きを読む

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.5

普通の邦画ドラマという感じ。気の抜けたユーモアと散漫なドラマが展開される。セリフでは語られるが、なぜみんなそんなにドラァグクイーンに入れ込むのか、なっちゃんに恩義を感じるのかの直接的な描写が少ないので>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

滑落事故で恋人を亡くしたクライマーを元気づけるため600mの塔に登らせるのはどう考えても荒療治すぎるが、やたらムチムチしたYoutuberが「私は刺激がないと生きていけない」と連呼するので何となく受け>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションで持たせたのはすごいが、途中から展開が斜め上すぎて、ちょっとスベっていた気がする。中島裕翔の演技も下手だったので、凄みが足りなかった。

非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まぁまぁ面白かった。東アジアっぽいパニック映画。ハラハラする要素はたくさん散りばめてあったが、全体的に散漫というか、グッとくる要素に欠けていた気がする。感動描写がクサいのかな。ただ、感染者を乗せた飛行>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

ハウルの動く城っぽかったというか、オチが一緒な気がする。ルージュの伝言とか、ジブリのオマージュが入っていたので、わざとなのかもしれない。君の名は。でも震災をモチーフにしていたが、今回は直接的に東日本大>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.8

超低予算のいわゆるZ 級映画だが、アサイラムみたいな流れ作業で作っている映画ではなく、クリーチャーパニック映画が本当に好きな人が作っているんだろうなというのが分かる。着ぐるみやマケットもたくさん出てき>>続きを読む