28さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.4

いつまでも記憶に残るのはレイ・リオッタの圧巻脳ミソパーティーと、それを子どもにふるまう博士の常軌を逸した悪趣味っぷり。旨いのはたぶん博士の料理センスのおかげ。

サイコの本質的なものには触れず、グロさ
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.6

こんなことされたら確実に人生観変わると思う。

観終わる頃には人間不信に陥っているので、最後の最後まで何かあるんじゃないかと疑いが晴れない。とても穏やかになれない。

潮風のいたずら(1987年製作の映画)

3.8

パッケージのバカっぽさに惹かれてレンタル。
カート・ラッセルの恥ずかしい80年代ファッションはさておき笑、プライベートでも配偶者関係にある主演二人のやり取りが面白くて夫婦愛を感じる。

偽造写真のくだ
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.0

勇者、サム。

「これは本当に終わるんだろうか」ってくらい長かった旅の物語もついにフィナーレ。
シリーズを約9時間見続けていれば、『時間じゃ、フロド』の台詞を聞いた時はマジでー‼とそれはもう哀しい気持
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.0

一生ついていきます、アラゴルンの殿。

三部作の真ん中は面白さを継続させ、且つ次作への楽しみを持たせるという重い宿命がありますが、その意味でこの「二つの塔」は良い仕事してます。期待を裏切らない。

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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.7

何年か前に地元・福岡で1月1日の午前3時位からこれを放送していて、年明け早々に世界の終末を味わうという何とも言い難い経験をした良い思い出(笑)
元旦にこの作品を選んだ放送局の真意が知りたくてたまらない
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告発のとき(2007年製作の映画)

3.6

ー戦争は英雄を殺す。

行方知れずとなったイラク帰還兵の息子を独り探す父親。
やがて息子はバラバラの焼死体となって発見される。
事件の捜査は軍と警察のしがらみも絡んで複雑になっていく…

なぜ息子が兵
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.8

法廷モノは正義が最後に気持ち良く勝つパターンが多いけど、これはちがう。
期待していたベストな勝利でもない上に、弁護士に対する皮肉で締め括るラストは決してスッキリしないけど、だからこそ心に残る。異色。
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.7

風景美に癒される100分。

「私のおじいちゃんはジャン・レノ」って言ってみたい。

アダプテーション(2002年製作の映画)

3.9

「俺のハゲ頭の中身は独創的か?」

「そうだ、何か習い始めよう。中国語とオーボエができる脚本家。いいぞ。」

「地球で40年生きてるのにオレが誰だか分からない…」

『マルコヴィッチの穴』で有名な脚本
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.5

潜伏先の家で車や屋根を修理したり、子供に野球を教えたり、ピーチパイを作ったりする脱獄囚ジョシュ・ブローリン。一体お前は何者だ笑
ケイト・ウィンスレットへのボディタッチがいちいちエロチックなので、側にい
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.7

雨降るド深夜に観るべし。

これは語るとネタバレ直行になってしまうので、オススメの仕方が難しい。
最後の最後にやられたって方は多いはず。後味はかなり悪いけど、お見事です。まさに『アイデンティティー』。

クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

3.6

この映画の最大級のオチを知って観ると、OPに『男が女を愛するとき』をもってくる意味深な選曲に思わずニヤリとさせられます。

スティーブン・レイはハンサム要素ゼロなんですが、あのしょぼくれた雰囲気の中に
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ジュニア(1994年製作の映画)

3.8

かいつまんで説明すれば、、
シュワちゃんが妊娠する話(笑)

この設定だけでもう見ずにはいられない。筋骨隆々なビバ!マッチョ!!のシュワちゃんが段々母性に目覚めて女性化していく姿は必見。
あんな体験し
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コン・エアー(1997年製作の映画)

3.7

映画論なんて知るか!
コン・エアーが好きだ!
何より、、
ケイジーーッ!!

愛すべきニコラス・ケイジがまだ髪があって、動きにキレがあって、(現在とは違って)作品選びをしていた輝ける黄金期90年代のア
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.8

レンタルサービスの為に枚数合わせで適当に借りたら、実は一番面白かった本作。
アメフト選手に潜む危険な病『CTE』を巡り、その存在の発見と公表に尽力する病理学者(ウィル・スミス)と病気を完全否定するリー
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

今回の敵は1とは打って変わってザ・アメリカなマッチョさん達で、タンクトップ一枚刑事マクレーンと体張りまくりのメリークリスマス。
走る液体金属野郎でおなじみロバート・パトリックもちょい出演してて、見つけ
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.3

モト冬樹が『ニコラス・ケイジがイケメンかどうかは永遠のテーマ』って言ってたけど、同感です。

作品はマイケル・ベイらしい娯楽色バリバリのアクション。
個人的にエド・ハリスの憂いある将校さんが一番好き。
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ターザン(1999年製作の映画)

3.6

坂本君の歌がうまい。フィル・コリンズではなく坂本君派。
樹の上を滑らかにスライディングしていくターザンの描写は現在見てもスゲーと思う。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

ラスト5分、ゾワッときた。
邦題を敢えてそれにした理由がわかる。

名だたる俳優さん揃いの中、ズバ抜けて巧いのがやはりヘレン・ミレン。演技も存在感もあの絶体真似できない青のファッションセンスも全てが女
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.4

開始早々なぜか野外劇場でギリシャ悲劇が開幕(笑)
しかもそのリーダーを演じているのは我らが偉大な凡人・サリエリ先輩なわけで、この人がちょこちょこ出てくるのが本筋の話より面白い。

ダイナマイトボディの
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デーヴ(1993年製作の映画)

3.7

こんな大統領が本当にいればなぁ…と思えば思う程、現実との落差に悲しむ。ケヴィン・クラインは人柄の良さが顔からにじみ出てる。
脇を固める俳優さん達も豪華。強面のリプリーに、ミッション:インポッシブルでお
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

もう生まれ変わったらブラピになりたい。赤の革ジャンが似合う人間になりたい。
演技はエドワード・ノートンに軍配が上がるけど、セクシー路線脱却したダーティーなブラピも好きさ。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

のし上がっていく父と堕ちてゆく息子。
最後の公園の孤独ベンチシーン、哀愁がありすぎるパチーノに痺れます。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.5

ロボットと人間をテーマにした作品でこんなに心を揺さぶられたのは『帰ってきたドラえもん』以来。
今は亡きロビン・ウィリアムズのあの優しい笑顔を見ると、 泣かせる場面でもないところでさえ自然と涙が出る。ア
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.3

初めて観た時は正直、パンドラの匣を開けてしまった位のショックを受けました。
サンダードームでのチープな決闘、必要だったのかよく分からんこどもの村、全然ハラハラしないカーチェイス、寡黙なお兄さんから面倒
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ロレンツォのオイル/命の詩(1992年製作の映画)

4.0

あのジョージ・ミラーがこんな骨太なヒューマンドラマをつくるとは…
彼はマッドマックスやベイブだけの男じゃありませんでした。見終わった今でも目がうるうるしてます。

こどもを想う夫婦の愛は権威ある医学よ
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フットルース(1984年製作の映画)

3.0

いつも憎たらしい役してるベーコンがこの時ばかりは爽やかさで満たされてます。観ていてまぶしい。
主題歌聴くとハンバーガー食べたくなる。

エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

3.7

なんといってもカイル・リースがかっこよすぎ。今作でも彼はヒーローです。

エレベーターに乗って登場する女王様にもブルっちまいます。

エイリアン(1979年製作の映画)

3.7

どこまでもしつこく追いかけてくる粘着質なエイリアンにずっと驚かれされっぱなし。最後に潜んでた場所なんて、どっから来た!?と笑いが出ます。

この作品のインパクトが強烈すぎて、シガニー・ウィーバーはこの
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

正味1分しか出てないランボルギーニを呆気なく爆破なんて恐るべしIMF。

シリーズの悪役の中でフィリップ・シーモア・ホフマンが一番怖い存在感出してる。

IT/イット(1990年製作の映画)

3.3

(DVDの)B面なんて忘れろ!
最恐A面だけで終わらせよう。
Itの正体なんて知った時には…ね…。

昔これ観た時はしばらくマックのドナルドを直視できなかった。
今アメリカで排水溝に赤い風船を置くいた
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

OPのアコーディオンから不穏感が全開。
未来で謎だった出来事が過去へのタイムスリップを繰り返すことで徐々に解っていく過程にゾクゾクする。電話に残された伝言の正体とか。

オバチャン、やってくれたな。

愛しのロクサーヌ(1987年製作の映画)

3.8

NHKBSで放送されてなかったら一生観ることは無かったろう隠れた良作。

運動神経抜群(妙にケンカ強い)だけど、大きな鼻にコンプレックスを持つ主人公の消防署長とポンコツ消防隊員などなど、キャラが立った
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.5

雨のち晴れ、そして蛙。

偶然と不思議で満たされた映画。
ワケ分からんことも多いけど、最後には観て良かったなと思った。
端正な顔して爽快に下ネタを連発するトム・クルーズに感動を覚える。