AOさんの映画レビュー・感想・評価

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

単なる伝記映画にとどまらない、フレディの内面に迫る作品。(多少脚色は否めない)出自、宗教、セクシュアリティ、エイズ..あらゆる障壁にぶつかった末にフレディが辿り着いたのはバンドという家族だった。
ステ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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恋愛は理屈じゃない。全てを失うとわかっていても絶対越えてはならない線を越えてしまうことがある。一緒にいても絶対に幸せになれないと思う人を好きになってしまうこともある。引き際を間違えて結局引き返すことが>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.7

1、映画の“訴求力”の凄まじさ
“家族って何”“血の繋がりって何”“絆って何” …終始否応なく訴えかけられる。これは紛れもなく誰にでも関係のある普遍的なテーマの作品だ。血の繋がった家族にさえ虐げられる
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

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①“観る者の予想がことごとく裏切られる”✖️被害者:娘を奪われた母親、加害者:地元警察→被害者も加害者も存在しない。各々が自らの信条にしたがって行動しているにすぎない。そこに善悪はない。
✖️主眼は娘
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

俳優陣の演技が非常にリアル。
実際に俳優陣もインタビューの中で、『演じる必要がなかった』と語っている。それもそのはず撮影現場で爆撃を起こしたり、俳優を実際に戦闘機に乗せて撮影しているからだ。これもCG
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禅と骨(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヘンリ・ミトワの半生を追ったドキュメンタリー映画。一言で表すなら、ものすごーく人間臭い映画だったな。お坊さんのくせに外で女作って家帰ってこないし、暴言吐くし、娘に手あげるなかなかお騒がせなおじいちゃん>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

3.7

時系列が前後しているので、どことどこがつながるのか考えながら観る面白さがある。映像はすべてモノクロだし、派手なアクションシーンも無いけど、BGMを非常に効果的に使っていて古い映画という感じがしない。む>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ケビンと再会したことで、シャロンは麻薬の売人を辞めて新たな一歩を踏み出すのか』これが一番気になる。
起承転結のない作品だけに、解釈の余地が観客の側に残されている。人によって捉え方は様々なのだろうし、
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

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レビューするのが難しい。全ての登場人物が『救われた』とまでは言えない結末。特にクレアには根深い問題が残されているような。。