ドォ
声で全てが台無し。
シニカルな描写や乾いたユーモアを求めるならやっぱりTVシリーズ。
誕生から徴兵、俳優への転機、黒澤明との出会いから晩年まで、三船敏朗の人生を一本にまとめたドキュメンタリー。
入門書としては最適な作品だと思うけど、ウィキペディア読めばわかるようなことが大半を占めていた>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの長編デビュー作。
この頃は未だ後の作品にみる独特な構図は確率されていないが、一目見ただけでアメリカのコメディ映画だとわかってしまうようなポップさが好き。
この映画の主要人物たちも>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの新たな試み!本日2回目を鑑賞。七人の侍のテーマが流れる場面は鳥肌必至!
『どですかでん』を思わせるゴミ島も廃墟も、ウェス・アンダーソンの腕にかかればよりアーティスティックに。大>>続きを読む
ゴダールを初めて観た時もそうだったけど、パンクロックのような茶目っ気さを感じた。ただ、ゴダールよりもポップで青春狂なイメージ。
どうしようもない狂おしさ、それを吹き飛ばすかのようにモダン・ラブをBGM>>続きを読む
2回目の鑑賞。
ゴダールあり、トリフォーあり、ランボーありと引用や暗示の嵐であった。
ヌーヴェルヴァーグの流れで映画界に革命や運動が起きた頃を生きられなかった、青年カラックスの羨望がこんな作品を作り上>>続きを読む
今のところ今年のマイベスト。
初めてのソン・ガンホであったが、自然な演技や人情深さが観ていて心和み魅了された。好きな庶民派おじさん俳優がまた一人増えました。
しかしこの映画、こんな前置きや笑顔のポス>>続きを読む
こういった視覚面に特化した娯楽映画をまだまだ撮り続けてほしい!童心に帰って観られる。おじいちゃんになってもスピルバーグはスピルバーグ。
馴染みのあるキャラクター達はもちろんのこと、オンラインゲームある>>続きを読む
不思議な映画。
いわゆる「BLもの」の映画って、同性愛者ではない自分が観る際にはいつも腹をくくって鑑賞に臨むのですが、この映画は最初から最後までノンストレスでリラックスして観ることができた。性に対する>>続きを読む
まず、子供達に笑顔がなく観ているこちらが辛くなる。まるで人間的な温かみのない凍てついた世界像のような。
1913年のドイツということは、おそらく第一次世界大戦の環境下で育った世代。また第二次世界対戦で>>続きを読む
前作があまりにも自分好みだったので、どうもしっくりこなかった。
イェーガーはやはりあの重厚感、次々と出てくる怪獣たちとの暗闇でのバトルのイメージがどうしても強く…
デパルマお得意のエロサスペンスであり『サイコ』へのオマージュに溢れた作品。
殺人シーンはヒッチコックそのものであったが、デパルマのカメラワークはやはり凝っていて、美術館の舐めるような執拗さからスローモ>>続きを読む
金は無いが才がある、カーペンターの長編デビュー作。
マザーコンピューターと爆弾を起動させるコンピューターが別物なので、コンピューター同士の水掛け論の飛ばし合いが観ていて面白い。
誰がどう観てもビニール>>続きを読む
J・シュワルツマンの青春狂な様が絶妙。ウェス・アンダーソンの風変わりで知的なコメディタッチはこの頃からだったのか。
大企業の社長であるビル・マーレイが、実はマックスと同じ精神年齢だった、というところが>>続きを読む
無駄に金だけかけたおバカ映画かと思ったら予想外の面白さ。
胡散臭い人間ドラマはさて置き、クジラとタコを合わせたようなモンスターは愛嬌があって可愛らしい。
モンスタートラックならではのカーチェイスもそれ>>続きを読む
大好きなアレックス・ターナーの音楽目当てで鑑賞。
監督はArctik Monkeysの人気曲“Crying Lightning”のMVも担当したアイオアディ。
映画自体は期待半分で鑑賞に臨んだからか、>>続きを読む
ゲテモノ映画界のアイアンマン。
強烈の一言に尽きる!
ド直球なインパクトを求める人にはうってつけの作品。
もはや芸術と言うに等しい造形・特殊メイク。
トラウマ待ったなしのセックスシーンと、大きく反り>>続きを読む
鑑賞後、邦題の秀逸さに心打たれた。
話の大どんでん返しといい伏線の配置といい本当によくできたシナリオ。今回も始まりから終わりまで、世代や人種を越えて観客を泣かせにきている。
メキシコと日本の祖霊信仰に>>続きを読む
リメンバー・ミーと同時上映。ここ最近の短編と比べると少し長めの尺。
オラフはこうして生まれた!といった誕生秘話のようなものが観れてこれはこれで面白い。
正直なところアナと雪の女王がどんな物語かを思い出>>続きを読む
低予算・低モラルもここまでくると一周回ってせいせいするな。胡散臭い演技、造形、メカデザイン、キャラデザイン、何もかもだっせえ!
レーサー同士のぶつかり合いや政治的抑圧との戦い。過激なブラック・ユーモア>>続きを読む
冒頭、怒涛のモンタージュ地獄やサブリミナルへの痛烈な皮肉から名作の予感をひしひしと感じたが、これは衝撃的な作品だった。
人間なら誰しもが持つペルソナ。異なる仮面を持つ者同士が互いを求め理解し合い、や>>続きを読む
作中で主人公が悟るように「人生は瞬間の集合だ」という運命主義的な映画。
原作は未読だが、繰り返し使われる有名な「そういうものだ」というフレーズからもわかるように、映画の方も脱力的で、ユーモラスにみせ>>続きを読む
幻となったホドロフスキー版DUNEを、監督自身を軸に制作の順を追って迫るドキュメンタリー。
当時84歳でこのパワフルさと制作意欲には、観ているこちら側も元気を貰える。
一冊のコンテだけで、数々の名作に>>続きを読む
デ・パルマによるヒッチコックへのオマージュに溢れた作品。
垣間見る「覗き」の哲学み。
得意のスプリットスクリーンも楽しめる。
音楽はヒッチコック映画も担当したバーナード・ハーマン。デ・パルマはどれだけ>>続きを読む
変態版スターウォーズと言えばいいのか。
スケールの大きさやヴィジュアル面から観れば、十分に面白いスペースオペラなのでは?
音楽はなんとあのTOTOが担当!申し分のない豪華さ。
ただし、リンチ節のような>>続きを読む