小川勝広さんの映画レビュー・感想・評価

小川勝広

小川勝広

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ZAPPA(2020年製作の映画)

4.2

プラハの春を経て、
90年代前半に、ソ連から解放されたチェコスロバキア。

米国から招待されたのは、
国家元首でもなく、
政治家でもない、
フランク・ザッパだった。

ウクライナに平和が戻った時に、招
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

地球の未来に希望はありますか?
子どもたちへのインタビューの記録をし続けるジョニー。

彼曰く、

飾り気のない、
力のない言葉も、
記録して未来に繋げる事で、
スーパーパワーになるらしい。

まとも
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目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.6

まさかのカーチェイス!

ほとんど網羅されるハードロック、メタルのレジェンド。
この流れで、
ツェッペリン、AC/DCに触れないリスペクト感、納得。

チェロとドラムを合わせるシーンで鳥肌。

拷問マ
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

さがすの主語は?
誰?あなた?
目的語は?

【親切な原田さんに憐れみを】
結論から言うと傑作です。
各シークェンスのシナリオ上(と推察される)でのおもしろい事、各シーン、各カットに埋め込まれた豊富な
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.1

『シャドウ・イン・クラウド』というよりも!
シン・ヒットガール。

とにかくくだらない男達を黙らせる映画!

クロエ・イン・ザ・クラウド、という感じ。

観る側、
と、
魅せる側の、
信頼関係によって
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

5.0

食のトレジャーハンティングですよー、いただきます!
映画のトレジャーハンティングですよー、ごちそうさま!
打ち上げは王将いや居酒屋か。

アイデアの質と量とそれを実現化するキャストとスタッフワークに驚
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

テンポ重視が、
ダイジェスト版っぽくみえるのは、50年以上前からの賛否命題のひとつ。
スコセッシの『グッドフェローズ』が自分の中で評価が低いのはダイジェストみたいだから。
しかし、
世間の評価は高いし
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アジズ・アンサリのナイトクラブのコメディアン(2022年製作の映画)

3.6

映画に音楽にスポーツに、
お笑いに、
政治を持ち込むなというのは、
半分正しくて、
半分間違い。

アストラゼネカ→ジョンソン&ジョンソン→ファイザー。

白人のドレッド。

お笑いに政治は不要、
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

シンプル過ぎる語り口に驚く。
シンプル過ぎて、MX4Dの座席は最後まで動かないんじゃないの?
と、心配になった。
MX4Dで観てるわけでもないのに、、、。

映画が始まってから入ってくるひと、トイレに
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.8

オスカー像を握った瞬間に、
リチャード・ウィリアムスを、
演じるという魔法から解放されたであろうウィル・スミスと、
テニス界のコペルニクス的転回について。



90年代も終盤、
男子テニスのプレイス
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.9

え?
モンスターや熱帯魚、
ロボットやおもちゃとの、
交流、友情、からの、卒業の物語、、、あ、、いつものパターンじゃない。

レッサーパンダで、定番パターンだと予想していた違った。
セーラームーン?
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

3.7

ジャンル欄にスリラーって書いてありますね。「工作 黒金星」が霞んでしまいました。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

交通事故に遭い、
脳にチタンが埋め込まれ、
チタンと脳と外部の金属が、
反応していく、、、。

素晴らしい設定、
ヨダレだらー、
鉄板のおもしろさ、、、
期待値キンキン、、

あら?
なに?

シナリ
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ある用務員(2020年製作の映画)

5.0

1ショット、1ショット、
緻密に計算して撮影されている。

1カット、1カット、
絵でどこまで魅了するか、
セリフでどこまで語るか、
これ以上見せると飽きられる、
これ以上語るとドン引きされる。
細か
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.3

アンドロイドは電気胡蝶の夢を見るか。


ロッシーニの楽曲というよりも、
『時計じかけのオレンジ』という印象が強い楽曲でOP。

この監督のは、
既視感があるようで、
実は微妙に見た事がない世界観を作
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.4


何故、
琴線に触れないシーンと、
触れるシーンが混在してるのか。
惜しい!
を中心に。


ベルファスト15のバディ目線で描いている。
のか、
ベルファスト15のバディを第三者目線で描いている。
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空白(2021年製作の映画)

3.6

性善説、性悪説、
悪人正機説、
そんなものは存在しない。

善80%悪20%の人、
善50悪50の人、
善1悪99の人、
もいる訳がない。

タイミング、場所、
で、
偶然、
加害者、被害者、
当事者
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スーパーミキンコリニスタ(2019年製作の映画)

3.9

ミキンコリニスタはファンタジスタ!

エキストラは音を立ててはいけない?
なーにー!
私はミキンコリニスタ!

控え室はない?
なーにー!
私はミキンコリニスタ!

弁当に差がある?
なーにー!
そん
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.3

巨匠リドリーが、
登場人物の気持ちの微妙な部分を描きながら、
感情のカット割りというストーリーテリングのしかたを選ばないのか選べなくなったのか。
叙事だろうと、
叙情だろうと、
構わずやれていたのに。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

『エール!』のリメイク 、『リトルダンサー』も、もう一度みたくなりました。

聾の親類がいたので、
細かい描写など手間ひまを、
かけているのはよく伝わってきました。
聞こえないという事は、
音を出すと
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

スピルバーグはモノや事の動かし方は上手だが、
繊細な人の気持ちの動きを撮る事に興味はなさそうというのは本作でも変わりはなかった。

という事と、

何故、旧作がセリフで語るべきシーンも唄いまくったのか
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

各国の言葉でホン読み。
手話あり。
最初は棒読み。
(自分自身を出さないで、相手、第三者との関係の中でキャラクターをゼロから形成していくスタンダードなメソッドのひとつ。マイズナー法(同じスタニスラフス
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

いつもの通り、
ピタゴラスイッチのような、
ドミノ倒し(本編中にあった)のような、
おとぎの部屋や、
ハロウィン・タウンのような、
ウェスの左手の法則のような、
数学的定義に落とし込むべく、
公式を反
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ワールドエンド(2019年製作の映画)

3.8

発掘!?かどうかはわかりませんが、良品ですね。

幼年期の終わりの終わり。

劇中のセリフにもありますが、
今までに無い形の戦争。

見たくない幻覚を見せるような、タルコフスキーの成分も入れながら。
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

4.3

オープニングの10分間を見ればおもしろい!ってわかる作品。

シナリオに書かれたセリフ、
芝居やキャラ設定も時間をかけてリハーサルをして作り込まないとこの域には来ない。
ワンカット、ワンカット、
ニヤ
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

世界最強の拳法、
マカロニ拳法。

ノリ、間、セリフ、音楽、
古武術、古美術。

マッチする人はベタ褒めでしょう。

アキ・カウリスマキの『レニングラード・カウボーイズ』を思い出した、、、ララリー、、
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

スパイダーバース(アニメ)のようになるのかな?
と予想していたら、、、。

スケールが大きくなり過ぎても、登場人物の気持ちはキチッと掬っていく。
大エンタメも撮れる、小作で微妙な感情も上手に描くのは『
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.6

dovnezme mitynee
美術、装飾、
プロップの細密なディテールが、重要な作品。
モノがあればいいではなく、
飾り方、置き方、佇まわせ方、
が絶妙!
『ハイ・フィデリティ』が懐かしい。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

厚木先生風に。

人生はゲーム、
人生は送りバント。

野球場という社会。

社会のはしの方。

はしの方にいても、
ひとりひとりが4番バッター、
個人個人が人生のキャプテン。

アルプススタンドが中
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

国民に無関心の政治家と、
(詳細は『バイス』の回をご覧ください。)
政治に低関心の国民が、
地球滅亡の危機でさえ無関心低関心でいられるのは、7日前まで?3?2?・・ヨーロレイホー!

人類を滅亡させる
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.7

あれ、と、あれを入れ替えて、

あそこ、と、あそこの順番を、

組み替えて、

起承転結を調整すれば、
【何故?】を命題に、
スリリングにストーリーを追いかける事ができたかもしれない。

それをしなか
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ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.6

『ラブアクチュアリー』がワースト映画だって!
なかなかの滑り出し。
ナチュラルな芝居、セリフ回し。
ゲイシャ!
キャラオケ!
キウイ!
『ダイハード』はクリスマス映画だよ、、、。
ラブアクチュアリーは
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.7

街のどこかがリアル火事で炎上中、
通報者のデータが視認可能、
通報場所もマッピングされている、
主人公の素性が、少しだけ、
わかりやすく?なっている、

オリジナル作品と少し違う話しの運び方。

観客
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7

ごっつええ感じの、
『オマエが唄うんかい!』的なミュージカルは好み。
その【オマエ】の人数が多ければ多いほど、楽しい。
そんな大人数
『RENT』の中にラーソンもいた風のつくりがいい。

ザ・ウェイバック(2020年製作の映画)

3.7

泣ける!
ありがちなストーリーのようですが、構造が少し違います。

理由は、
ブランドン!
マーカス!
チャブス!
ケニー!
サム!
ボビー!

そして
マイケル、、、123ウイン!

PASSING -白い黒人-(2021年製作の映画)

3.9

帽子を深くかぶって、
周囲を常に気にして、
おどおどしているアイリーン。
カットごとの登場人物の芝居は、目を見張るものがあります。

しかし、繋がったシーン、
シークェンスになると物足りない、、、やり
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