oVERSONさんの映画レビュー・感想・評価

oVERSON

oVERSON

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.7

ピアニストによってそれぞれ撮るアングルを変えてるのは何より信頼できる。ピアノの弾いてて一番気持ち良い所を探っていき、ある箇所で快感に突き抜ける感じ。ピアノのことはよく知らないけど。
2021-457

雨月物語(1953年製作の映画)

4.8

夢心地に引き込まれるまでのスピード感が良い。
這い寄るようにして映す対象を変えるカメラワークが不気味。
2021-456

クロールスペース(1986年製作の映画)

4.4

キンスキーに当て書きみたいな作品。
ダクトの追いかけっこは、這うことしかできない身体的な制限がスリルを増幅させている。
2021-455

メロ(1986年製作の映画)

4.7

室内劇というか、かなり舞台に近い。この三角関係の危うさはどこから生まれてくるものなのだろうか。
2021-454

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

火の手が迫ってくるスリルに欠ける上、この長尺はキツいけど、ラスト観たさに頑張ってしまう。
2021-453

ヒマラヤ杉に降る雪(1999年製作の映画)

2.7

美しい風景はいいから、もっと人の営みを映してほしかった。法廷モノでなおかつ証言から遡って過去を語る映画なのでなおさら。
マックス・フォン・シドーの最終弁論のシーンは素晴らしい。
2021-452

空白(2021年製作の映画)

4.2

ヘイトの投げつけられる方向は様々で、しかも複雑に入り組んでいる。もっと粘着質に回し続けても良いシーンがいくつもあった。
2021-451

ロープ(1948年製作の映画)

4.5

撮影自体はもちろん凄いけど、殺人者2人の危うい関係性に最もスリルを感じる。
2021-450

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.6

映画では、ジャンのような主人公像が割と多く描かれていると思う。羅生門形式にしたことによって、ハッキリとその現状に対してアンチテーゼを提示することが出来たと思う。
2021-449

三人の狙撃者(1954年製作の映画)

3.5

シナトラは演技が上手いなと思うけど、ちょっと喋らせ過ぎだと思う。室内劇はもっと緊張感がないと。
2021-448

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

ドゥニ・ヴィルヌーヴの複雑なストーリーを交通整理する能力は凄い。ゆえに納得で止まってしまい、惹きつけられるところまでいかないもったいない箇所も多い。ハルコンネンの描写等々、その点で今回グッと来たシーン>>続きを読む

スペースバンパイア(1985年製作の映画)

4.2

説明セリフが観る側の理解するタイミングとズレ過ぎているけど、侵略の過程を大パニックに至るまで全部見せてくれるのが素晴らしい。
2021-447

ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.5

異形の蝿男と化すまでの経過を本当によく丁寧に撮っている。ロマンスが成立してる。
2021-446

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

2.5

戸建て物件のCMみたい。演奏するピアニストを撮るなら、もっといいアングルがあるでしょ。
山崎賢人はやはり楽しそうじゃなかった。山崎賢人の出演作は追っていきたい。他意はない。
2021-445

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.8

「これには何か意味があるはずだ」「社会的なメッセージがどこかに込められているはずだ」といった映画の観方は、本来そうあるべき姿勢ではないんだということを示してくれる作品。
大した含蓄の無い他人の話に耳を
>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.0

ヌーヴェルバーグっぽいけど、場面転換のカットが毎度シーンの場所を映したものなので、今どこにいるのか分かるクラシカルな親切設計。
加賀まりこはモードを完璧に心得ていて、そういう振る舞いのできる人、という
>>続きを読む

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.2

ジョージ・サンダース、松田優作に似てる。
人が人に迫っていくのを恐怖として演出してる。
2021-442

北海ハイジャック(1980年製作の映画)

4.3

ロジャー・ムーアとアンソニー・パーキンス、敵対する2人のどちらもあんまり関わりたくない面倒臭い奴なのが良い。
2021-440

聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

2.8

ストーリーのシンプルさは好きなので、もっとタイトなつくりの方が良かった。いくら良い表情のできる俳優だからって、その顔ばかり映して保たせなくていい間を保たせてるのは観客の泣き待ちのようで必要性を感じない>>続きを読む

奈落の翅(2021年製作の映画)

4.8

地獄に堕ちることと引き換えにしてもここで遊び続けたいという、人間のあるべき姿を目の当たりにした。
2021-438

キングコング(1976年製作の映画)

4.0

ジェフ・ブリッジズがもの凄くしっくりくる。33年版にかなり忠実だったけど、ラストがマッシュアップされていた感じはなかった。
2021-437

戒厳令(1973年製作の映画)

3.8

三國連太郎演じる北一輝を正面から、横から、後ろから。
2021-436

回転(1961年製作の映画)

4.9

子供たちのイノセンスが悪夢を見せているのか、子供たちのイノセンスに悪魔が取り憑いているのか。特段不可解な出来事が起こっているわけではないのがミソ。
2021-435

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.9

ギャンブル群像劇。幾人ものギャンブラーの生き方をこの濃度で描写しきっていることが凄い。
2021-433

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.4

非情に人を殺していくステイサムには痺れまくった。ただ、因果応報を丁寧に描くガイ・リッチーの作風が、クライムムービーとしての徹底された描写と微妙に噛み合っていなかったのがもったいない。犯行現場でこそ結果>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.6

立場の明確な主人公の視点で描かれるスパイ映画は観ていて分かりやすくて良い。
そこを楽しめただけに終盤はごっそり要らなく感じた。
2021-431

勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年製作の映画)

4.2

人の悲哀がなぜか笑える。半端者だらけの良質な喜劇でもあった。
2021-430

SF地球滅亡の危機/アインシュタイン暗殺指令(1969年製作の映画)

3.4

やりたいことに技術が追いついてなくとも、人力で頑張るところはどうも愛おしい。寄り目は反則。
中盤のパーティー会場で起こる出来事の見せ方が、映像的に整理されてなくて見づらい。
2021-429

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.1

序盤のワークショップのテーマ「重心」が、その後に語られる肉体的・内面的な他者との接触に繋がっていく。
独特な時間の流れ方を体験させる映像は流石だけど、朗読のテキストがつまらなく、そこからやや失速してい
>>続きを読む

そろばんずく(1986年製作の映画)

3.6

テレビ局の資本でコレが作れたとは。とんねるずの二人が森田テイストに合った良い芝居してると思った。
2021-427

万事快調(1972年製作の映画)

4.3

工場の製造ラインで人々が働く様子が映されているのが良い。ゴダールが撮りたかった闘争の記録が比較的うまく撮れている作品だと思う。
2021-426

ライオンハート(1991年製作の映画)

4.1

アクションシーンが冗長でなくタイトでとても良い。
どこに行ってもお偉方に酷使されるストーリーも面白い。
2021-425

コップランド(1997年製作の映画)

4.8

スタローンの演技力はもっと評価されないといけない。
2021-424

太陽の墓場(1960年製作の映画)

3.9

この画ヅラの汚さは賞賛に値する。ただ、話の進む方向が見えづらく運びがもっちゃりしている。
2021-422

>|