マムーラさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マムーラ

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#マンホール(2023年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションで持たせたのはすごいが、途中から展開が斜め上すぎて、ちょっとスベっていた気がする。中島裕翔の演技も下手だったので、凄みが足りなかった。

非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まぁまぁ面白かった。東アジアっぽいパニック映画。ハラハラする要素はたくさん散りばめてあったが、全体的に散漫というか、グッとくる要素に欠けていた気がする。感動描写がクサいのかな。ただ、感染者を乗せた飛行>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

ハウルの動く城っぽかったというか、オチが一緒な気がする。ルージュの伝言とか、ジブリのオマージュが入っていたので、わざとなのかもしれない。君の名は。でも震災をモチーフにしていたが、今回は直接的に東日本大>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.8

超低予算のいわゆるZ 級映画だが、アサイラムみたいな流れ作業で作っている映画ではなく、クリーチャーパニック映画が本当に好きな人が作っているんだろうなというのが分かる。着ぐるみやマケットもたくさん出てき>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなか面白かった。タイムループものは色々あるが、タイムループを利用して仕事のスキルをアップさせるという描写が斬新だと思った。最後のほうの感動させようとするシークエンスはちょっと臭いと思ったが、全体的>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.8

いわゆる叙事詩的な映画だと思うが、今どき珍しいちょっと大時代的な、舞台みたいな芝居の映画だった。何気にキャストがすごく豪華。アレクサンダー・スカルスガルド、ITでしか知らなかったが、すごい身体になって>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.0

ウェルメイドなハートフルアクション映画。コメディタッチなところもありながら、アクションはハードでストーリーも面白かった。息子がかわいい。女性ドライバーが主人公なので、ドライブ・マイ・カーを彷彿とさせる>>続きを読む

紅い服の少女 第二章 真実(2017年製作の映画)

3.5

前作よりパワーアップしたモロ見え系ホラー。2010年代くらいは、CGが安くなったのでこういうクリーチャーホラーが流行った時期があった。虎爺は迫力があった。ちょっと呪詛っぽさがあって、台湾ホラーの変遷を>>続きを読む

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ゴラムみたいな魔神仔が出てくる、割とオーソドックスなホラー。返校よりは好きかもしれない。そんなに怖くないけど、CGのクリーチャーがワラワラ出てくるの、嫌いではない。ジャンプスケアも悪くなかった。ただ、>>続きを読む

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.7

水中ホラーという斬新なジャンル。POVものはそうなんだけど、最初のほうは何も起きなくて眠たいが、いざコトが始まると、最後のほうは水中での息苦しさが伝わってくるかのような怖さがあった。水中で屋敷に閉じ込>>続きを読む

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

3.0

あまりに難解すぎるというか、劇っぽすぎて途中で寝てしまった。見る人が見れば分かるのかもしれないが、それっぽいセリフが並べてあるだけにしか思えなかった。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

筋は読みやすいが、ライトなスリラーとしては悪くなかったと思う。あと、単なるスリラーだとばかり思ってたら突然入るジャンプスケアはびっくりした。大西流星くんが気の毒すぎる。最終的に大西流星くんがそのままな>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

もはやガリレオいる?みたいな科学トリックのなさ。トリックも容疑者Xの献身の焼き直し感と、それにオリエント急行殺人事件を混ぜたみたいな陳腐さが目についた。探偵ガリレオの「こんな手口があるのか!」みたいな>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.9

セリフを無駄に詰め込みすぎているきらいはあるが、岡田くんのアクションが素晴らしい。無駄に存在感のあるMIYAVIも、大竹しのぶも良い味出してる。ただ、ヤクザモノにしてはエロスが足りない。エロスがあると>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

個人的にアス以降のジョーダン・ピールが合わないというのもあると思うが、「あー、メタファーのやつね」みたいな感じで、もっとガツンと来るオチを期待していたが、そこまででもなかった。ただ、奇想天外な世界観を>>続きを読む

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.4

タランティーノっぽいことがやりたかったということは分かるが、後はひたすら意味があるようなないようなそれっぽい断片的なセリフの寄せ集めみたいなのが続くだけだった。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.1

けっこう感動した。夏休みの少年冒険ものだが、「子供の成長」的な大仰さがなく、むしろなんて事ないような話なのが良かった。さりげなく少年たちの心の触れ合いを描いた良作。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

アクションと終盤の展開は素晴らしかった。ただ、序盤が回想シーンが矢継ぎ早に来るので、キャラクター把握がし辛いのと、あまりユーモアそれ自体は刺さらなかったが、度肝を抜かれるような殺戮が、軽妙な演出で描か>>続きを読む

シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まぁまぁな出来のスリラー。FPSゲーマーの支援で、元スキーヤーの盲目の女性主人公がドント・ブリーズ的な形で窃盗団と戦う話だが、そこまで爽快感がない。というのも、主人公はバイト先の金持ちの家から金品をく>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

4.2

オムニバスっぽいところがあり、ストーリーもまとまらなさがあるが、とにかく画力と勢いで押す映画。仁支川峰子の「ここ噛んでーー!」凄まじいシーンだった。かたせ梨乃も迫力満点。セットもとにかく豪華で、ラスト>>続きを読む

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.5

とんでもない話で、86分と短くて良かったが、ちょっとアーティスティック過ぎる。細かいところでスタイリッシュで良い画はあったものの、キメ画みたいなグッドショットはない。

野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.9

99分とコンパクトにまとまった青春コメディ。高嶋政宏をエキセントリックな監督役にする時点でもう勝っている。感動要素もあるが、ウェット過ぎない絶妙なバランスで、ユーモアがより引き立っていた。高校生がオッ>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.8

ロボットの戦闘シーンの映像表現や、会話劇の究極の言文一致的な部分はエバーグリーンだと感じたが、富野監督が意気込んだ経済やテクノロジー・戦争への警鐘は驚くほど昭和・平成の価値観で、もちろん7年前の作品な>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.7

ポリティカル・サスペンスじみた選挙戦を描きながら、議員と選挙プランナーの関係性を描いたドラマ。ちょっと真面目すぎて眠くなってしまったが、面白かった。議員と革命に心酔するが故に道を誤ってしまったプランナ>>続きを読む

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

3.0

ある種の暴力だった。肝心のアクションが、何年前のアクション!?という感じで、もっと橋本環奈のジョン・ウィックを期待していたが、ギャグみたいなアクションだった。ヤクザの抗争も、殺し屋の掟もガバガバすぎる>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

原点回帰の映画だった。ジュラシック・パークとは、恐竜が暴れて人間が逃げてビビりまくる映画であるという割り切り。旧キャストも出てきて、面白いエンターテインメント映画になっていた。最後に人類への警告が出て>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

ピアース・ブロスナンの007を現代にアップデートしたような作品。ドローンも使いながら、スタイリッシュだが派手な画で楽しかった。子供も出してドラマもきちんと作っている。話も分かりやすく、NETFLIXオ>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

伝説の料理人だった世捨てケイジが、飼っていたトリュフ豚を奪還するというストーリー運びで、ニコラス・ケイジが暗黒仕入業者をちぎっては投げ、ちぎっては投げするのかと思ったら、まさかの料理で改心させようとす>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

3.8

相変わらず究極の言文一致たる富野節がすごい。よくあんなんで意思疎通して宇宙旅行ができるなと思う。反物質弾なんかバカスカ使ってたっけ?と記憶は曖昧だが、カシーバミコシ争奪戦の記憶はあった。戦闘を止めに行>>続きを読む

アドレノクロム(2017年製作の映画)

3.1

全然よく分かんない映画だった。アートすぎる。でも、最後にラリった軍人が披露するアクションは面白かった。音楽は良かった。

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.7

ゲテモノ扱いされる作品だが意外とちゃんとしていた。退廃や暴力が日常と化してしまったセルビアの世情をカリカチュアライズして描いている。「セルビアではこれが幸せな家庭だ」みたいなセリフが全てを表していた。>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「レストラン経営、やっちゃいけないこと全部やる」みたいな映画だった。90分ワンカットで手持ちカメラなんだけど、ほとんどホラーに近い。ウエイターが皿を持つ度に緊張が走る。ヤク中でアル中のシェフ、仕事をナ>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画だった。清野菜名がグリーン・デスティニーみたいでカッコよかった。単体のアクションも、軍隊のシーンも素晴らしく、王騎将軍やトヨエツもキャラが立っていて、トヨエツと小澤征悦の一騎打ちシーンも>>続きを読む