oekojuさんの映画レビュー・感想・評価

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花つみ日記(1939年製作の映画)

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えいことみつる
EとMのイニシャル
下駄箱の共有
勤め人の娘と置屋の娘の急速な接近と別れ
ケーブルカーで登るえいこと家族でハイキングするみつるの重ならない重唱

・ブランコ越しのベンチ、逃げ去るみつる
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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ちょっとだけノブナガと腕相撲したときのゴンみたいな気持ちになる映画

・ワイパーは涙は拭いてくれない
・他力目線消し

むかしの歌(1939年製作の映画)

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わかってないうちは世界はあんなに広かったのにわかってくると狭く感じられてしまうのね

二度の邂逅、立場は変わるも距離は変わらずたもたれて言葉は交わされない
その代わりに一生懸命な笑みを掲げてみせる
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(1972年製作の映画)

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「演技性の暴露」の暴露
「論理を必要としない映画」の前の実験
議論はまもなく実践される

見つめ合う演者と観客
カット割りされる演者

・通話は暗闇で
・忍法オチョメ隠し

(1971年製作の映画)

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おばあちゃんのわらべうた
「終わりはどうなるの?」
「終わらないよ」
「フフフ!」

成長と逃亡

夢か現か
やっぱりズレて離れてまわってます

聖書の映画と蛇の話ふたつ
男が蛇で女が蛇で

危険な遊
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(1969年製作の映画)

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夫婦ともう一人
消えたり現れたり
色づいたり抜けたり

・ファーつきロンズデール
・だったとさでカメラ目線

(1968年製作の映画)

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一行の因果を離したりひっくり返したり飛ばしたりかき混ぜたりしてる

・誇れる肩幅

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

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映画はとてもとてもおもしろかったのですが
壁コンコンし合うところからエキセントリック少年ボウイの

呼べば答える腐れ縁
ただれた仲間だ
人畜無害の人材

の部分がリピート再生されはじめた私はもうだめで
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がんばれかめさん(1970年製作の映画)

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バッキバキにキュートでイノセントな仕上がりに小賢しい疑問はノーサンキューだろうが

なぜ先生はおじいちゃんについていったのか
なぜおじいちゃんは栄養センターではなく演習場に驀進したのか

という大人た
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長い見送り(1971年製作の映画)

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結構インパクトのあるシーンもあるのに夢見たみたいな感覚になる
あれ?これ見たことあるっけ?がはじまりから終わりまで続いた
いや単純に見たことあったんだけど、なぜかちょいちょいはじめて見たような気もして
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死者からの手紙(1986年製作の映画)

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ディストピアイメージの洪水
ガスマスクで奇妙に反響する声
モノローグのバトンタッチ

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

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いたたまれなさが何度もK点を越えてくるので爆笑しながら逃げ出したくなりました

・スタンダードを選んだ意図はよくわからなかった
・グリーンピースの存在が理解できないのはよくわかる

息子の面影(2020年製作の映画)

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光が玉になるぼかしが素敵だけど話はささくれだってる

狂走情死考(1969年製作の映画)

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なぜかはわからないけど、ちょっと考えないと寒いということに気づけなかった
むしろ直感的にはぬくい
終盤は気温よりも急な乾燥がこたえる

メモ
吉澤健いろんな顔がちらつく
渡瀬恒彦、松田優作、萩原聖人、
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ゆけゆけ二度目の処女(1969年製作の映画)

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「おはようって言ったのに」
「最後のバスが出ちゃうんだ!」
「つかまえたァ」
「ママ、ぼく出かける」

ドキッとするほど朗々と歌う
真夜中、コンクリートのビーチで

処女ゲバゲバ(1969年製作の映画)

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内面には痛烈で切実な何かがあったのかもしれないけども正直なんか血みどろで楽しそうにやっとるわ!
折に触れて見返したいわ!

写真撮りましょう!

子どもの頃ウルトラマンのガマクジラの回の焚き火の音が異
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血は太陽よりも赤い(1966年製作の映画)

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「機関銃を買うんだ!!」
「えぇっ…」

太陽がなくなると色がつくのね
顔に似合わず武闘派なので結果兄嫁がいちばん手強い

カップルズ(1996年製作の映画)

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上にいたはずが下にいて
進んだはずが戻っている

朝まで元気な男が朝になっても泣いている

「不吉」なラスト

胸ぐらをつかんで揺らすとゲップが出る

餌食(1979年製作の映画)

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ヤッちゃったぁ!

東京を撃つ
踏み荒らされる死の跡

天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

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サーベル男の残像を見てバルタン星人って宇宙忍者だったよなとか思いつつ逝った

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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生乾きのユウジは気づいていた
気づいていてもさわれなかった
佐々木のスリル

一緒に走っているうちは
感じていられたのに

脱いで飛び降りて
3Dスティックとパチンコをぐるぐる回して
それでも佐々木は
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脳天パラダイス(2019年製作の映画)

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ゲボも血も温泉も羊水もおクスリも
みんなみんなぶちまけて
死ね、甦れ!
でもなんだか寂しかったり切なかったりもするんだよなぁ

メモ
・映画祭が祭りならばこれは鉄板プログラムでしょう
・ピンゾロからの
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名前のない男(2009年製作の映画)

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食って働く、働いて食う
食うように働いて、働くように食う
近くに大きな道路でもあるのか排気音が聞こえる
泥水をすくう
糞をひろう
糞の主は見当たらない
動物は彼しかいない
いやハエがいた
言葉はある
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

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農場牧場を作るというよりは恵みをもらえる生態系(自然)ができるように手助けをする
自然が循環しはじめれば仕事はやがて精緻な観察と控えめな管理になっていく

師匠の自然に対する知恵

土の復活
集まる生
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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楽しかった!
本物と偽物を見抜く目
貫く優しさ

メモ
・嘘つくと吐いちゃうのいい設定だな〜
・キャップの二の腕ムキムキ越えてモニモニしてる
・格差や人種問題もチクリ

名もなき生涯(2019年製作の映画)

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生活はこれまでもこれからも永くつづいていくものだから

そこに犯すことのできない過ちが見えているとして

誰のためでも現実のためでもなく
敵味方人種国境、まして権利など口にするだけむなしく
祈りはつつ
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炎628(1985年製作の映画)

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628の村が焼かれた
そこに住む人々もろとも

少年を襲ったふたつの村の死
老人のように深い皺を流れる涙

もとはみんな子どもだったものを

メモ
・死んでいく牛の目と死んだ牛の目
・引きつり強ばる表
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天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

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私というプール
溢れてる?乾いてる?
ドバドバなのにカラカラなんです

自分の内と外のザワザワが共鳴しているようでいてもたってもいられない
どちらが先かなんてどうでもいい
境界線をとっぱらって
「私の
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E.T.(1982年製作の映画)

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メモ
・驚くほど語りよりも画面のイメージでつないでるイメージ
・ガラスに鼻息フーフーはエリオットからヴェロキラプトルへ
・エリオット少年が筧美和子に見えはじめた時と、ヨチヨチとしか歩けないんだから宇宙
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汚れた手をした無実の人々(1975年製作の映画)

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みんながみんな各々真面目くさった顔をしておバカなことになっている

ある日凧上げをしていたら誤って知らない家の庭に落としてしまったんだ。
探しに敷地に入ってみるとなんとその凧は真っ裸で日光浴していた美
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

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上海
人魚の棲む河
くすんだ街とネオン
ズブロッカ


運び屋の人魚と
カメラマンの人魚

陸に打ち上げられて人魚は何を思っていたんだろうか

「ずっと探す?」
「うん」
「嘘つき」

カメラマンは
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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ミーハーを極めしタイミングで見た

終わるやいなや服のにおいをかいだ

地下鉄に乗ってかえった

ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

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ある日私が運転する電車が引っ掛けたものはブラジャーだったのです

なかなかにくたびれたブラである
しかし大切なものに違いない!
少年(犬小屋在住)と共にタリピツのパイオツを求めて
今日はブラ行商、明日
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