湖迦さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

湖迦

湖迦

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キャノンボール(1980年製作の映画)

4.8

頭悪くて最高!
ベタ過ぎるギャグとベタ過ぎるアクションシーンが魅力のくだらねえ快作!

007とジャッキーチェンとチャーリーズエンジェルとマーベルとイージーライダーの融合、カオス過ぎるぜ!

恰も主役
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食人族(1981年製作の映画)

3.0

とっておきのグロを求めて、この手の映画の話題に必ずと言っていいほど上がる有名な食人族を鑑賞。

人食うシーンより泥まみれのレイプシーンが多くて途中ゲテモノAV観てる気分になった。

本物の動物をふんだ
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ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド 〜孤独の旅路〜(2006年製作の映画)

4.6

先程やよい軒で納豆定食くってたら朝の9時にも関わらず独り生ビールを飲んでるおっさんがいて、10連休の始まりを感じました。

本作はニール・ヤングの温もりを具現化したようなライブフィルム。カントリー路線
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.9

燃え〜!人を殺さない正統派なカートラッセルとデニーロが見どころな体育会系超王道パニック映画!

小学生の頃田中くんにもらったバックドラフトの下敷きを、この前実家の押入れから見つけて観たくなった。USJ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.3

名優ぞろいの至高のミステリー。
今では考えがたい、ハンセン病に対する恐怖、患った者の癒えない心。
後半のカットバックが泣ける。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.2

善と悪がはっきりとしたガン・フー入り気味のアクション!
『七人の侍』『荒野の七人』を現代風にアレンジ。多人種構成なだけあって、原作を超えたキャラ立ちが娯楽映画としての満足感を与える。
21世紀の西部劇
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.4

報道の自由VS政府。
硬いテーマでありながらテンポがよくスリリングに描かれており、サスペンス映画のように楽しめるのは流石。

また、早撮りでお馴染みのスピルバーグは、トランプのフェイクニュース問題に対
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フューリー(2014年製作の映画)

3.9

戦術の緩さや美味すぎる話にツッコミ入れたくなったけど、お金がかかっているだけあって戦闘シーンは迫力満点。
世界で一台しか残っていない本物のティーガー戦車が語るドイツ軍の脅威。超豪華なセットに男の子って
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キャビン(2011年製作の映画)

3.8

イケメン・ヤリマン・処女・ガリ勉・スラッガーの大学生5人が週末にキャンプをしようと山小屋で…という、何万本と同じようなホラー映画がありそうな気がするが、それを逆手にとって笑わせてくるセンスがいい。
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.8

来世でまた会おう、あーいい言葉!
これほど後味のいい作品は他にない!

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

これぞ男泣き映画。
正直、俳優としてのイーストウッドが大好きで監督作はこれまで敬遠していたけど、そうした自分を情けなく思ってしまうほどの大傑作でした。

まず、俺たちが期待したしゃがれ声の頑固ジジイが
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.7

カリガリ博士製作100周年!
先日PrimeVideoに出ていたのをたまたま見かけて久しぶりに鑑賞。
誰が真当で誰が狂っているのかわからないという恐怖、ドイツ表現主義の絵画のような歪んだセット・コント
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RONIN(1998年製作の映画)

4.6

豪華絢爛なキャストにも注目だが、なによりも思い切ったアクションシーンが素晴らしい!
パリの街中を時速100キロ以上のスピードでめちゃくちゃにする凄まじいカーチェイスは必見。
撮影時、デニーロに代わりス
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ヒート(1995年製作の映画)

3.7

タイトル通りの熱い男達のドラマ。
とにかくカッコいいパチーノ×デニーロが見れます。

リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

3.8

デ・ニーロもスタローンも楽しそうに演じていて和む。

レイジングブルVSロッキーを期待して鑑賞したけど、このコメディ路線の仕上がりはいい意味で期待を裏切られた。

近頃のデ・ニーロやスタローンは貫禄と
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フライト(2012年製作の映画)

4.1

ジャケットはちょっとアレだけど、旅客機墜落を描くパニック映画でもあり、飲酒・薬物問題に勇敢に立ち向かう社会派映画でもある。
いや、デンゼル・ワシントン扮するクズ中年パイロットのどうしようもなさに終始ヒ
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.5

面白かった。7人の乗客個々の位置関係といい、ラストの決闘といい、黒澤明そのものじゃん!
ヘイトフル・エイトの序盤や、今作以降その他諸々の西部劇を感じさせ、数々の名画に影響を与えていることがわかる。不朽
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.8

昔好きでよく観ていた作品。

「宇宙人による地球侵略」という小学生の誰もが想像に吹けたであろう古典中の古典SFを、もしスピルバーグが撮ったら?という、今改めて観ると非常に面白い試み。

結果、無難なS
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

デカプー演じる主人公の秀才ぶりは置いといて、パイロットになりたいと思えば映画で学び、医者になりたいと思えば映画で学び、裁判は映画を観て練習、というところがなんともスピルバーグらしくて愛らしい。映画化に>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.5

世界のお手本となるはずだった、世界初の民主国家・アメリカ合衆国。
ホワイトハウスが最も嫌うジャーナリスト:マイケル・ムーアが他国の進んだ社会制度を盗むべく、世界中を練り歩くドキュメンタリー。

侵略と
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

5.0

マカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネによるアメリカに住むユダヤ系移民のギャング達を描いた傑作。
初めて観た時は、これ以前の名作という名作にレオーネといえばマカロニ・ウェスタンというイメージを持
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.6

面白かった!
ザ・ビートルズの10年間を110分に凝縮。
アップル公認の作品なだけあって、音楽の臨場感・ドキュメンタリー映画としての完成度が申し分ない!

ビートルズが世界中を熱狂させたことももちろん
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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

3.0

そういうのいいって!
地味ゆえにささやかな奇跡に深い味わいを感じることのできる前作と比べ、こちらは必要以上にドタバタしていて俺たちのベイブじゃない

ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006年製作の映画)

2.0

名作『ナポレオン・ダイナマイト』のシャレッド・ヘス×ジャック・ブラック
スクールオブロックの音楽とプロレスを入れ替えたようなストーリー。
どうしてこうなった?!可もなく不可もなし。コメディの傑作となる
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.2

9.11とビンラディン殺害への過程についてすごく勉強になるけど正気を失い殺人マシーンと化してゆくマヤも魅力的

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

9.11と怪獣映画をかけるというアイデアが斬新な擬似ドキュメンタリー。
「怪獣と正義のヒーロー」ではなく、それ以外の何十万人といる「一般人」から見た視点を徹底的に再現。
日本の特撮に慣れてしまっている
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アポカリプト(2006年製作の映画)

4.8

怒りのデス・ロードを初めて観た時もそうだったけど、こんなに面白い映画があるか!と迫力満点な映像に圧倒された。
地理や時代背景に誇張が過ぎると否定的な意見も目立つが、そんなの忘れて漢は黙ってこれを観ろ!
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奥様は魔女(1942年製作の映画)

2.8

NHK教育でよく再放送されてた奥様は魔女のいわば原点ともいえる映画(ABC版のドラマの方が断然面白い…)。
戦前にこのコミカルさを出せることはすごいと思う。ピューリタンの宿を全焼させたり州知事候補が媚
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

5.0

3回目の鑑賞。
マカロニ・ウェスタンの巨匠セルジオ・レオーネによるアメリカに住むユダヤ系移民のギャング達を描いた傑作。
初めて観た時は、これ以前の名作という名作にレオーネといえばマカロニ・ウェスタンと
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少年(1969年製作の映画)

4.5

当たり屋で生計を立てるクズのような父親に振り回される母・少年・弟の葛藤を描いた日本のロードムービー。
学生服を着ているのに学校に行かせてもらえず、同い年の友人もできず、辛い「仕事」を強制される少年、そ
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炎628(1985年製作の映画)

5.0

映画にこれほどのことができるのかと衝撃を受け、観終わってからしばらく立ち上がれなくなるほどの傑作だった。

多くのシーンがステディカムによる主人公の少年の視点で写される。この撮り方は作り手の「お前を戦
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メメント(2000年製作の映画)

3.8

型破りな構成で観ているこっちが短期記憶障害になったような気分を味わえる、なかなか面白い映画だった。
インセプションを観たときのような後味にノーランだわ〜と感じたので、ルーツが以降の作品に受け継がれてい
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