なみつさんの映画レビュー・感想・評価

なみつ

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変な家(2024年製作の映画)

3.5

原作者の雨穴さんが大好きなので、この映画がきっかけでこれまで知ることのなかった方が雨穴さんを知って、雨穴さんの動画を見たり、記事や本を読んだりしてるかもと思うととてもうれしいです。

わたしはホラーが
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

ミステリやサスペンスではない。
解剖学でもない。最初ちょろと出るだけ。

ストーリーはまったくちがうけど、
感覚的には「ザリガニの鳴くところ」に近いと感じました。原作の方の。

法廷ものになるんですか
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

1.4

【当時の映画日記より】
・あらすじ
結局なんだったんだろう。


・感想
まったく期待ゼロで行ったから、はじめのシン・シティもしくはスパイダーマンさながらのオープニングに、「しまった!これおもしろいか
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

おじさんのていねいな暮らし。

東京の公共トイレってあんなにモダンなん…プチ美術館やん


オープンした瞬間の銭湯に駆け込む平山さんに共感できすぎて。銭湯ほど、同じ値段なら人が少ないにこしたことない場
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

-

実話を元にした話。

ヘッジファンド
空売り
ショートスクイーズ
などなど

自分の無知さに呆れる…
投資は興味ないと語る登場人物ですら「あんたそれはまずいんじゃないの?」という感覚は持ってる。
勉強
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

聡美くんと成田狂児のかけあいがおもしろくてよかった。

でも全体的に100%はのりきれなかった気がするのは、狂児(綾野剛さん?)ふつうに歌うまいやん、となったのが大きいと思います。なんとなく最強におも
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【当時の映画日記より】
・あらすじ
とてもすごい嗅覚を持つジャンは、パリに行ってさまざまなものの臭いを知ることで、それを全て手に入れたいと思った。
さらに、究極の香り、女性の香りを知り、それを永久に保
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FEAST -狂宴-(2022年製作の映画)

3.5

「凝り固まった映画ファンの映画的常識に挑む野心作」という煽り

副題の「狂宴」と、キャッチコピーの「宴が、はじまる」

予告の感じ



もろもろ、さすがに大げさだったかも。
猟奇的な何かを想像しちゃ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

観ている最中は「なんで。え、なんで?」
観た直後は、「ちょっと嫌だった」

という感想だったのに、数日経った今、もやもやが薄くなっている。
また観たい、まではまだいかないけれど、ひょっとしてもうしばら
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.7

これは、ギャグですよね?もはや
「独身者は人として生きる価値なしの近未来」という話だから、何かしらメッセージ性のある作品なのかと思って少し構えて観てたけど。あるのかもしれないけど。
ディストピア・ギャ
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DOA/デッド・オア・アライブ(2006年製作の映画)

3.5

【当時の映画日記より】
・あらすじ
1年前に一族を出た兄を捜すために、同じく一族を出た王女かすみは、世界格闘技大会に招待された。兄も同じく参加したため、何かヒントはないかと、参加したかすみ。
実はその
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

昔原作を紹介されたとき、青年誌によくあるリアルな感じの絵にちょっと抵抗があってスルーしてしまいました。
結局数年後にアニメから入って感動して原作を読み漁りました。この映画も誰かにとって原作を手に取るき
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

2.8

めちゃ人がいました。
サービスデイだったのももちろんあるし、山田涼介さんの人気もあると思うけど、仕事終わりに観られる時間ではなく、公開直後というほどでもなかったのに、です。
でもこのFilmarksで
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

人間讃歌なの?とてつもない冒涜にも思える。
poorの解釈無限大


すごい世界観だ。世界観って言葉でよいかわからないけど他に思いつかない
一瞬も目を離すのがもったいない光景
少し昔のお話なのか、遠い
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【当時の映画日記より】
・あらすじ
ジミー・アーリーのバックコーラスとして歌うことになったディーナ、エフィ、コーラルの3人は、やがて彼女たちだけで活躍するようになるが、マネージャーのカーティスの指示で
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.3

変に美化されすぎてたら嫌だなと思っていたけど、そこまでではなかったと思います。

「意味あんの?」という百合の疑問はなくなったわけではなく、でも今この人たちにとってはそうなんだ、てことになったのかな、
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

やっと観ました。

観た順番により、ものすごい感動!衝撃!!というのは、良い意味でない。あーいつものだ、という、ふしぎな安心感。
パルプ・フィクションはだいぶ洗練された結果なのかな、と、ぼんやり思った
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

たくさんのお子さまに観てほしい。
夢とわくわくとチョコレートがめいっぱい詰まっていました。

自分も子どもの頃に観たかった。そうしたらこの映画は、自分にとってどんな存在になっていたんだろう。
そんなわ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

【当時の映画日記より】
・あらすじ
インファナル・アフェア。最後にアンディ死んだっけ?


・感想
途中まではどっちがどっちかわからなかったとこが緊張した。ディカプリオのほうがくってたかも。マットデイ
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.3

何ごともですがお笑いも、おもしろいおもしろくないとは別に好きかきらいかもありますよね。
そして、わたしはつっちーのお笑いはあんまし、好きでなかったんですね。


そうなるともうただの人間関係不得意人間
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

ジャズを感じられる作品でした!


原作を読んだことはないですが、漫画からずっと好きな人は無音でこの感動を得ていたのですよね。
それを感じさせることのできる作者も、感じることのできる読者もすごいと思い
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

すっきりスパイ映画。世界を飛び回る系。

ガイ・リッチー監督の映画はひやひやするところで起きてほしくないことが起きないので自分は安心して観られて好きです。

ジェイソン・ステイサムはもう、ジェイソン・
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世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

3.0

【当時の映画日記より】
・あらすじ
自分で改造しまくったインディアンがどのくらいのスピードなのかどうしても知りたくて、ボンヌヴィルでの大会をずっと夢見てきたバートは、ついにニュージーランドからアメリカ
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

安定のすばらしきしょうもなさ!
しかも今回は関西圏にフィーチャーされた話とあってだいぶなじみ深かった。

個人的ツボは、堺が「古墳くらいしかない」はまだしも、和歌山と南海電車で繋がってるところが蔑みポ
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正欲(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

苦手だ!
生きづらい、トラウマ、不登校、
申し訳ないがもうそうなってくるとふつうの話だ。
ふつうの話なら、うつうつとするのは現実だけでよいからせめて映画の中ではおもしろくなりたい。すかっとしたい。
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

初めてヴィレッジヴァンガードに行ったときの、
こんな世界があるなんて…!という気持ちになれるような映画

なんだと思う。

十代に観たらだいぶ刺さったかもしれないけど、
わたしはもうヴレッジヴァンガー
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どろろ(2007年製作の映画)

4.2

【当時の映画日記より】
・あらすじ
天下を統一するために悪魔たちと契約を交した中井貴一は、その代償に生まれてくる息子の体を差し出した。
そのまま捨てられた百鬼丸は呪い師に体をつくってもらい、自分の体を
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(2023年製作の映画)

3.7

「この世から早くおさらばさせとくれ」
油断したらいつでも強制おさらばさせられそうな時代に、ほんとうにけったいなことですね。


ざっっくりな印象としては
清須会議 ✕ アウトレイジ
笑っていいやつだっ
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アアルト(2020年製作の映画)

3.5

何かを生み出す数ある仕事の中でも、建築ってもしかするとかなり特殊なのかも、と、ふと感じました。

物理的にも時間的にもとにかく大きい。
簡単に直したり、買い替えたりができない。
一過性のものではなく、
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

今まで体験したことのない、新たなものが目から、耳から流れ込んでくる歓び、衝撃と、同時並行で

苦痛
早く解放してくれ、、、74分!?そんなはずない、もっと経ってる…と思いながら観ました。

生理的な気
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【当時の映画日記より】
・あらすじ
ちかんとまちがわれて、裁判になって、有罪になった。

・感想
リアルな話だった。女の子もちょっとかんちがいしてしまったのがやっかいだったね。
警察ってほんとにあんな
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

水星の魔女 のエンディングで、めちゃくちゃ印象的な声だ、と感じたので、キリエの歌声に魅了される人々と同じ体験をしたことのある身として、作品の説得力がとてつもなかった。


岩井俊二さんの作品では花とア
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

最初はお仕事紹介な感じかな?日本の側面あたりの、と思いながら観ていました。
後半は物語でした。


2時間30分近いけどそこまで長くは感じなかった。
でもその長さの中で積み上げたものと、最後感じたもの
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.2

貴船はきぶねなんですねー

タイムループもので、しかも数分おき?!てことで、どうやってひとつの映画が成立するんだろう、と思っていましたが、するもんですね
主人公だけじゃない、ってのもありそうでない気が
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ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【当時の映画日記より】
・あらすじ
ニックを訪ねてきたスレヴンはいきなり2人の男に連行され、“ボス”と会い、金を返せないならラビの息子を殺せと言われ、ラビに金を返せと言われる。ニックとまちがわれて。
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.7

「哲学」と聞いて思い浮かぶあれというより、問答、深く深く考える訓練、という感じ。
これはすごい。
子どもたちと先生たちの2年間のドキュメンタリー。
自分で実践するのも、教えるのも、難しい。

小学生の
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