くまやまさんの映画レビュー・感想・評価

くまやま

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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.0

最初「お、これはすごくいいぞ」と思って観てたら途中から苦手な雰囲気になってきて「うわーこういう感じかー」と嘆いてたけど、最後はまた持ち直してきて最終的にはそれなりのところに着地した。同じ日に家で「まと>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.0

「白黒おばさんの半生に134分もかけやがって…」とは思うものの削るシーンもそんなに思いつかないから不思議だ。いやあったとは思うけど、エマ・ストーンは最高だし他の人たちもよかったからセーフだ。でも長いよ>>続きを読む

社会から虐げられた女たち(2021年製作の映画)

4.0

「狂女たちの舞踏会」という原作がありながらなぜこの邦題に…。とは言え映画自体はすごかった。どこまでもおぞましい世界に立ち向かう連帯と、あと霊について。主演のルー・ドゥ・ラージュも良くて、メラニー・ロラ>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.0

「猛スピードで老化するビーチ」におばあさんとか子どもが続々集結して、案の定最悪の事態がバタバタと起こってたけど、シャマランは"老化ビーチ"をお題にバカなアイデアを大喜利的に集めてそれを片っ端からぶち込>>続きを読む

ナイトブック(2021年製作の映画)

2.0

新譜のテーマがホラー映画だったCHVRCHESが主題歌をやってるので観たけど、ファミリー向けというほどワクワクせず、大人向けというほどハラハラせず…という感じで惜しかった。でもクリステン・リッターのす>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしい。松山ケンイチも東出くんも柄本時生もみんなよくて、もう誰が映っててもずっと泣きそうになりながら観てた。落ち着いた雰囲気の反面、ボクシングのシーンだけ音楽が妙にダサくなるのもまた往年のボクシン>>続きを読む

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.0

デビュー間もないManic Street Preachersのライブを見て音楽ライターとして目覚める熱い展開に最初からやられた。90'sUKロックシーンの最高も最低も徹底的に味わう主人公もビーニー・フ>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

大半の観客が「誰?」と思ってる状態から速攻で「えっシャン・チーすげー良くない?」まで持っていくのがすごい。後半は若干大物に喰われ気味とか(仕方ない)最後の戦いが大味とかはあれど、他のアベンジャーズとの>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

期待していたものが基本的に全部入ってたので大満足。たぶんみんなが心配していたであろう"リロード問題"についても常軌を逸したやり方で解決してて好きだったし、本当に素晴らしいサマラ・ウィーヴィングの殺し屋>>続きを読む

ケイト(2021年製作の映画)

4.0

今年の「俺だけはこの映画を好きだと言い続けるぞ」枠はこれで決まりだ。メアリー・エリザベス・ウィンステッドが日本でヤクザ相手にドスを片手に暴れ回る映画を作ってくれてありがとうNetflix。一挙手一投足>>続きを読む

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.0

学食で、居酒屋で、友達の下宿先で、だらだら過ごす日常を一枚剥くと無数の悲痛な出来事が地層のように折り重なってる。そんな隣り合わせを生きる若者の焦燥とか不安とかその他自分にも覚えのあるようなものが映画全>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

3.0

「中谷美紀様が総理大臣になったらいいな」という、臣民が常日頃から夢想していたことがそのまま映画化された時点で快挙。仕事と生活の狭間で葛藤する中谷様のお姿に涙し、魂を震わす演説に明日を生きる活力をいただ>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.0

聖職に憧れる気持ちと凶暴な性質が違和感なく成立する、主演の人の目つきがすごい。まさに純粋と狂気の同居。偽神父がインターネットで得た知識と謎の勢いで人々をなんとか心の平穏に導こうと奮闘する姿を応援しつつ>>続きを読む

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.0

途中まで観てて「もう少しパンチを効かせて90分にまとめてくれれば…」と思ってたら終盤の展開というか「ここに繋がってたんだ!」という仕掛けは普通に驚いちゃった。悪くないんだけど、これくらいだとニコール・>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

"3時間の東欧モノクロ映画"というイメージに反してわかりやすいお話とテンポがやたらといいのとでサクサク観られる。特に少年が家を失うまでの展開がピタゴラスイッチ的にスピーディーで笑っちゃいけないんだけど>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.0

ダニエル・カルーヤもすごいけど、保身と葛藤に苛まれる"ユダ"のラキース・スタンフィールドもすごい。歴史を描くにあたって今作のようなマジのテンションもあり、「ブラック・クランズマン」みたいなテンションも>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

くぅ〜おもしろい。こんな映画みたいな現実の事件のことは不勉強にして知らなかったけど、事件に至るまでの顛末と知られざる苦悩を(劇中で笑顔のシーンが3秒くらいしかない)素晴らしいイ・ビョンホンがバッチリと>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.0

てっきりメル・ギブソンが狂人かと思ったらショーン・ペンだった。でも辞書を作る話なのになぜか人体をノコギリで切断するくだりがたびたび発生するのがさすがだ。実話という情報がなければ「これ絶対メルギブが勝手>>続きを読む

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.0

「イカリエ-XB1」終わり。63年のチェコスロバキア製SF映画。Prime Videoで観られるようになってありがたい。映像はレトロだけど、内容は古くないし、終盤の展開を最初に見せてから振り返っていく>>続きを読む

ボブ・ロス 楽しいアクシデント、裏切りと欲(2021年製作の映画)

3.0

リアルタイムで「ボブの絵画教室」を見たことはないけど、最近いろんなところで間接的に見かけるので気になる存在だった。副題が内容を全部説明しちゃってるけど、肝心のボブは絵画の腕前はもちろん声がよすぎて思わ>>続きを読む

ベケット(2021年製作の映画)

4.0

大しておもしろいことが起こるわけでもないのになぜか2時間ちゃんと楽しめてしまう不思議な映画だった。鈍臭く、泥臭く一般人を演じようとしても随所に滲み出てしまうジョン・デヴィッド・ワシントンの身体能力よ。>>続きを読む

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.0

どうしたって胸が締めつけられる状況を押し付けがましくなく、良いことも悪いこともそっと寄り添うように描くトーンはまさに"Our Friend"ことデインの佇まいのようだった。「感動作」みたいな陳腐なカテ>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

「酒で人生をうまく回す」という無茶な実験も同僚たちとの愉快な飲み会を見ると「いけるかも…」と思える。あの仲間たちを見つけた時点でマッツの人生は勝利だよ。良いことも悪いこともあるけど、全ては歴史に残る最>>続きを読む

ミス・マルクス(2020年製作の映画)

3.0

「かのマルクスの娘の半生をパンクロックに乗せて描く」というあらすじから想像する軽快さとは程遠いハードでシリアスな闘争と苦難の歴史だったけど、それを「トゥッシーかわいそう」で終わらせないところにリスペク>>続きを読む

スポンティニアス(2020年製作の映画)

4.0

「生徒が突然爆発する事件が続出する高校で果たして普通の青春を送れるのか?」というめちゃくちゃな難題に全力で「Fuck Yeah!」と答えるすごくいい映画だった。キャサリン・ラングフォードをはじめ全員の>>続きを読む

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

2.0

「「エクストリーム・ジョブ」系列で売ろうとしてるけどちがうんだろうな…」と思いながらもジャケにしろくまが出てるのでつい観てしまった。そういう売り方をしてるだけあって内容は全然だったけど、「観なきゃいけ>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

最高に楽しかった。ハーレイ姉さん以外は有名なキャラ皆無の完全寄せ集め軍団なのに観終わった今では一人一人の勇姿(と死に様)がしっかり脳裏に焼きついてる。これが"愛"のなせる業でなくてなにかって感じで素晴>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

ヘイリー・ベネットちゃんが最初は氷をかじってて、同じく氷食べがちな自分としては他人事とは思えなかった。ラーメン二郎だって異物を飲み込んでるようなものだもんな。明らかにヘイリーちゃんより問題のあるやつら>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

5.0

これは最高だった。お話もしょうもなくて好きなんだけど、暴れまくるベティ・ギルピンがとにかく素晴らしい。仕草とかルックスが「キリング・イヴ」のヴィラネルを彷彿とさせるんだけど、この人は今後さらに活躍する>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.0

スーパーコンボの穴を埋めるように懐かしの面々が出てきまくるなんでもありな展開と前作からさらに下がった映画的IQを堪能した。ちゃんとジェットがブレイクしてた。MVPはラムジーちゃん。超絶テクを身につけた>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

2.0

最近はこういう"狙い"がはっきりしてる映画を楽しむ余裕があまりないんだけど、無視できないタイトルの良さに負けた。肝心のサイコ・ゴアマンより彼を操るミミちゃんが断然狂ってて何をしでかすか分からないのでゴ>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

2.0

「迫る食糧危機を救うのは高タンパクの食用イナゴ!」と信じて突っ走るお母さん!しかし食用イナゴはよりによって血が大好きだった!っていうお話はいいんだけど、これが全然おもしろくない。お母さんのめちゃくちゃ>>続きを読む

リル・バック ストリートから世界へ(2019年製作の映画)

3.0

メンフィスのストリート発祥の"ジューキン"とクラシックバレエを組み合わせたダンスで天下をとったリル・バック…のことはなにも知らなかったけど、Janelle Monae「Tightrope」の最高の振り>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.0

聖なる水を染み込ませたタオルを頭に載せて生活する原田知世さんは最高。新興宗教を信仰する両親との暮らしや本人の感じ方、友達の適度な距離感…ステレオタイプな描写があまりないのでドラマチックさには欠けるかも>>続きを読む

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.0

クリスチュさんがずっと不快な連中に囲まれて気の毒で仕方なかった。最後はなんかみんないい人でハッピーになってたけど、「俺はあの仕打ちを忘れてないぞ」という思いは拭えない。でもそれはさておきクレア・デュバ>>続きを読む

第8日の夜(2021年製作の映画)

3.0

韓国のオカルトホラーといえばキリスト教だけど、これは仏教テイスト。怪物と戦う僧侶のおじさんの移動手段が基本的に高速バスなので夜間の場合は始発を待たなきゃいけないのがつらい。そら取り返しのつかないことに>>続きを読む

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