ちょい悪おやじさんの映画レビュー・感想・評価

ちょい悪おやじ

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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.2

確かビートルズの来日50年の節目の年にビートルズのドキュメンタリー映画として公開された。

ビートルズのデビューから解散までのアルバムを中心にポール、リンゴ他、インタビューアの映像とライブ映像で構成さ
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.5

公開1週間後劇場で鑑賞。繰り出す激しいダンスとゴスペル調の歌に沢山の黒人達。
演技、歌は圧巻です。舞台はアメリカジョージア州。当時の黒人差別、女性差別を力強く生きる姿をミュージカル形式で描く。スタジオ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.0

ラジオドラマの良さの説明に納得。
蒲田行進曲的なコテコテ感がいいのか、
よく分からないが放送が無事終わり安堵した。悪のりコメディ。

どですかでん(1970年製作の映画)

4.0

大分前に観た映画だが良かったので。
原作は山本周五郎の小説『季節のない街』。
やましゅうの作品では『青べか物語』の方が好きだがまだ観ていない。
昔は乞食村、当時はバラック?今はスラム街といつの時代もそ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

お正月3日の夜に映画館で1人で鑑賞。
今回のゴジラはちょい悪な顔つき。
舞台は何故か戦後。VFXの技術が凄いことになってて驚く。海底で電源が切れるゴジラ見て笑う。戦争は反対だが、それによって進歩してい
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

危険な半地下生活を強いられる格差社会。
昨年大雨で半地下に住む家族が亡くなる事故があった。映画でも雨水が天井近くまで上がるシーンがあり、1番の見せ場であるが、実際に人が亡くなると笑い話では済まなくなる
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.5

すみっこぐらしって存在は知っていたが映画を観てキャラクターの由来が分かってよかった。とんかつの端っことはシュール。映像は平面なアニメながらセリフや小さな表情の変化で飽きさせない。クマの工場長の存在が不>>続きを読む

月は上りぬ(1955年製作の映画)

4.5

昭和30年公開の古い映画で、戦後の日本はこんなに復興が早かったのかと驚く。奈良の鹿や大阪城は見応えがあったし、寺や土間、襖、廊下、畳など家の中がよく分かった。当時のご馳走はすき焼き。主人公が公園で転ん>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

パリはフランスパンが似合う。彼女の壮絶な人生の回想シーンに引き込まれる。運転中、携帯を放り投げたり、事故りそうになったり、車を蹴られたり、路駐でクラクション鳴らされたり、信号無視で警察に止められたりと>>続きを読む

スワンソング(2021年製作の映画)

4.3

こういう映画好き。久しぶりに笑えた。途中からゲイしかいないのかこの街はと思ったけどサンフランシスコ行った時、男同士で手繋いでたなと思い出した。前半は歩くシーンが辛そうで、後半はピッチが上がってラストま>>続きを読む

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.2

一見垢抜けないハリスだが何故かモテる。パリでは生き生きして可愛く見えてくる。思い切りがいいし、人生を楽しんでいる。私も前向きな貯金をしようと思った。老後のためじゃなくて、何かを買うためとか、旅行するた>>続きを読む

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

3.9

夜の映画館でハイボールとポップコーンをつまみながら二人の映像を鑑賞。自宅での撮影がとても自然で、フランス語の響きが心地よい。子供を失った悲しみはスクリーンを重くするがラストの抱擁は美しい。

エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

4.0

90年代の変わりつつある台北の喧騒を入れつつその時代を生きる若者達を切り取るカメラワークと雰囲気が素晴らしい。ストーリーは恋愛についての群像劇だが、映画を通じて憂国と大陸とは違う方向性の意識を感じる。>>続きを読む

恋恋豆花(2018年製作の映画)

4.1

自分が行った豆花のお店が2店も紹介されて嬉しくなって最後まで見た。
モトローラちゃんがいろんな人と出会い気持ちに変化が。台湾行った気分にさせてくれるいい映画だった。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

フランスのダンケルクという港町で実際起きた史実を描いた戦争映画ダンケルク。CGではないところが凄い。浜辺の兵士、船が沈むシーン、飛行機が不時着するシーンなどなど。年寄りたちが戦争を始め子供達を戦場に送>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

9年前に映画館で見たけどすっかり内容忘れてた。真面目なSFファンタジーだけどどんなに切迫してもジョークを入れてくるところは流石です。人は死に際に愛する人を思い浮かべるという。それが本棚のシーンなのか。>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.9

映画の冒頭マッチの製造工程が写し出されて人いらないじゃんと思ったら、結構機械の合の手的なことを人がやっていて笑える。30年前の映画とは思えない古くささが逆に新しくもある。セリフを極端に削り、カットも最>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

4.1

カリウスマキ映画の常連俳優達が登場すると何故かほっとするというかうれしくなる。それで真顔でおかしなことやるから余計笑える。ジュークボックスが登場したりビールを飲むシーンはお気に入り。ラストの思い出のモ>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

死のうとするがなかなか死ねない。首吊りすると昔を思い出す。ロゴがゼロ4つの車とかフランス車を嫌う。笑える。スウェーデンはサーブとボルボの国だから。なんか老害だけどいいなと思えた。若い時はかっこ良かった>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.2

netflixで鑑賞、時代の流れでパイロットは要らなくなるというセリフが重い。ハッピーエンドで良かった。

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.2

アイルランドのBELFASTで起きたキリスト教の宗派間抗争を時代背景に家族の愛と葛藤をモノクロ映像と軽快な音楽で映し出す。
祖父母のセリフが良すぎて。街の風景ショットも良かった。生まれ育った街っていい
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アバンチュールはパリで(2007年製作の映画)

3.8

訳あってパリに潜伏中の冴えない主人公。だんだんと調子に乗ってくる様を描くコメディストーリー。監督の描きたかった拘りが至る所に散りばめられている。個人的に好きなのは繰り返されるアパートの階段のシーンと歩>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

ロックの殿堂入りを果たした光と影。
色々残念だが、ラスベガスのステージのシーンは素晴らしいと思った。
エルヴィスといえば、エドサリバンショーの上半身のみの映像を思い出す。しかし何故こんなに惹きつけられ
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.1

中国が舞台のアメリカ映画らしい。
祖母の病気を心配する孫が可愛い。
私の孫は会いに来てくれるだろうか。
中国の発展はめざましいがどこか寂しさが漂う。しみじみ、そんな映画だったけど
ラストは良かった。

東京暮色(1957年製作の映画)

4.1

私が生まれる前の東京のどこかの風景。季節は冬。新宿のしょんべん横丁にありそうな居酒屋。病院で煙草を吸う女。人ってあっけなく死ぬんだ。時計の音に裸電球に縁側。今は誰も住んでいない祖父の家に泊まったことを>>続きを読む

銀座の女(1955年製作の映画)

4.1

戦後復興から高度成長を目指す日本。
活気を取り戻しつつある銀座の表と裏。
冒頭の牛が少女にさよならするシーンが笑える。役者も生き生きしている。時代の鏡。

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.0

訳あって赤線地帯に身をおかなければならなくなった女達のひきこもごもな話。
遊女たちの生き様を生き生きと描いている。
母親が客引きする姿を見た息子に絶縁され、気がおかしくなる女。だけどそんな母親にも会い
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

4.0

あ〜京都で豆腐食べてコーヒー飲んで銭湯入ってかき揚げにビール飲んで最後にカウンターで庭を眺めながらウイスキーの水割り飲んでサンドイッチ食べたい。

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

たまたま本屋でジャケ買いした本だった。
廃バスの写真に惹かれたのだ。

邦題は荒野へだ。
食べ物を持たずに生きられるのか。

人は何故北を目指すのか。

いとみち(2020年製作の映画)

4.1

めちゃローカルで楽しめた。青森を舞台にした小説映画。五能線通学いいね。りんご畑の道で農薬散布カーを入れたり、板柳駅にタクシー入れたり、干し餅食べたり、昭和な家も良かった。津軽三味線に岩木山に人間椅子。>>続きを読む

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

4.0

何度か笑えるシーンもあったが、サンタの言葉『There's no greater gift than friendship.』に涙がポロリ。
氷の上を列車がドラフトするシーンは最高。
CGは実写に近い
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

昭和37年の作品、生徒が先生をあだ名で呼ぶ同窓会のあるある。先生の泥酔する演技はお見事。トリスバーのノリノリ軍艦マーチのシーンも最高。
池上線の石川台駅。戦後私鉄沿線の郊外は宅地開発が進み人気だった。
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めがね(2007年製作の映画)

4.2

もたいまさこがシュール過ぎる。
宿の梅干いいね。

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.1

映画館で観た。最近、夫婦で長年住んだマンションのリフォームをDIYでやっている。ベランダのオリーブが自分の背より高くなった。子育てが終わり孫たちが遊びにくるようになった。これも人生フルーツかなと思う。

コットンクラブ(1984年製作の映画)

4.0

昔から必ず前半で寝落ちする映画。
しかし最後まで観ると感動。

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