okapyさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.9

北欧っぽさが随所に見られる映画。感情を持っていること、喜怒哀楽が表現できることこそが人間らしさだと思った。

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

お互いがお互いの知らない世界を教えあう。お互いが1番の良き理解者で、一方的にどっちが優位に立つとかない関係性がいい。実用的ってすごく大事なこと。作業化した職務ってつまんないし、なんか人間らしくないとい>>続きを読む

ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.7

レオがめっちゃ紳士やから見習わんとなっておもた。昔の貴族は紳士ばっかで現代は欲に満ち溢れた、突っ走ったやつばっかでなんか情けないなと。。

第三の男(1949年製作の映画)

4.5

間違いなく名作映画です。
この時代ならでは(白黒)の光と影の使い方。映画は芸術だなと。。。まったく無駄のない映画でした。

マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.7

情報を操作している報道の影響力や規模の大きさが感じられた。他人の情報を信じ込んでしまう安易さ。人を信じるか金を信じるか。金は人を豊かにせず、愚かにする。人は金のために人を騙し、金が人を騙す。金に取り憑>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.9

ほんと邦題つけるやつってセンスないよな。原題のままでいい。パリ行きの飛行機の中で鑑賞でタイムリーすぎた。楽天的な相手を見ていると考えすぎている自分がバカバカしくなってくることってよくある。お互いがお互>>続きを読む

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.8

なんだこのユースカルチャー映画。同性愛者とイカれたくそ男どもの話かよって思ったけど、エンディングロールでのノンフィクションストーリーっていう事実を知って驚きを隠せなかった。。。偽りを重ねた主人公(ブラ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.3

くそ本気のキャストと坂本龍一の音楽。サブキャストにまで著名人を起用するあたりがこの映画に対する情熱を感じた。
それぞれ独立した3つのストーリーが一直線で同じ方向に流れ、時には交差したりし、いったい誰が
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

音楽もすごくいい。出だしのMy great escapeがいい。幼いが故の過ち。しかしそれを2人で乗り越えていく。好奇心旺盛の2人を見ていると冒険心や行動力を掻き立てられる。
頼りないときもあるが大事
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

あかの他人だった3人が家族のように絆を深めていく様がとても微笑ましかった。幸せの形は人それぞれで、たとえそれがマイノリティであっても、他人がどうこう思うことではなく、一人一人自らの生きる道筋を歩んでい>>続きを読む

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)

3.3

最終回守りのツーアウトで市原隼人が泣きながら語るところは腹が爆発するくらい爆笑したww

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

ベタな話なのに、なんか綺麗。絵も脚本も。君の名はを見た後の鑑賞だったからいろいろ似たようなシーンはあったが、新海誠の良さが出てる作品だった。まぁ好きかと言われるとそこまで好きじゃないけど。
実際背景画
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人種問題。白人至上主義。ネオナチス。歴史的社会的観点からとてもいいところをついた題材だった。特にこの人種差別の問題という題材が、クリントンとトランプの大統領選の時期に鑑賞して、ネオナチス在籍時のデレク>>続きを読む

工場の出口(1895年製作の映画)

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映画の原点。
わずか数十秒。
工場から出て行く群集の映像。
これを知ることが映画を通して人類の進化を感じることができるということ。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

一度字幕で見て、改めて吹き替えで見たけど吹き替えの方がおもしろかった。まずこの映画に変な感性や芸術を求める必要はないと思う。
ランチョーの言葉ひとつひとつ心に響き、疑問を持って世の中の常識にぶつかりに
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.5

久しぶりのドキュメンタリー映画だったが見入った。
身内だけでやってる日本のクソみたいなファッションスナップや見極める洞察力のないスナップ隊員を要したクソ雑誌と違って、ほんとに行き当たりばったり、ニュー
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.1

テレビドラマ版を先に見たがテレビドラマと悪い意味でも良い意味でも全然違う。映画として約2時間に収めるとはいえどもやはりクオリティは低い。もちろん現代のテレビドラマと比べた場合の話だから、この時代におい>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

それぞれのシーンにあった華やかな衣装やセット。音楽もそれに(雰囲気)見合ったものをチョイス。ゼロとグスタヴのやりとりがシュールでおもしろかった。グスタヴの人柄に客が集まる。それは客を大事にしているから>>続きを読む