忘却白書さんの映画レビュー・感想・評価

忘却白書

忘却白書

ばるぼら(2019年製作の映画)

-

クリストファー・ドイル撮影。ISSAY meets DOLLY。父親の血を啜り漸く受肉した息子というか呪縛から解き放たれてちゃんと向き合えたんじゃないかなみたいな印象がある。英語表記されていたようにあ>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

引き摺る足を執拗に映す冒頭から、ああ、こういうものをこういうトリミングでクローズアップして見せる映画なんだなと思った瞬間から心が冷え切ってしまって結局そのまま最後まで行ってしまった。こういう題材を取り>>続きを読む

ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

-

必要と重要と大切は不可分じゃないのかなと思うので切り捨てる事が全て善だとは思わない。消費社会や物が溢れることで生まれてる弊害は確かにあるとは思うけど結局は精神論に行き着くのであればモノ以前の話だと思う>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

-

三島由紀夫劇場というか三島由紀夫劇空間。言論ガチボコり合いなので韻を踏まないラップバトルに近いかも。熱量のあるディベートだけど下手なマウントの取り合いをさせないスマートでクレバーな姿勢がカッコいい。

ぼくの縞はどこ?(2018年製作の映画)

-

自分は性格が良いと思ってるタイプの性格の悪い人が作ってそう。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

5.0

誇りを持って生きるって難しいけど美しい。
正しいとされる世界で正しくないとされる彼/彼女らの不純で純情な気持ちが強く沁みてくる。無知と偏見を超えて、人と人が繋がってゆくことの色彩。
彼/彼女らの眼と私
>>続きを読む

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

-

いつも対象に対して適切で適度な距離感で観察されている。智慧の殿堂にして知的財産。知識は平等に分配されて欲しい。日本とは図書館の姿勢が根本的に違い過ぎる。

こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

-

クロスチャンネル的な放課後スペイス・オディティ。君に見せたいものがたくさんあって、君と見たいものがたくさんあるんだ。

デュラン・デュラン:アンステージド(2011年製作の映画)

-

わけがわからない。意味がわからないならまだいいけど本当にわけがわからない。本当にわけがわからないから自分にしては珍しく映画について調べたくらいわけがわからない。ステージ演出のソフト化にあたって見せ方を>>続きを読む

少年と自転車(2011年製作の映画)

-

少年と自転車だなんて自分の好きなモノが組み合わさってるんだから良い映画に違いないと思って観たんだけどシビア過ぎる現実。
目に余るものと手に余るもので出来ているから現実は残酷で手に届くからって手に入るわ
>>続きを読む

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

-

ミステリ的なあらすじを書かれるせいで損をしてると思うけど生きてる人にも生きてた人にもそれぞれがそれぞれにそれぞれの人生があると言うなんてことのないことを本当になんてことなく描いて淡々としてるから堅実な>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

-

環境が一つの人格を染め上げていく、白く、黒く、赤く。胃が痛くなるくらい強烈な緊張感が全体を覆っていてずっと怖い。終わり方の救いようの無さ含めて容赦ない報復に戦慄する。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

-

清原果耶さんも成田凌もついでに小泉孝太郎も最高でした。ありがとう!

BANDAGE バンデイジ(2009年製作の映画)

-

賞味期限切れの感傷。金子ノブアキにドラムを叩かせることの正当性。

ペパーミンタ(2009年製作の映画)

5.0

現代アーティストのピピロッティ・リストによる初の長編映画。良すぎてよくわかんないしよくわかんないくらい良すぎ。好き好き大好き超愛してるってくらい自分の心を愛が塗り潰してゆく。色彩の祝祭。色による世界の>>続きを読む

アートのお値段(2018年製作の映画)

-

価値と価格の差異について。付加価値のない芸術は存在するけど市場で芸術に付加価値のないものは存在し得ないという矛盾というかジレンマ。
絵画と一緒に値段も展示してみればいいのにと思った。
「これが芸術?」
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

-

「スタンド・バイ・ミー(カバー)」の使い方も良かったけど、The Verve「Bitter Sweet Symphony」が鳴り出すタイミングと『マイ・プライベート・アイダホ』(前後が逆だけど)へのオ>>続きを読む

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

-

レニングラード・カウボーイズみたいなものかと思って観たら全然違った。良い話ではあるけどね。

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

-

60年代イギリス・カルチャー〝スウィンギング・ロンドン〟を振り返るドキュメンタリー。
確かに「My Generation」であって「Our Generation」ではないんだなという感じがした。

7
>>続きを読む

D.O.A.(1980年製作の映画)

-

最高!!! では、あるんだけど、ずっと観たかったものだから期待し過ぎちゃったなとも思う。このサムネイルから受ける印象よりずっと生真面目な感じ。秩序を壊す側が秩序を作る側に祭り上げられるのは本末転倒と言>>続きを読む

ジ・アリンズ / 愛すべき最高の家族(2017年製作の映画)

-

日本人が軽々しく使うR.I.Pって言葉が大嫌いだけど墓石の失くなっちゃったアリンにだけはR.I.P -Requiescat in pace- って刻んであげたい。
全身ハードコアで全員ハードコア。愛す
>>続きを読む

ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション(2018年製作の映画)

5.0

“ロック狂”。生き様としての純粋美。絶対的な格好良さ。
パンク的な生き方って行き着くところは破壊者か革命家になるしかないと思っていたけど解放者という道があることに素直に感動した。

日本人としては恥じ
>>続きを読む

ハイスクール・ファイター(1985年製作の映画)

5.0

すごい邦題だなって思うけどその邦題とこのサムネイル画像でもお分かりの通り絶妙にダサい夢のような80年代が夢のように詰まったトキメキ青春映画。映像、編集、アクション、ファッション、音楽と全てがザ・80年>>続きを読む

8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

-

〈いま、ここ〉だからリモート使って、瞬間、心、重ねる意義も意図も汲めるけど、コロナ禍がここまで長引くとは予想していなかったのだろう。渦中とは言え、どうやっても以後を生きることを余儀なくされる私たちなら>>続きを読む

さらば!2020年(2020年製作の映画)

-

世界の2020年と2020年の世界を手際良く70分に纏めてる手腕も笑えないことさえ徹底的にコケにすることで笑いに転嫁するアイロニカルでシニカルなセンスもめちゃくちゃ良かった。あまり見かけないフェイクド>>続きを読む

蟹の惑星(2019年製作の映画)

-

🦀蟹🦀カニ🦀かに🦀かに🦀カニ🦀蟹🦀
蟹の惑星というより干潟の蟹あるいは干潟と蟹。
アニマルプラネット的に蟹ばかり映すドキュメンタリーかと思ったら蟹を観測する人の話だった。
🦀蟹🦀カニ🦀かに🦀かに🦀カニ
>>続きを読む

眠りに生きる子供たち(2019年製作の映画)

-

このまま目を塞いでいれば怖くはない。生々しく禍々しい世界を見ないでいいのに。けれど、もし、その目を開けたら朝が来るように。

ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン(2019年製作の映画)

-

9割くらいただただずっと悲しいバンド・ドキュメンタリー。私は日本人でパンクスでもないので定義も実体もないパンク精神とやらをどうしても上手く飲み込めない。“音楽性”の違いより“性格の不一致”って言われる>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

-

残された人たちに残された時間がやがて「生きていた時間」より長くなっていくことの残酷さと優しさ。

King Princess“1950”

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

-

「心の地獄を抱えた者に直観は通用しない」って言ってたけど地獄にも地獄の有り様があって、人生はままならないけど、ままならないからこそ美しい瞬間があると思えた。

ネッロが車の中で読んでた本の表紙デザイン
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

-

映画に対して馬鹿みたいな感想だけど「めっちゃ映画ですね!」って感じ。ポランスキーはあれからどうするんだろうとは気になった。

>|